1561th  朝日新聞 | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

日本国憲法は国家の三権を三つの機関に分けています。

立法、行政、司法です。

しかし、情報やプロパガンダが極めて重要な意味を持つ時代となり、巨大なマスコミは第四の権力と言われるようになりました。

やがて、世論をリードするようになり、国民主権の本質である国会議員の選挙に大きな影響を持つに至りました。

特にテレビや新聞はまさに第四の権力と呼ぶに相応しい存在と言われます。

その中でも、クオリティーペーパーと言われる一般紙は三権を実質的に監視する権威として巨大な権力を持つようになったのです。

そのクオリティーペーパーの代表格が朝日新聞です。

常に自分たちは正しいという独善性があり、東大が多いためか官僚組織のような新聞社と言われてきたためか、やらせ問題などの不祥事がありながらも決して謝罪することがなかったあの朝日新聞が初めて謝罪をしました。

それほど、今回の問題は深刻だということが言えますが、ここには当然、相対性が関わってきます。

一時期のように、神様、仏様、正義の味方という存在ではなくなったのです。

理由は簡単です。

情報の提供のありかたが根本的に変ったからです。

テレビが登場した時にも新聞は売れなくなるのではないかという心配がされたようですが、新聞社がテレビ局の大株主となり、巨大マスコミとして、テレビと新聞をきちっと棲み分けしたので、大新聞がその権威を失うことはありませんでした。

ところが、ネットの発達によって、一般紙を読む人が激減しました。

受験の際には、入試問題として出題されるということで天声人語を読まれた方も少なくないと思います。

しかし、時代は変ってしまったのです。

いつも書いているように、戦争は経済に裏づけされた国と国のパワーバランスですが、世間における権威というものは世間とのパワーバランスでなりたっています。

世間がハハーと土下座するような存在であれば、常に独善的でいられますし、何を言われてもどこ吹く風でいられるのです。

ところが、誰も新聞を読まなくなり、広告も大幅なディスカウントをしなけれならないような時代では、世間の批判を無視することなど出来ません。

これ以上、読者が減れば、存在そのものが無くなってしまうからです。

世の中の構図は極めて複雑です。

従って、世の中を自分たちの思う方向へ動かしたい邪霊たちの思惑も大変高度なものとなっているでしょう。

対立関係にある存在のどれかだけに力を貸すということはないでしょう。

状況を見て、あれこれと動きを変えているはずです。

朝日新聞のクオリティーペーパーとしての地位は著しく下がったと思います。

今は、ネットのニコ生動画などが選挙に対して大きな影響を持ち始めていると思います。

邪霊たちも地上の人々を不幸に貶めるゲームが、より複雑になり、より高度なものになっているのでやりがいがあるでしょう。

僕たちは、今、第四の権力の主役が交代する瞬間を見ているのです。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。 


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