1377th  嫉妬 | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

人という霊的生命体が地上に降りる前、人には嫉妬という感情があったのだろうかと考えることがあります。

もちろん、答えはわからないのですが、僕はなかったのではないかと思っています。

霊質界の後に幽質界が出来たようですが、幽質界の霊魂が全く法則の異なる霊質界の個性を持った存在に対して、嫉妬するということは考えられません。

そもそも、自分と彼らは比較する対象にならないからです。

となると、幽質界の同じようなレベルの世界にいる霊魂同士が嫉妬心を持ったかどうかということになるのですが、競争という概念がなかったと思われるのでそのような感情は存在しなかっただろうと思っているのです。

嫉妬とは恐ろしいものです。

憎悪の念で相手の幽体を傷つけると共に、自分自身も破滅に追いやります。

通常の地上での生活においても嫉妬に狂った人間がまともな生活を送れたためしはないのですが、霊的にもかなり危険な状態だと思われます。

どうしてそのような恐ろしい感情が沸いてくるのだろうと思うのですが、地上での競争に慣らされているとどうしても抑えることができないのでしょう。

なぜならば、地上での競争においては敗北を経験したことがない方はまずいらっしゃらないからです。

他と比べ、競争に負けるとそのような感情が沸き起こります。

そして、それはさまざまな場面で顔を現すようになるからです。

嫉妬は抑えることは出来ませんが、その都度、冷静になぜそのような感情が生まれているのか、今自分が人に言ったことは嫉妬から出ているものではないかを常に考えることが出来れば、大きな痛手を負わないで済むと思います。

あるいは、ある程度は調整出来るようになるのではないでしょうか。

霊的な修行でこれが現れると非常に危険です。

ろくなことはありません。

霊的な修行は守護霊や指導霊の指導を受けるにせよ、最終的には自分との戦いなのですから、自分自身に関することには他者は関係がありません。

他者との関係に細心の注意を払わなければならないのは、協力して何かをする時だけです。

嫉妬に振り回されていると全てを間違えてしまうでしょう。

もちろん、邪霊にチャンスを与えることにもなるでしょう。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


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