最近は、憂鬱になる出来事がばかり起きていますが、福島の原発の問題とともに一番心配しているのは、中国の領海侵犯の問題です。
集団的自衛権のことがニュースになっていますが、これだけ中国が好き放題していたら、政府は、国を守る方法を具体的に国民に示さざるを得ないでしょう。
中国としては、自国の利益や内乱のリスクを外に逃がしたいわけですから、日本の政府がどんなに抗議してもやめるわけがありません。
地上の人間同士ですから、それぞれに自己都合があるわけです。
それを良い悪いと言っても現実的な解決にはならないわけですから、戦争の危機が高まるのは嫌だと思っても、日本政府としては国防を考えなければならないわけです。
太平洋戦争の時も、後からドラマや映画で見れば、なんと愚かなことをしたと思うかも知れませんが、その時にはその時の事情があったわけで、理想論であの戦争は避けられたはずだと言ってみてもそれは机上の空論なのです。
歴史を見ても、戦争を避けようとしながら、結局は一発触発の状況になって、何かをきっかけにして戦争は起きています。
お互いやりたくなくても、自己の都合で戦争よりも悪い状況になると考えれば、戦争をするのです。
まして、相手から攻めてこられたら、守るために戦うしかありません。
そのことがよく分かっているので、今の状況が心配なのです。
言うまでも無く、地上の人間のことをよく知っている邪霊たちは手ぐすねを引いて、触発の瞬間を待っているでしょう。
あるいは、よりひどい状況になるように動いているでしょう。
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邪霊でなくても、とにかく戦争というのは未熟な霊魂にとっては、大変なご馳走のようで、地上に不穏な動きがあると彼らは非常に喜ぶようです。
世界の警察の役割をアメリカが放棄しつつある現状に鑑みれば、今後、世界のパワーバランスは大きく崩れ、一度カオス状態になるでしょう。
その中で、政治的にも経済的にも地理的にも日本が戦争に巻き込まれていく可能性は非常に高いと思っています。
先進国間での緊迫した状況が、東西冷戦以降ないためか、多くの方々は鈍感になっているのかも知れませんが、結局、世界平和というのは、パワーバランスの均衡の上でしか成り立たないので、それが崩れたらいつ何が起きるか分からなくなります。
特に、先進国の経済状況がどこも非常に悪いのですから、火種はそこら中に転がっているのです。
とにかく、あらゆることが急速に悪くなっているのが感じられるので、日々どんどん憂鬱になってしまっています。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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