掲示板で時間のことが話題になっています。
時間については地上で基準を作っているにすぎないということを実感しておられる方は少ないのではないかと思います。
時は常に流れているのであって時間に基準も何もないと考えがちですが、時はそうであっても僕たちの生活にとっての時間というものは物質界の法則と地上の人間の知恵によって作られたものであって、普遍の原理でもなんでもないということを申し上げたいのです。
地球は自転しながら太陽の周りを公転しているわけですが、一回の自転を一日、一回の公転を一年と地上の人間が決めたわけです。
時は不変に流れ続けるのでしょうが、人間がそれに何らかの基準によって区切りをつけて、時間として利用しているわけです。
ただ、一日のうちに睡眠と起きている時間のリズムがあることを考えると人の肉体は、一回の自転によって一つの生活のリズムが作られていることを考えると、神霊によって作られた地上における人間の生活のリズムに地上の人間が気がついて、それに理論として完成させたと申し上げた方が正確かも知れません。
いずれにしても、地上の時は不変ですが、それが普遍的なもので、幽質界や霊質界にもあてはまるとは考えられません。
まして、有限ではない霊的な世界に時間という物質的な概念があるかは疑問です。
個人的にはないと思っていますし、万が一あったとしても、地上の概念では表現できないものだと思います。
さて、このブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング
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霊的な世界のことを語る時に幽体がどうした、念がどうしたということを語らなければならないのですが、最も知ってもらいたいことは地上における時間という概念がそこにはないということです。
人は一生を生から死という期間に限定して考えます。
物質界にいるのですから当然ですが、その発想が地上の人間を物質的に生きさせるわけです。
生まれた時から一日のリズムがあり、何歳で小学校に入り、何歳で社会人になりと、時の普遍とは関係ない時間という概念によって、人として生きていく道をある程度限定されてしまいます。
その中で、異常な生存競争を小さい頃からさせられて、大人になったら更に過酷な競争をさせられます。
有限な世界においては、必ず競争が生じますからそれは致し方ないことなのですが、どんどん異常さが増しているのは、時間という基準があるからです。
平均で20歳から65歳まで働くとして、45年という極めて短い期間で人は競争して、何かを成し遂げようとします。
何を成し遂げようとしているかというと結局は己や家族の肉の維持なのですが、人は必ず自分と他者を比べますから、より他者よりも裕福かどうかを決めているに過ぎないのです。
地上での生活においてはお金は不可欠ですし、多く持っていれば解決出来ることも増えるので、それはそれで悪いことではないのですが、過酷な生存競争と引き換えの肉体や精神へのリスク、とりわけ霊的なリスクを考えると割に合うものではないということを是非知って頂きたいのです。
肉を着ている限り時間と付き合わなければなりませんが、地上の人間が時間に縛られている限り、救われることはないでしょう。
地上の時間という価値観には、霊的生命体としての幸せという要素がないからです。
有限だからこそ貴重な時間を大切にして、霊的に生きるんだと言う話にはならないからです。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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