ブログを始めた頃書きましたが、僕はとても宗教が嫌いでした。
しかし、世界中に宗教があるという事実を考えた時、人々が神と呼んでいる何らかの存在は実在するだろうとも思っていました。
自然崇拝から神の存在を人間が勝手に想像したという話もありますが、僕は物質的ではない存在を本当に感じる人がいらっしゃるのだろうとは考えていたのです。
そのために、そのような存在に対する畏敬の念が生まれ、古代の宗教的な行事には確かに何か意味があるのだとも思っていました。
ただ、宗教によって人を殺したり戦争をしたりするので、既存の宗教に対しては嫌悪感があったのです。
今の伊勢神宮の霊的実態はともかくとして、やはり物心つくころから、伊勢神宮と言う存在が非常に身近にあったということが強く影響していることは否めません。
常に神様と言う言葉を聞いて育ったのですから当然でしょう。
霊魂学に出会う前から、自分が住んでいる世界だけが全てだと考えるには腑に落ちないことが多すぎると思っていました。
また、科学的に考えるのであれば、無から有が生じるはずがないので、証明できない以上、存在しているか存在していないか分からないというのが、論理的な帰結だとも考えていました。
霊魂の存在を知らなくても、神やら幽霊やらと世間で言われているものが絶対に存在しないと言い切れる根拠が僕には全く理解出来なかったのです。
科学や唯物論を強く主張される方々の非常に非論理的思考が自己矛盾を起こしていることになぜ気がつかないのか今もよく分かりません。
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見ることも聞くことも出来ない存在や死後の世界を頭から否定する方でなければ、今この瞬間にも霊的に目覚めて頂けるチャンスがあるのではないかと僕はいつも考えています。
肉親の死や天災による被災は非常に辛く悲しいことですが、そこに大きなチャンスが生まれていることもあるのです。
だからと言って大切な方との別れの悲しみが癒えることはないでしょうが、霊的修行者の立場からするとだからこそその悲しみを何とかご自身の自由意思で一番大切なことにつなげて欲しいと思います。
今この瞬間にも何が起き、どんな事件に巻き込まれるか分からない世の中になっていますが、だからこそピンチをチャンスに変えて頂きたいと強く思うのです。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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