例によって録っておいたカラマーゾフの兄弟を見ていると主人公が世の中の強者と弱者について語っていました。
強者は弱者を徹底的に支配し思い通りにする。
弱者はそんな強者に嫌悪感を抱きながらも強者に媚びて生きる術を探る。
大昔であれば、武力が強い者が強者であり、それぞれの地域の長が他の地域と争い、どんどん巨大な強者が出来て、いつか王を名乗っていたのでしょう。
今も国単位では武力の均衡が問題となりますが、先進国の国内においては経済の力が強者と弱者を作っています。
小学校から死ぬほど勉強して、トップクラスの大学を卒業して、世界的な大企業に就職したとしても、実は巨大な企業という強者になびいて良い待遇を受けている弱者に過ぎません。
その弱者も下請け企業や中小企業の取引先に対しては、強者となって自社の都合を押し付けます。
世の中は強者と弱者が入り乱れ、時には強者になり、弱者となって、どんどん時代は動いていきます。
強者は、弱者からの批判を負け犬の遠吠えと言い、弱者は強者にこびながらも強者の悪口を言います。
世間では弱者の方が圧倒的多数ですから、弱者の言い分が正しいように聞こえますが、強者としては、そんなことを言っているからいつまでも弱者なんだと考えます。
生存競争に正しいも間違いもありません。
地上ではいろいろな理屈をつけますが、物質界にいる以上、動物なのですから、それは一つの現象に過ぎません。
そもそも良い悪いなどないのです。
人徳があると言われようと言われまいと、尊敬されようが軽蔑されようが、法律やルールを守って生きている以上、他者にどうこう言われる所以はありませんし、強者だろうが弱者だろうが、それらのことと霊的生命体としてのレベルは一致しません。
ましてや幽体の状態など、それらとは一切関係がありません。
肉体が極めて健康な凶悪犯と誰からも尊敬される病弱な人徳者がいるということと同じようなことなのです。
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もちろん、世間の評価はともかくとして人としてどうなのかという問題はあるでしょう。
更に言えば、その生き様を高級霊魂がどう評価されるかということもあるでしょう。
しかし、肉を持った動物の人間には、何が霊的に正しいかは分かりません。
だからこそ、神伝の法を実践する必要があるのです。
修行の段階が進んでいけば、何となく霊的により正しいのはどちらの道かということが少しずつ分かってくるようです。
個人差があるでしょうし、紆余曲折もあるでしょうが、全く神伝の法をやっていないのと何年何十年と修行を積み重ねたのでは、考え方や行動が変ってくるようです。
肉の脳が決めることですから、完全ということはあり得ませんが、その時の状況に応じて最善を尽くすことによって、見えてくるものもあるのでしょう。
我も人彼も人。
人は必ずミスを犯します。
それを前提として、お互いに補いながら、協力しながら、フォローしながら、最善を尽くすことが出来たらなといつも思っています。
どんな方であっても一人では一番大切な仕事を成し遂げることは出来ないでしょう。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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