人という霊的生命体は、動物ではないのに地上に生まれると動物として生きなければならなくなります。
いつも書いていることですが、これは多くの方々が想像しているよりもはるかに凄まじい話なのです。
とにかく、物質界に入るのですから、地上のみが自分が生きる世界だと思い込んで、肉の維持のためにありとあらゆることを優先し、日々、苦しみと悲しみに明け暮れるのです。
子供が出来れば、肉の動物としての愛情からいろいろなことが起きますし、そのために喜びもありますが、悲しみや苦しみの要素を増やしてしまうということにもなります。
そして、最も悲劇的なのが、本来地上に生まれる霊的カルマがないにも関わらず、神霊やキリストのためにどうしても地上でしか出来ない仕事を成し遂げたいとか地上に降りられたキリストのお役に立ちたいと、無理やり地上に生まれた霊魂の方々が肉の罠に落ちてしまうことです。
それらの方々の中には守護霊や指導霊をやられていた方もおられるでしょうし、霊魂小説を拝読するとどうやら霊質界におられたキリストの直属の部下の方もいらっしゃるようです。
このような高貴な方々であっても、貧乏や仕事や結婚や家庭に翻弄されて、霊的目覚めることすらなく、あるいは霊的に目覚めても本来自分自身で熱望していた仕事を果たすことなく、あの世に戻り、最悪の場合は、行くはずもない下の世界に入ってしまっているようなのです。
それほど肉の脳というのは、霊的なことに向いていませんので、霊的に進歩向上しようとしたら、必ず訓練を繰り返さなければならないのだと思います。
霊的トレーニングもトオゥ・ライ・シェイも極めて重要ですが、アンバランスに幽体や霊体だけが成長して、肉の脳を訓練していないととんでもないことになります。
一番危険なのは、いつも書いていますが、高慢になり、不遜になり、そのうち独自の修行や霊的儀式をやり始め、自称神の邪霊の声が聞こえ始めといういつものパターンにはまることです。
そして、いつしか神霊やキリストを裏切り、それこそもうどうにも取り返しかがつかないことをやってしまうのです。
さて、このブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング
を実践して頂き、水波霊魂学 早わかり
、わかりやすい霊魂学
、霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」)
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、体験ー死後の世界
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などをご覧になって頂ければと存じます。
肉の脳の訓練は、結局のところ、自分で考え、自分で判断し、自分で行動し、いくつかの失敗をしなければ出来ません。
行動しなければ失敗はありませんし、失敗をきちんと把握して、反省し、少しずつでも改善していかなければ、訓練されないのです。
霊的な指導者として、新しく霊的修行者になる方を導いたり、次の世代へ神伝の法をバトンタッチするにしても、具体的には人と人との直接のやり取りになるのですから、その訓練をしておかなければ上手く出来るはずがありません。
自分自身のことは、比較的いつでも訓練出来ますが、他者が絡みだすと、最初はほとんどのことが上手くいきません。
常に意識して訓練を積み重ねないとまともにやることなど出来ないのです。
そして、そのような機会というのはそう頻繫にあるわけではないので、そのような機会を自分から積極的に増やしていかなければ、訓練そのもののチャンスがないでしょう。
神伝の法を伝えると言うことは、霊的なレベルや霊的な作法がそこまで至っていなければ出来ませんが、ただその部分だけが合格点になれば可能になるものではないでしょう。
具体的にどのように、地上で肉の脳を使う方々に伝えて、更にその次の世代へと引き継いでもらうかは、そのようなこと常に訓練していなければ出来ないことです。
それを考えれば、自分自身のことについて、毎日訓練を重ねることは非常に簡単です。
真剣にそれをやるかやらないかということだと思います。
もちろん、日常生活には常に邪魔をされますし、肉親との別れなど衝撃的なことがあれば、もう何も考えられない、何も出来ない、霊的トレーニングをやることなど到底出来ないという状態になるのは普通です。
それが、肉の特性なので、それ自体はしょうがないのですが、いつかは自分自身で立ち直らなければならないでしょう。
自分を救うのは自分自身しかいませんので、霊的な進歩向上のためにその苦しみや悲しみを糧にして成長するしかないのです。
自分が高慢だとか不遜だとか思っている人は、まだ改めるチャンスがありますが、それを思わなくなって、あいつは間違ってる、俺は正しい、あの人よりも自分がおかしいことなどあり得ないなどと思い始めたらもう駄目でしょう。
ましてや、自分がおかしくなっているとか、明らかに霊的にマイナスのことばかりをやり始めたと思っている人はおられないでしょう。
おかしくなったことが分からないからこそ、本来心から神を信じていながら、神霊やキリストを裏切ることが出来るのです。
しかも、邪霊は常に狡猾ですから、後ろで糸を引いていて、直接支配している人間が自らのの手を汚すようなことはさせないのかも知れません。
その人間が手を汚してしまえば、次の行動が出来なくなるからです。
常に更に操り人形に出来る存在を探し、今この瞬間にもいろいろな人間を物色させているのかも知れません。
肉の脳を訓練していないとやられます。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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