887th  地面が近くに見える | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

尼崎の事件に関して、心理学者の先生がテレビ番組で話していたのですが、火事の際に高いところから飛び降りる方というのは、目先に死の危険が迫るとどんなに高いところからであっても、飛び降りたら助かるのではないかと考えるそうです。

通常は助かるはずのない高さであっても、目先の危険から逃れたいと思うと地面がとても近くに見えるそうです。

なるほどと納得しました。

人間の脳というのは非常に精密に出来ているようで、霊的生命体としての人が使うものとしては、実は非常に性能が悪いので、正常に働かなくなることが少なくないようです。

日々の生活での苦しみが強ければ強いほど、先のことが考えられなくなるというのは当然のことなのです。

しかし、霊魂を信じようが信じまいが、それは何らかの形で解決しなければならないものです。

洗脳されて何もかも言われるまま、与えられまま、自分では何も考えないという状況になれば楽です。

或いは、自暴自棄になってしまえば、その瞬間だけはそうなっている自分に酔うことによって苦しさを忘れられます。

決して少なくない方々がそのような道を選んでしまうのは致し方ないことでしょう。

他者から見れば、いかようにも言えるのです。

それでも最後の最後には自分で判断して、解決への道を探らなければならないところが人生の辛いところです。


さて、今日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、水波霊魂学 早わかり わかりやすい霊魂学 霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」) 霊をさぐる 弁慶と弟子 体験ー死後の世界 などをご覧になって頂ければと存じます。


言葉で言うほど簡単なことではありませんが、地上での生活が全てであれば、他者から逃避と言われようが、ご当人はそれはそれで後悔のない選択となるのかも知れません。

しかし、霊的修行者の立場から申し上げると、残念なことにこちらの地上の生活の方がいわば仮想現実のようなものなのです。

正に仮初めの世界です。

この地上という仮初めの世界の一番やっかいなことは、こちらでの判断や選択があの世での暮らしを決定づけてしまうことです。

全く信じないという方には申し上げることは何もありません。

もし、少しでもあちらの世界があることを信じておられるのであれば、この世での準備が全てを決めると言っても過言ではないことだけは覚えておいて頂きたいのです。

一つだけ確実に分かっていることは、人は必ず死ぬということです。

しかも、どんなに健康で若くても、明日生きているという保証はどこにもありません。

人生は突然終わることもあります。

やるべきことを一日延ばせば、それだけリスクは増します。

そして、死の瞬間が突然訪れる場合は、リスクは増すのではなく、現実的な結果として現れてしまうのです。


高層ビルでの火事では地面が近く見えるでしょう。

しかし、それほどまでに切迫していても一度冷静になることが必要です。

苦しみの中で、なぜ自分は地上に生まれたのかを静かに考えてみて下さい。

運が良ければ、守護霊や指導霊の言葉を補助霊の方が伝えて下さるかも知れません。

彼らにそのチャンスを与えることもあなた自身の自由意思で決められることが出来るのです。

人生は自分の思い通りにはなりませんが、守護霊や指導霊とつながることは、あなた自身の決定で実現することが出来るのです。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。

霊魂学をより多くの方々に知って頂くために、是非一日一回のクリックでのご協力をお願い致します。

  

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 悩み・苦しみ・迷いへ
にほんブログ村


yahoo

google