ルパン三世という漫画は非常に不幸な作品だと思っています。
テレビシリーズの今風で言えばシーズン1と劇場用映画の第一作、第二作までの熱烈なファンとしては、長年の深い深い悲しみがありました。
ルパン三世という漫画はモンキー・パンチ氏の作品で、元々は大人向けのエッチ系雑誌の大ヒット作品でした。
その設定とプロットが素晴らしかったために、テレビで放映出来る作品として仕上げられたのがシーズン1です。
僕は初回版を見たかどうか覚えていませんでしたが、小学校の高学年の頃には大変なファンになっていました。
まあ、小学校5年生の時から、推理小説にのめり込んでいて、中学3年生までに600冊以上を読んだ位ですから、気の利いたトリックやかっこいいルパン三世や次元や五右衛門に憧れたのでしょう。
シーズン1は大人も楽しめる内容だったのですが、その後は完全に子供向けの内容が薄いものになっていって、27年前の連続テレビアニメは見るに耐えないものでした。
単発で日本テレビがいくつもの作品を作っていますが、一時期は次元と五右衛門が意味のない場面で相撲を取り始めるなど、シーズン1のファンとしては、放送自体を止めて欲しいと切に願うような内容になっていました。
シーズン1や映画の「ルパンVS複製人間」や最高傑作と言われている「カリオストロの城」までは、原作に対するリスペクトが感じられましたが、それ以外の作品は酷いものでした(最近の作品はプロットは平凡でしたが、意味のないおちゃらけやつまらないギャグはなくなっています。)。
そんな状況の中で、原作をリスペクトする本来のルパン三世の世界を描いた作品が登場しました。
原作では、性描写も頻繫に出てきますので、深夜枠で作られています。
東京ローカルでやったために、関西では見れませんでしたが、最近になって、読売テレビの変なアニメまとめ枠でやり始めたのを知って、何とか第二話から見られるようになりました。
ところで、僕はいつもこのルパン三世とキリスト教を重ねて見てしまいます。
本来の趣旨やコンセプトから全く逆の方向に変貌を遂げてしまったという共通点があるからです。
キリスト教はイエス師が説かれたものですが、その後は大衆に浸透させるために地上の価値観に合うようにどんどん勝手な解釈がされ、権力を握ると権力闘争から宗派が分かれ、今やイエス師から最も遠い宗教になってしまっています。
ルパン三世とキリスト教は、大衆迎合のために、真逆のものになってしまったのです。
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霊的な事実は、地上の価値観とはかけ離れています。
幽質界も霊質界も物質界ではないからです。
しかし、霊的な事実を地上に伝えようとしても地上の人々から完全に拒否されてしまっては、広まることはありません。
霊魂学は霊的な事実を真実を伝えるためのものですから、地上の価値観に迎合することは絶対にあり得ませんが、地上の人々から完全に拒否されてしまっても、その存在意義が失われてしまいます。
霊的トレーニングやトオゥ・ライ・シェイの参加だけに留まらず、更に霊的な活動をしようとされる方々は少なくありませんが、一見矛盾しているこの状況に戸惑いを覚えて挫折してしまった方も少なくないようです。
霊魂学を伝えることはその意味で非常に難しいです。
更に自由意思の尊重があるのですから、霊的な活動に対しては絶望的な気持ちになるのが普通だと思います。
しかし、高級霊魂の方々のお言葉は常に「最善を尽くせ」です。
僕は、そのお言葉は「調整」であると咀嚼しています。
霊的な活動に最も必要なことは、「調整」だと僕は考えています。
自分の都合を押し付けるだけの行為は他者を対象とした「活動」とは呼べないでしょう。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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