641th  地上での差 | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

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長引く不景気のために、年収200万、300万円で暮らすことが当たり前になりました。

特に東京の都心部で暮らすとなると家賃が高いので、実質的に使えるお金となると生活保護を受けるよりも低いという場合が珍しくなくなっているようです。

しかし、これほど不景気でも、月収が200万、300万円という方もいらっしゃいますし、年収が億単位の方も当然いらっしゃいます。

「同じ人間として生まれてきて、なぜこれほどまでに違う生活をしなければならないのか。同じ人間とは思えない。」と仰る方もいらっしゃいます。

これが、地球規模となると、アフリカでは何十万、何百万単位で人が餓死し、先進国では餓死者1万人分の食料を提供できるほどの収入を得ている方もおられます。

「なぜ、人間はこれほどまでに不平等なんだ。」と嘆く方が少なくありません。

ところが、地上の人たちは物質的な価値観でしか判断しておられないために、そのような貧富の格差を不条理だと仰いますが、地上においても霊的な価値観で判断すれば、そのような格差など無いにも等しいということになります。

例えば、キリストに準ずるような大変高貴な方が人類救済のために、あえて地上に誕生したとしても、霊的目覚めず、或いは霊的に目覚めてもその後、仕事や家庭の都合で霊的修行者であることを止めれば、今の地上の霊的状況にふさわしい幽体になってしまうでしょう。

そうなれば、例えどんなに高貴な方であっても、あの世では下の世界に入ってしまうことになります。

肉を着て、その肉に幽体をだぶらせて物質界で生活した以上、法則通りになることは避けられないのです。

逆に、それまで多くの霊的カルマを作り、何百年も何千年も再生を繰り返し続けて、今再び地上に誕生した魂であっても、神伝の法を実践し、日々霊的に進歩向上できるよう努力すれば、地上での生活がどんな貧しいもので惨めなものであろうとも、数十年もしてあの世に帰れば、あっというまに自身の守護霊や指導霊が数百年、数千年かかって到達したレベルまでいって、場合によっては、一瞬にして霊質界にまで入って、「神様、仏様、○○様」と言われるような存在になってしまうということがあるのです。


さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、水波霊魂学 早わかり わかりやすい霊魂学 霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」) 霊を知るために 弁慶と弟子体験ー死後の世界 などをご覧になって頂ければと存じます。

肉を着て物質界で生きる以上、目先の生活における貧富の差やその他多くの格差に対しては、妬みや憎しみの感情を持つのは当たり前と言えるでしょう。

家賃が払えず一家で明日から路頭に迷うしかないという方がおられるすぐそばをベンツに乗って、成城の豪邸に住み、お金の苦労など一度もしたことがないという方が歩いているということが普通にありうるのが地上なのですから、やるせない気持ちを持たない方が不思議なのでしょう。

そして、その苦しみの感情はまたこの地上において新しい霊的カルマを生むことになるかも知れません。

残念ながら、地上で生きる以上、それは避けられないことであり、霊的状態が悪いために幽体がぼろぼろになったり、低い幽気がそこら中に付いてしまうことも避けることは出来ません。

だからこそ、どうしてもこの事実を多くの方に知って頂きたいのです。

そして、その事実と正面から向き合って、だからどうするべきかを真剣に考えて頂きたいのです。

日々の生活は苦しいです。

その苦しみは人によってさまざまですから、大金持ちの方が何の苦しみもなく生きているわけではありません。

そして、幽体がボロボロになることは巨万の富を持っていても防ぐことは出来ないのです。

むしろ、妬みや羨みの対象になっていることが普通でしょうから、幽体が損傷するリスクは普通の方よりもはるかに大きいかも知れません。


幽体などの霊的な状態を健全化して、霊的な進歩向上を目指し、神伝の法を実践しながら、日々の生活においても努力し続ける、これしか人が救われる方法はありませんし、それをやり続ければ、幽質界に住んでいる時には絶対にあり得ない進歩向上、場合によっては進化を遂げることが出来るのです。

だからこそ、僕は地上には霊的な秘密があると思っています。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。