543th  平清盛 | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

今年の大河ドラマも終わり、世の中は年末モードに入ったようです。

我が家でも、日曜日に大掃除の第一弾が終わり、少しだけ清々しい気持になっています。

ところで、大河ドラマと言えば戦争がつきものです。

人は動物の体に入ったために、常に殺し合いをしてきました。

人類の歴史は戦争の歴史であり、今もこの瞬間に地球のどこかで局地的な戦争は行われています。

現在もずっと殺し合いは続いているのです。

時には、殺し合いは仕事となるのです。

かの昔、皇族が日本を治めていた時代に、権力争いの道具として雇われていた兵士が、いつしか武士という存在になり、日本の政治をも動かすようになりました。

当然と言えば当然のことで、殺し合いの歴史の中では、武装集団が最終的には最も力を持つのです。

経済大国となった中国で他の先進国が経験したような民主化運動がもう一つ大きくならないのは、中国の軍隊が国家に所属しているのではなく、共産党という国家機関ではない組織に所属しているからです。

ある意味彼らは私兵なのです。

だから、国家の統治機構を根本的に変えようとしても、私的な軍隊が弾圧するためにそれが出来ないのです。


また、話がそれましたが、とにかく、武士が台頭してから、源氏と平氏は、血で血を洗うが如くの怨念戦争を始めるのです。

その過程で、事実上最初に天下を取ったのが平清盛です。

日本人は判官びいきで、源義経が大好きですから、平家は悪者扱いされることが多いですが、戦争に悪者も良者もないでしょう。

確かに、源義経は霊的な達人である弁慶の一番弟子だったようですが、だから、源氏そのものが素晴らしいというわけではなく、霊魂学の学徒が知る源頼朝は、霊的に見ると妖怪のような存在です。

それが理由かは分かりませんが、実質上源氏の天下は源頼朝一代で終わり、後を継いだ将軍たちは暗殺されたりしながら、いつのまにか傀儡とされてしまうのです。

変わって事実上の天下を取ったのが平家である北条氏であることは広く知られていることです。

そこには、霊的な何があったのか分かりませんが、弁慶と弟子を読んで頂ければ、ある程度推測が出来ると思います。


さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」)霊を知るために 弁慶と弟子 などをご覧になって頂ければと存じます。


平清盛という武将の霊的な状態は知りませんが、地上の価値観においては、抜群のリーダーシップがあり、天下を統治する器量と能力があったのでしょう。だから、彼が亡くなった途端に平家は一気に没落していきます。

まさに坂を転がり落ちるようにです。

地上においては、傑出した個人の力で何かがなされていると、それが無くなった時に、驚くほどの影響が出て、一瞬で全てが無くなることが少なくありません。

ところで、霊的活動をする場合も、あくまで地上での活動なのですから、物質界の法則に縛られますし、地上の価値観で生きている方々を対象とすることになります。従って、奇跡など起きませんし、キリストは今それを必要としておられないと感じています。

霊的修行者は、普段の生活はともかくとして、霊的なことになると「地上でのごく当たり前の常識を忘れてしまう」という落とし穴に落ちてしまうことがあるようです。

落とし穴を上手く見極めながら、少しでも山を登るためには、本物の霊的感性を磨く以外に方法はないのでしょう。

どうすれば最善を尽くせるのかを自分で考え、自分で行動することによって。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


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