カダフィ大佐が死亡したことで、リビアは祝賀ムード一色になっているようです。
何十年もの圧制からの開放感で満ち溢れているのでしょう。
最後には外国人の傭兵に自国民を殺させたことには、世界中が驚きました。
独裁政権の終結はそれで良いのですが、リビアは非常に危険な状態にあります。
反カダフィ派の内部対立は深刻で、莫大な大佐の資産の分配や石油産出国であるが故の莫大な利権をどうするのかで、収拾がつかなくなる可能性が高いからです。
特に、武装した兵士はいくつもの組織に分かれているために、その軍事力を誰がどのように統制していくかが一番重要だと思います。
強力なリーダーシップが要請されますが、それはまた新しい独裁者を生む可能性を秘めています。
民主主義国家というものを経験したことのない国民が、富や利権をめぐってどのような方向に進んでいくのかとても心配されます。
恐怖政治を肯定する人はいないでしょうが、リビアは石油の富によって、医療や教育は無料だったようですし、社会保障もそれなりに充実していたようです。
要するにアメとムチを上手く使い分けたからこそ、長期間独裁国家が成り立ったという部分もあるため、この混乱によって、国民生活が実は悪化するという可能性があるのです。
さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング
を実践して頂き、わかりやすい霊魂学
、霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」)
、霊を知るために
、弁慶と弟子
などをご覧になって頂ければと存じます。
歴史の1ページが新たなに加わるのを見ることが多い年ですが、一見良いと思われることの中には本質的な問題が隠れていることが少なくないと思っています。
このように歴史が動くと、いつも書いていますが当然、あちらの世界の霊魂たちも活発に活動をするでしょう。
特に、富や利権が絡んで人々が争うようなことになると、未熟な霊魂や邪霊にとっては大チャンスとなります。
しかも、武装した兵士をコントロールする体制が整っていないとなると、どうも国内の混乱が隣国やヨーロッパあたりに大きな影響を与えそうな気がしてなりません。
先日デモが暴徒化したイタリアや財政危機で極めて不安定な状態のギリシアやスペインで大きな事件が起きなければ良いのにと思っています。
今は、10年かかることが1週間で起きてしまう時代です。
年末までに世界の歴史が更に大きく動くかも知れません。
そして、タイの洪水の例でも分かるように、他の国での出来事は日本にも大きな影響を与えます。
グローバル化というのは、水上の船を鎖で繋いでいるようなもので、一艘の船の火事が全ての船を燃やし尽くしてしまうこともあるのです。
まるで赤壁の戦いのように。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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