503th  個性 | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

ウィキペディアによると、個性とは、個人を個人たらしめる特徴であると定義されています。

日本では往々にして肯定的な意味で用いられるが、本来は存在する上での差異を指しているだけで、必ずしも有益であったりするものばかりではないとも書かれています。

霊魂学的にこの個性というものを考えると非常に難しいはなしになってしまいます。

たまに、個性とはどのようなものかを考えてみるのですが、未熟な僕には全く分かりません。

人という霊的生命体に個性がなければ、憎しみ合うことも無く、争うことも無く、念で他者の幽体を傷つけたり、念を飛ばすことによって邪霊につけ込まれたりすることがないのになあと思いますが、残念ながら人には個性があります。


霊魂の根本的な問題として、霊的に進歩向上し、更に進化しなければならないということがあります。

霊的な退化は、霊魂としての本質に反するのです。

ところで、この霊的な進歩向上というのは、至上の神に近づくということを意味します。

もちろん、努力もせずに、しかも短期間で至上の神のすぐそばまで行けるはずはないのですが、ほんの少しずつでも日々近づいていることが必要なようです。

このことは、実は、どんどん霊的に進歩向上すれば、個性が失われていくということを意味します。

個性とは存在する上での差異なわけですから、至上の神に近づけば近づくほど、霊魂は共通する部分が増え、同一性を帯びてくるのです。

逆に考えれば、個々の個性が色濃く出ているうちは、霊的なレベルは高くはなく、対立や争いを防ぐことは出来ないということになるのです。


さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」)霊を知るために 弁慶と弟子 などをご覧になって頂ければと存じます。


特別な使命のために無理やり地上に誕生したという方は別として、人という霊的生命体が地上に再生されるのは、霊的カルマによって、ある地点から霊的に成長することが出来なくなったからです。

成長を阻害している霊的カルマを解消する方法が地上で再び生活する他にないからです。

地上の人間は、そんな存在なのですから、当然の如く対立は日常茶飯事です。

だからこそ、その部分を根っこから改善して、乗り越え成長していくことに修行としての大きな意味があるのでしょう。

もちろん、地上で生きていて個性がなくなるということはありませんし、自分以外の人が存在しているのですから、それは論理的に矛盾する話です。

しかし、やはり乗り越えるべきテーマというものはあるような気がします。

何度も書いていますが、霊的トレーニングはまさに神伝の法ですが、それを行うのは単なる地上の人間であって、日々の生活における修行との両輪で常に努力していないと、大きな落とし穴にはまってしまうのでしょう。

個性について考えるといつも最後にはこのことを強く感じます。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。

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