「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」
小説家林芙美子が、好んで色紙に書いた短詩として有名です。
一般的には、女性を花にたとえ、楽しい若い時代は短く、苦しいときが多かったみずからの半生を歌ったものと言われています。
恋多き女性として有名な彼女ですが、その真意について語った資料は残されておらず、ご本人の意図は実は不明です。
花と聞くと、僕の場合、花の霊的な意味について考えてしまいますが、あまりにも難しい内容ですし、ブログで書くのにふさわしくありませんので、ここでは触れないことにしておきます。
ところで、一般的には、戦前の女性は若い時のほんのわずかな期間だけが楽しくて、人生のほとんどは苦難ばかりというように捉えられているようですが、本当にそうだったのかなと僕は疑問に思っています。
今ほど自由ではなく、選挙権ですら女性は制限を受けていたのですから、男女平等ではなかったのですが、男性は男性の苦労があり、また女性であっても女性としての喜びは年齢に関係なくあったように思います。
僕の強い嫁を知っておられる方はお分かりかと思いますが、僕は男尊女卑ではありません。
しかし、霊的な視点で考えれば、男性と女性では役割が異なっていると思っています。
これも難しい話なので掘り下げて書くことは出来ませんが、地上においては、男女の役割分担だけでなく、動物も植物もそれぞれ役割があって、目的があって存在しているようです。
さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学 、霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」) 、霊を知るために 、弁慶と弟子 などをご覧になって頂ければと存じます。
人類の地上に降りてからの行動は、霊的カルマを蓄積させると共に多くのことについてバランスを崩してきたと思っています。
地上の人と動物とのあり方や植物とのあり方もバランスを失っているようです。
それは、男女のバランスにも及び、家族のあり方や社会のあり方においても、同様のことが言えるでしょう。
それは、地上の道徳やら倫理やらという視点で考えるものではなく、更に地上に降りたこと自体が間違いだということだけでなく、そのタイミングやその後の歪んだ状況をも含めて深く考えるべきものだと思っています。
何やら抽象的で歯切れの悪い話になってしまいましたが、時代によって、それ相応の苦悩というものは必ずあったはずで、どの時代が良かったとか、今が良いとかそういうことではないのです。
そして、霊的に言えば、この日本は、明治維新によってかなり悪くなり、敗戦後は決定的に悪くなってしまって、今を迎えています。
唯物論と都合の良い時だけのご利益主義の神頼みだけが蔓延しているこの世の中に多くの方々の都合に合致した救世主など現れないでしょう。
現れるのはそれを実現すると言い切る扇動家だけです。
しかし、天災、人災が重なれば、多くの人たちはその言葉にすがっていくのでしょう。
人は依存心の塊だからです。
そして、依存を否定する僕の言葉は、空しく宙を舞い、地上の誰にも届くことなくいつか消えていくのです。
地上の人間である以上、僕もそう遠くない未来に死を迎えるのですから。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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