373th  幽体の個我を教育せよ | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

人は数多くの過去世からさまざまな霊的カルマを背負って生まれてきています。

霊的進歩向上の足かせとなる霊的カルマがあるからこそ再生されたのであり、その解消が再生された目的だからです。

表面意識は過去世の霊的カルマとは無関係ですが、幽体の個我は霊的カルマをひきずっていますから、それが何かの拍子で衝動として表面意識に浮き上がるのです。

そして、今回の人生でこの幽体の個我が修正され、教育されて、多くの過去世とは違った判断が出来た場合、その霊的カルマはかなり解消されたと言えるようです。

逆に幽体の個我を甘やかしてしまったら、新しい霊的カルマを作ることになるでしょう。


霊的カルマの表れ方というのは極めて複雑で、他人の霊的カルマの影響も受けるため明確にこれがこうとは言えない部分が多いようです。

例えば、幽体の個我が多くの方が亡くなるような大事故を察知したとします。

ある人の幽体の個我は、過去での自分の罪を悔いて、わざとその事故で死のうとすることがあります。

また、ある人の幽体の個我は、死ぬのが嫌でそれを避ける場合があります。

人それぞれ霊的カルマが異なるので、霊的カルマによって何が起きるかなど千差万別なのです。

それほど、自分自身と他人は全くと言って良いほど異なる人生を歩んでいるのです。

表面上似ていたとしても、霊的な事実は全然違うということが普通なのです。

だから、人は他人のことなど全く分かりませんし、他人は自分のことなど全く分かりません。

それが、肉親であっても、配偶者であっても、親友であっても同じです。

だから、人は他人のことを何も知りもしないのにあーだこーだと言ってはいけないのです。

それは自由意思の問題だけではなく、間違った指摘をして他人の人生を狂わすことにもつながるからです。

そして、頼まれもしないのにそのようなことをする人間は必ず道を誤ります。

自分のことさえ分からない人間が、他人に必要以上に干渉しようとする心には自分の指摘は必ず正しいのだという驕りが隠れているからです。


人は霊体の個我や守護霊・指導霊と協力しながら、まずは自分自身の幽体の個我を教育して、霊的カルマを解消しなければならないのです。


さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」)霊を知るために 弁慶と弟子 などをご覧になって頂ければと存じます。


人は今一番影響を与えている過去世を知る必要があります。

そこには、幽体の個我の本質があるからです。

知った上で、やはり自分自身で努力しなければなりません。

霊的カルマの解消はいわば自分自身との闘いだと言えるからです。


霊的な事実を知り、それを前提にしながら、そこから決して逃げることなくそれと向き合って、自分自身の努力でそれを乗り越えて行くという方法しか、霊的カルマを解消する手段はないようです。

だから、依存しては駄目なのです。

自惚れることなく、自立していかなければ、霊的な進歩向上はないようです。

自分自身がリスクをとらずにリターンが得られるはずがありません。

自分で考え、失敗を繰り返すことによって、初めて成功があるのです。

ご利益主義が何も生まない理由は、その依存体質にあります。

いつも外野席で高見の見物をしていて、他人の失敗をあげつらう者が自分との闘いに勝てるはずがありません。

失敗しなければ、何が霊的により正しいかを経験によって知ることが出来ないからです。

経験により知らなければ、永遠に成長しないか、机上の空論だけで、単なる知識だけで、全てが分かった、自分の考えは正しいと判断するようになり、いつしか傲慢の罠に落ちてしまいます。

傲慢は、自分では気がつかないからこそ、その罠にはまるのです。


守護霊や指導霊の献身的なサポートも霊体の個我からのメッセージも表面意識が常に自分の欠点と向き合っていなければ、何の役にも立ちません。

馬耳東風。

そうなれば、高貴な力が降りなくなるのですから、霊的トレーニング も単なるわけの分からない動作になってしまいます。

逆に言えば、最も基礎的な呼吸法でも、それを行なう人の気持ちが、真剣に霊的真実を求めることに向いており、自惚れの罠に陥っていなければ、高貴な力が確実に降りるのでしょう。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


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