霊的カルマの解消はこれからも進んでいくと思っています。
アジテートする(煽る)つもりは全くありません。
よく、考えてみて下さい。
人類の歴史において、今回の震災とは比べものにならないほど大規模な自然災害や疫病の大流行やチェルノブイリの原発事故など、数万数十万単位で多くの方が亡くなられるという現象はいくらでも起きています。
もちろん、世界大戦も二度経験していますし、日本には長崎と広島に原爆が落とされました。
今も、世界中で戦争は起きており、発展途上国では膨大な数の餓死者が毎日出ています。
これは紛れもない事実です。
今の日本にいるために実感できないだけなのです。
そのような状況でも、人類の霊的カルマの解消は進むどころか、どんどん悪化してきたのです。
誤解を生む表現かも知れませんが、大地震、津波、原発、これだけで、すんなりと霊的カルマの解消がなされたとは到底考えられません。
霊的復興の鍵を握る唯一の国、日本は、原爆二つが落ちて敗戦の辛苦を味わい尽くしても、逆に霊的カルマを増やす方向に進んでしまったのです。
この感覚は、ある程度段階が進んだ霊的修行者にしか実感出来ないと思われますが、それは僕たちの多くにとっては、単なる事実なのです。
キリストを磔にするような人類の霊的カルマがそんなに軽いものであれば、最初のキリストの時に、人類は救われて、良い意味で今頃地上に人間がウロウロしているなどということになっていないでしょう。
霊的進化で人類は地上で再生される必要がなくなっているはずです。
現実は、そんなに甘いものではありません。
さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング
を実践して頂き、わかりやすい霊魂学
、霊を知るために
、霊魂イエス
、ムーの大神人
、弁慶と弟子
などをご覧になって頂ければと存じます。
今後、次から次へと起こるであろう霊的カルマの解消に対して、とっくの昔に覚悟が出来ていてそのために準備をしてこられた霊的修行者はおられます。
ただ、今僕たちが一番怖いのは、このような状況になると、トオゥ・ライ・シェイや合宿がこれまでどおりに実施することが難しくなることです。
倒壊や被災者受け入れで、会場の確保が難しくなる可能性が格段に高まっています。
アクセスも思うようにいかなくなるでしょう。
これは、霊的修行者にとっては死ぬよりもはるかに怖いことです。
対策はたった一つしかありません。
ポイントは二つです。
まず、霊的トレーニング を実践する霊的修行者(基礎行だけでも可)が、せめて各都道府県で最低でも1箇所、広いところであれば5箇所くらいでトオゥ・ライ・シェイが行なえるくらいの数まで増えることです。
霊的な力のバランスは数だけではありませんが、今の状況ではあまりにも少なすぎます。比較的容易に参加できる範囲内に最低でも20名くらいが必要です。
20名であっても、その中に奥伝を出た霊的修行者が一人でもいれば霊的に高い空間を作ることが出来ます。
とにかく、霊的に高い空間が作られなければ、事態は一向に好転しません。
これに尽きます。
そうなると、神伝禊法と神伝鎮魂法を日々実践する霊的修行者の数もこれまでとは桁違いのペースで増える必要があります。
そのためには、神伝の法の合宿が全国各地で行なわれなければなりません。
ここで必要となるのは、合宿で神伝の法を指導する者です。
現在、契山館の神伝禊法合宿及び神伝鎮魂法合宿では、ある程度以上に修行の段階が進んでいる人の立候補によって、指導担当者が選ばれて、その担当者によって、合宿のプログラムは進められています。
ところが、指導担当の経験者は非常にごくわずかの数しかいません。
更に多くの経験を積んだ方となるともう指で数えるほどです。
しかも、まだまだ合宿の最も重要な部分は、師自らが行なわれています。
今後、天災や事故ではなく、地上の人間の霊的進歩向上という形で霊的カルマを解消するにあたって、最もネックとなる部分はここなのです。
師がいかなる存在であるかは、想像の域を出ませんが、神伝の法を地上に示された神人であることは、霊的修行者であれば誰も疑いません。
そのような神人の代わりに合宿を全国各地で行なうことが出来る霊的指導者が求められています。
合宿の指導担当者ではなく、いわば師範代のような存在が全国で何十人というレベルで必要となっているのです。
特に、中伝以上の霊的修行者にとっては、もう師におんぶにだっこで頼っている時期はとっくに終わっているのです。
本当の意味で霊的指導者として自立するということには、想像を絶する困難を伴います。自惚れとの戦いも壮絶なものになります。
従って、それを本気で目指せば、ほとんどの人は逆に落ちて行くかもしれません。
僕以外の全員が不可能だと仰るでしょう。
それは、単なる夢物語として語られてきたからです。
しかし、今こそ、本気で自立を果たすべきだと思うのです。
今、この瞬間しかない。
留年続きの落第寸前の霊的修行者がよくぞそのような偉そうなことが言えるものだと多くの批判を頂くでしょう。
そして、僕自身が、霊的指導者としての自立から一番遠いところにいることも事実です。
それでもあえて申し上げるしかないのです。もう本当に時間がなくなってしまったからです。
この終末に6.0(5+0.5+0.5)名のキリストは何を思われているのでしょうか。
もしかしたら、何とかこれまでの合宿が行なわれるうちに、最後の最後の切り札、神の禊と剣の鎮魂を世に示されることを考えておられるかも知れません。
それは、言葉に出来ないほど恐ろしいことを意味します。
地上においては、キリストは常に孤独です。
地上で、本当の意味で後を継ぐ者がいないからです。
しかし、この最後の終末においては、複数の真の後継者を地上に残すしか、最後の霊的カルマの解消に対抗し、幽質界をも救う方法はないと考えておられるのかも知れません。
今、大神人の代行者となる者が、数十名単位で求められています。
何千年も前から神霊や高級霊魂の方々はその準備をしてこられました。
特に、イエス師の磔の後には、もうこれしか方法はないと思われてきたと実感しています。
不可能としか言いようがないことですが、それしか方法は残されていないと僕は強く感じています。
求めよ。理性を保て。最善を尽くせ。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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