人が地上に生まれ変わったのは、霊的カルマの解消のためと何度も書いてきました。
そして、霊的カルマを解消するためには、それが原因で引き起こされるさまざまな悩みや苦しみを乗り越えるしかないとも書いてきました。
ところで、苦悩を乗り越えるとはどのようなことなのでしょうか。
何を持って乗り越えたと言えるのかが抽象的で分かりにくいと思います。
勿論、本人が乗り越えたと言えば、そうと言えるのかもしれませんが、勘違いもありますし、非常に難しい問題だと言えます。
僕自身もその境界線が明確に分かっている訳ではありませんが、どうやら次のようなことのようです。
人は、物事を完全に客観的に見ることは出来ませんが、より客観的にということであれば可能です。
そこで、自分が感じている苦しみや悩みを冷静に分析して、なぜそれを感じているのかを考え、更にその苦しみや悩みをある程度客観的に見れるようになり、それなりにコントロール出来るようになれば良いようです。
非常に微妙な話なので、間違ったことを書いてしまうかも知れませんが、あえて書いてみましょう。
要するに幽体の体を使い、幽界で霊的進歩向上をする時に、地上での強い心情が潜在意識となって、それを浮かび上がらせ更にそれを霊的進歩向上の妨げにならないように解消することが、地上に生まれ変わる意味なのですが、そのような心情が地上で浮かび上がった時に(そのために生まれ変わっていますので、必ず何かの拍子で同じ心情が浮かび上がるようです)、冷静に正面からそれを受け止めて、それに振り回されること無く、客観的に見れるようになれば、解消ということになるようです。
僕個人としては、如何ともし難いそれらの苦悩に振り回されなくなれば、乗り越えたと言ってもいいのかなと思っています。
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ところで、振り回されなくなると言っても、きれいさっぱり苦悩が消えてなくなるということはないと思います。
幽界でそれが原因で進歩が止まり、そのために一部が分離して地上に新しく誕生する肉体に入るというような強い力を持っているのが霊的カルマなわけですから、そう簡単にはいくはずがありません。
ところが、霊的カルマによる心情は、地上で作ってしまったものですから、地上に再び生まれ変わらない限り、浮かび上がることがないようなのです。
だから、生まれ変わっているわけです。
それを考えれば、人はなぜこの世に生まれ、生きているのかということが見えてくるはずです。
しかし、肉の身体を着てしまうと、肉の特性により、物質的なことしか考えられなくなり、多くの人は、生まれてきた目的を知ることさえもなく、また死後の世界へと戻っていくのです。
まずは、全ての苦悩を正面から受け止めて、冷静に考えるということから始めることが重要なのかも知れません。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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