高貴な存在が仰ることは大雑把に言ってしまうと次の3点だと思っています。
霊的真実を求めよ。
最善を尽くせ。
理性を保て。
一番目と二番目について、書き始めると字数制限にひっかかってしまうので、今日は、三番目について書かせて頂きます。
ある霊能力者がいました。
その霊能力者の元を何度か訪れているうちに、なぜが自分も霊能力らしきものが身についてしまった人達がいました。
彼ら、彼女らは、自然にその霊能力者のお弟子さんのようになっていきました。
その中のある人は、頻繁に守護霊やら守護神やらと名乗る霊魂の声が聞こえるようになりました。
まさか、自分にそのような偉大な力が降りるとは思いもしていなかったその人は、何事もその守護霊らしき霊魂に尋ね、その通りにするようになりました。
ある日、自動車を運転している時に、守護霊らしき霊魂が、耳元で囁きました。
「目をつむって運転してみなさい。」
その人は、喜びました。
守護霊らしき霊魂が、人智を超えた能力を授けて下さるに違いないと思ったのでした。
その人は、何のためらいもなく目をつむりました。
次の瞬間、車は電信柱にぶつかり、大破したのでした。
これは実話です。
レベルはともかくとして、霊魂と交流するようになり、物質界の法則ではできないようなことが、一つでもできるようになると、多くの人は、その霊魂を妄信します。
よく当たるという霊能力者や占い師にのめり込んでいく方は後を絶ちません。
徹底的な唯物論者がいると思えば、なぜか一度信じてしまうと全てを信じてしまう方がおられるのです。
車を運転していて目をつむれば、事故を起こすことは小学生でも分かります。
しかし、誰もその人を笑うことはできません。
あなたも、何やら神と名乗る霊魂の声が聞こえるようになり、いくつかの予言が当たったり、ご利益があったりしたら、その霊魂を妄信してしまうかもしれないのです。
何事も経験してみなければ分からないことが多いのです。
さて、いつものようにこのブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐ始められる霊的トレーニング
を実践して頂き、わかりやすい霊魂学
、龍の正義
、弁慶と弟子
、霊魂イエス
、契山館
が管理するサイトである霊を知るために
などをご覧になって頂ければと存じます。
事故を起こした人は、幸いにも軽症で済みました。
しかも、物損事故のみだったのは、奇跡的とも言えます。
もし、このことで、他人の命を奪っていたらどのようなことになっていたでしょうか。
霊的修行者であっても、常に冷静に理性を保つことがとても重要なのです。
特に、霊術を行なったり、指導的な立場になったりする人には必須のことだと言えるようです。
霊魂学 は宗教ですが、事実を伝え、真実を追究しようとするものです。
多くの方が信じるか信じないかは別として、地上とは異なる世界があると語り、その世界での法則や価値感を教えますので、地上での価値感とはあまりにもかけ離れていることが事実として語れます。
一方、霊的世界のことであっても、人が地上で生活する以上、地上の価値感や常識を無視できない部分もあることも教えてくれます。
理性を保っていなければ、いかなる判断も出来ません。
霊的修行というのは、段階が進んでいくと、結局、究極の判断を極限状態で、瞬時に下せるかということが問われるようです。
何十年と高度な霊的トレーニング
を積み重ねても、それが出来なければ、肝心なところで道を誤るということなのかも知れません。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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