僕たちは地上で肉の身体を使っていますので、肉の自己保存の要求により、より長く生きたいと思います。
従って、自殺したいと考えるように至るには、他人には想像もできないような苦悩があるわけです。
そのことを真剣に考えたことがない人には理解できないとは思いますが、肉の維持を自ら否定するということは、ものすごく特別なことなのです。
自殺者の増加というのは、ある意味異常なことであり、それほど今の地上は霊的にもどうにもならないところに来ていると言えるのでしょう。
ところで、霊的修行の段階が進んでいくと、生きるということに執着しなくなる場合があるようです。
実は僕もそのような傾向はあります。
霊魂学 の価値観が染みてくると、霊的世界が本来の世界であり、地上での生活は仮初のものだという感覚が強くなってくることがあるからです。
これは、物質界の苦しみから逃れたいというものとは違う感覚ですが、霊的に高いもの、こと、人、場所にしか興味がわかなくなってくるという感じと言えば少しは理解して頂けるかも知れません。
これは、自然になってしまうことなので、良いこととも悪いこととも言えないと思うのですが、その感覚が強くなりすぎると日常生活との調和が難しくなるので、大変苦労される方もいらっしゃるようです。
物質界の苦しさが限度を超えると人は死を考え、霊的修行者としての道を歩もうとすると生に対する執着が薄れていく。
地上とはいったいどのような世界なのでしょうか。
しかし、人はやはり生きていかなければなりません。
何千年にも渡る霊的カルマを解消するには、地上でしか出来ないことがあるからです。
さて、いつものようにこのブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐ始められる霊的トレーニング
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あらゆる人には、生まれてきた意味があり、生きていくということには必ず目的があるのです。
人は、その意味を知り、その目的を見つけて、生き抜く必要があります。
どんなに逃げても苦悩は必ず追いかけてきます。
霊的状態が悪ければ、死後は何倍何十倍にもパワーアップして追いかけてきます。
結局、人は自らの意思で、苦悩を正面から受け止めて、最善を尽くす以外に救われる方法はないようです。
人は死後も霊魂として半永久的に生き続けるという話が事実だとしたら、あなたはどうしますか。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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