霊魂学 を知る前に、一時期親しくしていた霊能力者がいたことをこのブログでも何回か書かせて頂いていますが、その方からご本人よりもすごい霊能力を持っているという別の霊能力者を紹介されたことがあります。
20代の後半だったでしょうか。
当時の仕事のからみもあって、短い期間でしたが、けっこう頻繁にその霊能力者と接する機会がありました。
ある日、数人で歓談している時に、その方が、目の前にあったみかんを手にとって、ご自分の手のひらの中に入れ、すぐに僕にそれを渡しました。
「ちょっと、これを食べてみて下さい。」
僕は、あー、何か霊能力を使ったのだなと思いながら、そのみかんを剥きました。
そのみかんの中身は見た目でも、オレンジになっていました。
日本のみかんではなく、オレンジなのです。
中の皮の感じがすでに日本のみかんとは完全に変わっていました。
食べてみました。
予想通り、それはみかんの味ではなく、明らかにオレンジの味でした。
「すごい。完全にオレンジの味に変わっていますね。」
「全く違うものにしても、トリックの可能性があると言われるけれど、外見が同じで、中だけを変化させて、なおかつ味を変えることは、トリックではできないでしょう。」と言って、その方は笑いました。
そして、その日はご機嫌が良かったのか、普段はあまり話さない自宅でのプライベートな話を始めました。
その中で、出てきた話が、タイトルなのです。
その方が仰るには、試しに壁を通り抜けようとしたら、通り抜けられたそうです。
その後のある日、元々の親しかった霊能力者の方が、僕に言いました。
「○○先生は、あなたを自分の子版にしようとしているわよ(彼女独特の言い方ですが、要するに同じような霊能力者にしようとしているという意味です)。」
確かに味を変えるという能力は、トリックだと言いにくいでしょう。
実際に僕は、みかんをオレンジに変えたのはトリックではないと直感で感じていました。
さすがに、壁を通り抜けるというのはどうかなと思っていましたが、もしかしたら本当かもしれないとも思っていました。
どうやら、僕には前代未聞の霊能力者としてマスコミに華々しくデビューし、億万長者になる千載一遇のチャンスが訪れたようでした。
しかし、僕は、そうなることに全く興味が沸きませんでした。
なぜなのかは、自分自身でも分かりません。
霊魂学 を知る前ですから、知識からではありません。理由もなく、そういう心理になったのです。
いわゆる霊能力者という存在に本物がいらっしゃるとは思っていたのですが、自分自身がそのような存在になることには全く興味がありませんでした。
抵抗感とか嫌悪感とか言うものではなく、正に興味がなかったのです。
さて、いつものようにこのブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐ始められる霊的トレーニング
を実践して頂き、わかりやすい霊魂学
、龍の正義
、霊魂イエス
、契山館
が管理するサイトである霊を知るために
などをご覧になって頂ければと存じます。
その時が、霊的には僕の人生で一番危険な時期だったのかも知れません。
約1年ほどでしたが、僕は、その期間にさまざまな霊能力を目の前で見せられ、そして、それが全くの偽物ではないと感じながらも、霊能力というものが、僕がずっと求め続けている何かではないと実感しました。
そして、ある日、僕は霊能力というものから、いったん、完全に離れることを決意して、むしろ、最も地上らしい価値感である司法試験の勉強をすることにしたのでした。
結果的に、司法試験に最終合格することが出来なかったのですが、その挫折感の中から這い上がろうとした時に霊魂学 に出会い、結果的に霊的トレーニング を行なうようになったのですから、これらの経緯は全て必然だったのではないかと思っています。
10代、20代、30代とそれぞれの場面で、守護霊や指導霊の方々が必死になって動いて下さったことを痛感しています。
本当に頭が下がります。
感謝という言葉では足りないでしょう。
幽界の存在が、地上の人間に影響を与えることは、かなり難しいようです。
しかも、地上の人間には、最強の権限である自由意思があります。
全ての準備が完璧に整っても、最後の最後で自由意思に拒否されたら、そこで終わります。
僕が霊的修行者としての道を歩んでいる今も守護霊や指導霊の方々は、必死になって働いてくれています。
以前とは違うご苦労であるにせよ、その仕事はどんどん困難になっているでしょう。
そして、間違いなく今後は、極限とも言えるほどの難しさになるでしょう。
不可能とも言えるような綱渡りを僕と一緒に続けて行かなければならないのです。
肉の身体を持った、たかが地上の人間にそこまでのことが本当に出来るのだろうか。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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