心残り | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

大学を卒業してしばらく経ったある日、あまりにも意外な人から電話がありました。

「○○ちゃん。○○○だけど分かる?」

それは、大学に入ってから一番最初に付き合った元カノでした。

丸二年くらい付き合って別れましたが、僕が本格的な恋愛をした最初の女性でもありました。

彼女もそうだったのですが、今も強い印象が残っています。

「相談したいことがあるんだけど、次の金曜日の夜空いてる。」

「ずいぶん、突然だなあ。まあ、空いているけど。」

「じゃあ、西新宿で待ち合わせて、ご飯でも食べない。」

「分かった。」

別れてから全く音信不通だったのに、今頃何の相談かと不思議に思ったのですが、とりあえず、話を聞いてみることにしました。

当日、待ち合わせると西新宿の住友ビルにある土佐料理のお店に連れて行かれました。

そこでの会話はかなり面白いので、長々と書きたいところですが、このブログには字数制限があるので、要点だけ書かせて頂きます。


彼女は、大学時代からの目標だった、ツアーコンダクターの試験に受かって、JTBだったか、日本旅行だったか、忘れましたが大手の旅行代理店に勤めていました。

入社後、まもなくしてその会社の人と付き合い始めたそうなのですが、何かのきっかけで、二人の仲がうまくいかなくなった時に、歯科医かなんかに猛アタックを受けて、付き合うことになってしまったようです。

二股を器用にできる子ではなかったので、まだ終わっていないカレとの仲を清算しようとしたのですが、相手の男性は強く拒否したようです。

その後は、ありきたりな泥沼劇で、ある日、歯科医が家に遊びに来ている時に、別れ切れていない前カレが部屋に乗り込んできて、大騒ぎになったようです。

結局、二人からプロポーズをされて、彼女としては、もうどちらが好きで、どちらを選べば良いのか全く分からなくなり、悩んだ末に僕に電話をかけてきたようです。


今の恋愛の悩みを元カレに相談されても困るのですが、僕は一つだけ彼女にアドバイスをしました。

「どちらを選んだとしても、両方の男性とも、このドタバタ劇は絶対に一生忘れないだろう。選ばれた時は、勝利した気持ちで大満足となるだろうけども、結婚生活はその後が大変だと思う。いろいろなことが起きると思うけれども、相手の男性が○○○に対して、感情が冷めてきた時に、必ず、今回のことを思い出す。

そして、恐らく、結果的とは言え、○○○が、二股をかけたことに対して、強い憎しみの感情が出てくるだろう。それは、結婚生活を破綻へと導くとともに、○○○にとって、悪い影響を及ぼすと思うよ。」

「ありがとう。よく考えてみる。」

その日は、2、3時間ほど飲んで別れたのですが、この話には後日談があります。


それから、しばらくして、このことを全く忘れてしまった頃に、結婚披露パーティーの案内が送られてきました。

どうやら、彼女は、元の会社の同僚との結婚を選び、東京では仲間を集めて、カジュアルなパーティーをやると決めたようでした。

結局、片方の男性を選んだようですが、元カレをそのようなお祝いの席に呼ぶということがおかしんじゃないかと思いましたので、当然不参加の返事を書いて送りました。

すると、どうしても出席をして欲しいという電話がかかってきました。

いくらなんでも、それはおかしいと拒否したのですが、なぜか彼女の大学時代の友達は一人も呼んでおらず、しかも高校時代の友達で僕と面識のある子が他に知っている人が一人もいなくてかわいそうだから、相手をしてやってくれと頼まれたので、いやいや参加することにしました。

まあ、20代の話ですし、霊魂学 が世に出ているかいないかといったような時期なので、当時は霊的にどうのこうのということは考えませんでしたが、霊魂学 を知ってからは、たまにこのことを思い出すようになりました。

今だったら、霊査を受けるとか、霊的トレーニング を行なうとか、何らかの意味のあるアドバイスが出来たのに思うのです。

霊的なことに拒否反応がある子ではなかったので、もしかしたら、今だったら、霊的修行者としての道を選ぶかも知れないと思ってしまうのです。


さて、いつものようにこのブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐ始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学 龍の正義 霊魂イエス 契山館 が管理するサイトである霊を知るために などをご覧になって頂ければと存じます。


この話には更に後日談があります。

彼女が結婚をしてしばらく経った頃に、手紙が送られてきました。

内容は、これからもいろいろとアドバイスをして欲しいとということと、僕が結婚する時には、必ず式に出席したいというものでした。

僕は、呆れ返りました。

この手紙の内容をだんなさんが見たら、どんな気持ちになると思うんだ!僕がだんなの立場だったら、新婚早々こんな手紙を見たら激怒して離婚する!しかも、僕が結婚する時に、○○○を呼んだら、奥さんになる人はどんな気持ちになると思うんだ!その話をしたとたんに破談になるよ!

そんな内容のことを書いて、最後に絶縁宣言をしました。


その後、彼女と連絡を取ることはありませんでした。

また、その後、彼女がどんな人生を送っているのかも全く知りません。

ただ、今思うのは、彼女はかなり重い霊的カルマを背負って生まれてきたのかも知れないということです。

そして、逆にそれを乗り越えようと決意したら、素晴らしい霊的修行者になったかも知れないと感じるのです。

男問題だけをここでは書いていますが、彼女には人間的に素晴らしいところもいっぱいありましたし、単なる勘なのですが、霊的なことに気持ちが向かえば、とても良い結果が出たに違いないと感じさせるものがあったのです。


しかし、彼女が偶然、ネットで霊魂学 の存在を知り、霊的修行者としての道を歩み始めるなどということはないでしょう。

彼女の守護霊や指導霊の方々は今どうされているのでしょうか。

もしかしたら、彼女の幽体はボロボロになり、その存在を確認することすらできないかもしれません。

今、彼女は、どこかの新興宗教の教祖様になっているかも知れません。

いやいや、良き夫と子供に囲まれて、幸せな家庭生活を送っていることでしょう。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


ブログ村ランキングに参加させて頂いています。

1日に1回クリックして、応援して頂けるととても嬉しいです!

   

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 悩み・苦しみ・迷いへ
にほんブログ村