タイトルはナポレオン・ヒルという人が書いた大ベストセラー本の和訳名です。
彼は、新聞記者時代にアンドリュー・カーネギーから、今後20年間無償で500人以上の成功者の取材をして、成功哲学を体系化してくれと言われ、即座にやりますと答えて、20年間苦悩の末、約束通りこの本を出版しました。
現在までに世界中で3000万部以上が売れたと言われています。
彼は、成功哲学の祖とも言われ、今ではこの成功哲学がいろいろな方面で使われています。
要するに、強く願ったことを諦めずにやり通せば必ずそれは実現するという概念なのですが、「思考は現実化する」は、富豪になるための方法論という側面が強い為に、ビジネスにおける成功ということがメインテーマとなっています。
その後、この成功哲学はさまざまに変貌し、物質的な豊さだけではなく、心の平穏を得る方法や恋愛を成功させる方法など各方面で使われるようになりました。
新興宗教にも使われ、いわゆるニューエイジ系でもてやはされてもいます。
しかし、結局人間の欲望の現実化がテーマであるため、カルトやマルチ商法の勧誘や自己啓発セミナーなどで悪用されることも多々あります。
確かに、人の信念は岩をも通すと言われるように、人の思いは念という実質を発していますので、きちんとした力になります。
そして、それに霊魂が力を貸すこともあります。
結果として、信念が強いと、念の力により、尋常でない力を発揮することがあるのです。
そのため、人はこの信念の力を誤解し、思いを描けば何でも実現するとか、心の力は絶対だとか、何でもできると錯覚をしてしまうことがあります。
心の力は偉大です。
しかし、だからといって、どんな人も思いが実現すると考えるのは余りにも馬鹿馬鹿しい話です。
例えば、一人しか合格しない試験を何百人と受験すれば、そのほとんどの人達は不合格になります。
ほとんどの人が心の力は絶対だと信じていたとしたら、一人以外の全員が心の力で思いが実現しなかったと言う現実に遭遇するわけです。
思考は必ずしも現実化するわけではありません。
そして、その思いが向く方向には物質的な欲望があるわけですから、意識の低い霊魂と関わるきっかけを作ってしまったり、カルト集団と縁付いたりしてしまうことがあるのです。
いずれにしても、そのような強い信念は、物質的な欲望のためではなく、霊的向上進歩に向けられたらどんなに素晴らしいかと僕などは思ってしまいます。
さて、今日も何かを感じられた方には、すぐ始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学 、龍の正義 や霊魂イエス 、契山館 が管理するサイトである霊を知るために などをご覧になって下さいと申し上げておきます。
人間の物質的な欲望を満たすための方法論というのは、いつの時代もそしてこれからも、多くの人達の心をとらえるでしょう。
富の配分が不公平である為に、自分よりも良い生活をしていると思われる人に対する憧れの気持ちはなくならないからです。
そして、素晴らしい恋人を見つけ、夢に見たような結婚生活をエンジョイしたいと思うからです。
また、家族は円満で、誰も大きな病気をせず、事故や不幸な出来事など起きたこともない、そんな家庭を築きたいからです。
しかし、残念ながらそんな風にはなりません。
人は、必ず霊的カルマを背負っており、それを解消するために生まれてきたからです。
そして、そのために今こうして生きているのですから。
物質界で本当の幸せを望むのであれば、まずは自分自身の力で苦悩を乗り越え、霊的カルマを解消するほかないのです。
特定の場所や石やましてや他人がそれをしてくれるということは絶対にありません。
だからこそ人には、自由意思という権利が与えられているのです。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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