霊的に肉体の病気を治療するということ | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

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人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

実はこのテーマについては、この物質界の人間社会で、一生懸命苦しんでおらえる方を救おうと日々がんばっておられる方々がいらっしゃることを知っているので露骨な表現では書きたくはありませんでした。

しかし、とても大切なことなので一度は書かなくてはなりません。

霊的な肉体の治療というのはたびたびマスコミで取り上げられます。

また、難病、奇病にかかった方は、医学ではどうにもならなくて、最後に霊的な治療をする霊能者にお願いしたら治ったという話をたびたび聞きます。

しかし、霊魂学の立場からきちんとしたことをお話しなければなりません。

冷静に考えて下さい。

肉体はこの物質界で使っている身体です。

この点については異論がある方はいらっしゃらないでしょう。

したがって、肉体は物質界の法則に従っています。

これも当たり前のことです。

そして、病気も物質界の法則によって起きているわけです。

ここまでは、反論する方は少ないでしょう。

そうであれば、物質界の法則に従っている肉体の病気は、物質界での治療、すなわち医者に治してもらうしかないということが普通の考え方だと思います。現実に治っていますよね。


何かおかしなことを申し上げているでしょうか。

病気は医者に治してもらう。

そして治らなければいつかは死ぬ。

もちろん、誰でもいつかは死ぬのですから、原因がその不治の病だったという事実が残るだけです。

不思議でも何でもありません。

物質界は有限の世界で、必ずどんなものも滅びます。

人間の肉体などは100年もたないというのが普通です。

さて、世間で話題になっている霊的なことというのは、基本的には幽質の世界の話です。

幽質の世界には幽質の世界の法則があります。

それは、物質界とは本質的な部分で異なっています。

であれば、どうやって物質界で使っている肉体を治療するのでしょうか。

霊的なことになると何だかわからないので、全てが万能と錯覚する方が多いですが、間違っています。

物質界に法則があれば、幽質界にも法則があり、それぞれ違う世界なのですから、それらが例外的に交わる部分以外は、それぞれの世界の法則に従うというのが極めて普通の考え方だと思います。


そうだとすると、幽質界の法則を使って、物質界の法則にしたがっている肉体の病気を治すことなどできないというのが、常識的な結論となります。

なぜ、これほどまでに当たり前のことが、世間で理解されていないのかが僕には不思議でしょうがありません。

確かに、肉体は幽体の影響を受けます。

幽体の状況が良ければ、霊的には肉体に悪い影響は及びません。

しかし、肉体には寿命があるのですから、幽体が極めて素晴らしい状況であっても、肉体は病気をしますし、怪我もしますし、数十年経てば、確実に動かなくなってしまいます。使えなくなるのです。


逆に幽体の状況が悪ければ、肉体の健康にとどまらず、精神的なものにまで影響は及びます。

世に言う、霊的な治療が、肉体に効果をもたらそうとするものであれば、それがどんなものかは皆さんも想像できると思います。

そして、そのような治療を受けている人にどのような影響があるかもわかるはずです。

僕は個人的に、霊能者による霊的な治療というものを目の前で何度も見たことがあります。

僕の感想では、幽質の力で物質の肉体をいじれるというのは極めて限定された場合のみなので、単に幽体をいじくりまわしているだけだと感じました。

肉体をいじったら医師法違反で犯罪になってしまいます。

だから、それはできませんので、幽体だの幽気だの間気だのをいじくりまわしているのだと思いますが、そんなことをやってしまって、肉体に良い影響があるのでしょうか。

難病克服の奇跡的な話を耳にすることがありますが、たとえ霊的な治療を受けていたとしても、僕はそれが原因で治ったのだとは思えません。

霊的に極めて不調だと思われる方が、幽体などに不調のある方の幽体などをいじくりまわしているからです。

僕の存じ上げている方は、他人の霊的治療をすればするほど、ご自身の体調が悪化し、遂には大病で手術、入院となりました。

そのことを考えれば、場合によっては、邪霊が、霊的治療の大先生、或いは霊的治療の神として君臨されているのではと考えてしまいます。

よって、霊的治療の結果については書くことが躊躇われます。


さて、僕のブログから何かを感じられた方は、是非、今日から今すぐ始められる霊的トレーニング を実践し、わかりやすい霊魂学龍の正義霊魂イエス 契山館 が管理するサイトである霊を知るために などをご覧になって頂ければと思います。

霊魂も死後の世界も全く信じないという人が、突然、霊的な治療を受けると言い出して、僕から見れば邪霊云々以前の詐欺まがいの霊能者のところへ行かれて、論外な料金を支払うのを見ると唖然とします。

もちろん、霊的治療であっても、高貴な存在が関与する治療と言うものがあるようです。

肉体の状態を一瞬で変えてしまうような技が・・・・・。

しかし、僕自身、詳細については知りませんので、この話はここまでにさせて頂きます。


目先の数十年しか使わない肉体ですが、物質界にいる以上、そして肉体にも個我ある以上、人は死を恐れて、肉体の維持を図ります。

それはとても自然なことです。

そして、難病、奇病で治療方法がないと言われれば、藁をもすがる気持ちになるのは分かります。


しかし、結局、肉体は物質界の法則にしたがって治すことが基本だとしか申し上げられません。

病気になったら、病院で医者に診察してもらうということをお勧めするわけです。


幽体を健全化すれば、肉体にも良い影響を及ぼしますが、それは医者が行なう手術のようなものではありません。

物質界の肉体は所詮、有限な物質なのです。

物質界ではあり得ないような現象を見せられると、人は、その力が万能だと思い込みます。

原始時代の人が、飛行機が飛ぶのを見れば、その飛行機を操縦する人は万能だと思い込むでしょう。

それと同じ心理のようです。


霊的な技術で、肉体を治癒したり、寿命を延ばしたりすることが簡単にできるのであれば、そんなことをする以前に、人類は、戦争や凶悪犯罪をなくすことに成功しているでしょう。

そうなれば、死ぬべきでない多くの人たちは寿命を全うできるのです。

本当に可能であれば、数百年、いや数千年も前にそうなっているはずです。


霊能力が万能であれば、今、このような世の中になってしまっているのはなぜなのでしょうか。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。

※ 契山館 霊魂学 霊的トレーニング 日々の生活における修行 について更に詳しく知りたい方は、契山館 が管理する以下のサイトをご覧頂ければと思います。


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