奇妙なタイトルだと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
人間は、物質界の学問においては、哺乳類に属する動物ということになっています。
このことに異論を唱えるつもりは全くありません。
タイトルの意味は、人間は、霊的生命体として人間以外の動物と同じ動物としてくくることができるかという話です。
もちろん、物質界においては知能が高いですし、科学を進歩させ、生活を快適にすることができます。
飛行機の発明により、移動時間を桁違いに縮めることもできました。
ところが、ペットとして人気がある犬や猫であっても、知能は人間に劣るものの、霊的には必ずしも低いとは言えないようです。
犬も猫も物質界に生まれてくるには理由があり、生きていることにも何らかの意味があるようです。
もちろん、人間が死後入る幽界とは異なりますが、死後の世界もあるようです。
物質界で肉体を使用して活動する人間は、動物としてはとても特殊な存在です。
知能の話ではありません。
物質界では、肉体を維持する為に食事を必要としますの弱肉強食の世界になっていて、植物も含めた食物連鎖と言われる状態にあります。
ところが、人間だけは、肉体の維持に必要ではない場合も、動物や植物の大量の生命を毎日奪い続けながら生活しています。
生命体全体から言えば、これほど惨い仕打ちはありません。
大量殺戮と見られてもしょうがありません。
例えば、ペットとして人気が高い犬もほとんどが商品として、誕生させられ、商品価値が低くて売れ残ると、いとも簡単に殺されます。
しかも、その数はとても多いのです。
犬を家族の一員としてかわいがっておられる方はよく分かると思いますが、当然、犬にも感情があり、家族としてコミュニケーションをはかることもできます。
人と犬との間には、明らかに感情のやり取りがあるのです。
そのような犬が商品としての価値がないということで毎日大量に殺されているのです。
僕は特に動物愛護の運動をしているわけではありませんが、このような例をひとつ取っても人間というのは本当に罪深いものだと思ってしまいます。
人間という魂は、神霊に自由意思の権限を主張し、反対されたにも関わらず、物質界の動物の肉体に入り込んで、あえて不自由という自由を手に入れました。
そして、その時から人類の罪というものは始まったのです。
動物の肉体は持っていても、本来物質界で保たれていた生命の連鎖を切ってしまった特異な存在なのです。
他の生命体の立場から見れば、敵と言っても良いかもしれません。
そのような物質界で最も罪深き存在である人間は、動物としての身体を持っていても、本来意味する動物とは言えないのかもしれません。
ただ、悪い面ばかりではありません。
なぜか、人間という霊的生命体は、物質界において修行が行なえる唯一の生命体でもあるのです。
このあたりが僕がいつも一番不思議に思うところです。
幽界の上の存在から見れば、霊的レベルとしては決して高くない地上の人間は正しいを修行することにより、幽界にいるより桁違いに霊的に進歩向上することができるのです。
まして、今は神霊が何千年も用意して下さり、地上に示された神伝の法があります。
神伝の法により、誰でも幽体どころか自分の守護霊や指導霊でさえ成長させることが難しい霊体をも成長させることができるのです。
そして、可能性としては、神霊が使われている神体をも成長させることができるのです。
人間という霊的生命体が内に秘めている高貴なものというものは想像を絶するもののようです。
これがあるから、神伝の法により、霊体とか神体と言った通常の人間であれば、ほとんど成長させることができない霊的な身体をも成長させることができるのでしょう。
そして、それは例え現時点で、邪霊と言われる存在であっても可能性がないわけではないのです。
人間は動物としての身体を使って物質界で生活していますが、他の生命体ではできない修行(霊魂学 で言えば霊的トレーニング )を行なうことができる唯一の生命体であるということが言えるのです。
この事実に共感するものを感じた方は、今日から今すぐ始められる霊的トレーニング
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あまりにも大きな罪を背負っている人類ですが、その罪をつぐなうチャンスが物質界には示されているようです。
とても不思議に思えますが、そのことを思うと何となく再生(生まれ変わり)という仕組みがある理由がわかるような気がします。
結局、一人一人が、自分は何のために生まれてきたのか、そして何のために生きるのかという最も大切なことの答えを求め、行動するしか人が救われる道はないようです。
そして、一人一人のそのような行動が、結果として、人類全体の罪を、霊的カルマを解消するのです。
だからこそ、僕は、毎日、一人でも多くの方が霊的に目覚めて欲しいと願うほかないのです。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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