違和感を感じさせるタイトルかもしれません。
これも昔話になってしまいますが、恐らく中学に入った頃だと思いますが、僕は宗教の相対性とその意味について考えたことがありました。
なぜそんなことを考えたのかわかりませんが、勉強嫌いな僕なのですが、歴史だけは好きだったので、宗教の違いや同じ宗教であっても宗派の違いで戦争が起きたり、殺し合いが起きたりしていることを学んでなんとも割り切れない気持ちになったのでしょう。
その時、僕が考えたのは、宗教というものはなぜこれほど相対的なものなのかということです。
パラドックスに陥っているのではありません。
中学生ですから、単純に考えたのです。
なぜ、これほど多くの種類の宗教があるのかが不思議だったのです。
ある宗教の教義自体は絶対性があるのかのしれませんが、他に違った教義を持つ宗教があれば、宗教というジャンル全体で見れば、これほど相対的なものはないわけです。
真実はひとつしかないわけですから、それ以外は全て間違いということになります。
或いは全てどこかが間違っていて、真実をきちんと教える宗教というものはないということも考えられました。
いずれにしても、人間という完全ではない存在を媒体として教義はできているわけですから、完全な教義などあろうはずはありません。
99.99％の宗教には真実はなく、これほど相対的といえるものを絶対的なものととらえて、戦争までするとはなんと人間というものは情けない存在だと僕は思いました。
まあ、子供なので、変な正義感のようなものを感じていたのかもしれません。
ただ、もうひとつ考えたことがありました。
こちらの方が重要です。
目に見えない死後の世界を信じない人に聞いて欲しい考えなのですが、それは相対的で間違いだらけにせよ、なぜ宗教というものが世の中にこれほどあふれているかという疑問に対する答えです。
僕は、やはり死後の世界はあるのだろうと考えました。
まったくなんの根拠もないところから、これほどまでに人類に宗教が広まっているはずがないと思ったのです。
インチキだとか錯覚だと言う方もいらっしゃいますが、全てが詐欺か精神的な異常から生み出されたものだと考えることはとても非科学的だと思ったのです。
インチキとか錯覚で片付けることは一見合理的ですが、あまりにも型にはめすぎていてその考えには合理性と説得性がまったく感じられなかったのです。
宗教全体を見たときには、確かに真実を伝えている宗教はほとんどないか、皆無かもしれません。
ところが、宗教がこれほど広がっているその根本的な原因について考えれば、それは死後の世界があるという事実があるからこそ、そこからどんどん派生していったのだと考えるほうが自然だと感じたのです。
真実はひとつでも、人間が媒体となったからこれほどいろいろな宗教が生まれてしまったのだろうと考えたわけです。
そんな風に中学の時に考えていた僕が、なぜ霊魂学 と出会ったその瞬間に真実だと思ったか、その理由は以前にも書いたとおりです。
自由意思と法則。
このことを読んだ時に全ての辻褄が合うと感じたのです。
伝統的な宗教にも新興宗教にも霊能者にも決定的な違和感を感じていた僕が、ほんの一瞬でそこに真実を見てしまったのです。
もちろん、人それぞれ感じ方は違うので、僕とまったく同じように感じる方は少ないかもしれません。
しかし、ある意味、あまり宗教的ではない方のほうが、霊魂学 は受け入れやすいのではないかと感じることがあります。
霊魂学 は宗教ですが、一般的な宗教とは一線を画しているからです。
宗教とは異質なものと感じる方もおられるようです。
だからこそ、ありとあらゆる方々に、「今すぐ始められる霊的トレーニング 」を実践して頂いて、わかりやすい霊魂学 や霊魂イエス 、或いはサイトであれば霊を知るために などで、霊魂学 を知って頂きたいと思います。
実践して、学ぶことによりいつしか見えてくるものがあるはずです。
霊魂学
にはご利益はありませんが、他にはない真実の輝きが感じられます。
それが本物か偽者かをあなた自身の霊的完成で感じ取って頂ければ幸いです。
そこには宗教の相対性を超えた真実がきっと見えるはずです。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
※ 契山館
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