人として生きている限り、誰にでも苦悩はあるでしょう。
この苦悩というのは相対的なもので、こんなことでそこまで悩むのと周りの人が驚くようなことでも本人にとっては、死にたくなるほどの苦悩ということもあります。
人は、霊的カルマの解消のために生まれてきているので、その人の霊的カルマ解消にとって必要な苦悩が訪れるようです。
したがって、周りの人がどんな風に感じようが、本人にとって苦悩であれば、それは苦悩なのです。
逆に物質社会における幸せというものも相対的なものになるのでしょうが、いずれにしても、個々が抱えている苦悩が全て無くなってしまえば、より幸せになったとは言えるでしょう。
ところがこの苦悩というものはとても大切なことのようです。
霊的カルマの解消は、結局、本人が悩み、苦しみながら、日々反省をして、独力でその苦悩を乗り越えることによってなされるからです。
自分自身で決断し、行動する以外には苦悩を乗り越える方法はないようです。
ただ、苦悩を乗り越えるといっても具体的に何をどうすれば良いかわからないから苦しみ悩むのでしょうから、ヒントというか考え行動するための道標というべきものは必要になってきます。
その道標となるものが霊魂学 なのです。
霊魂学 を学びました。日々、霊的トレーニング をやっています。
実はこれだけでは苦悩を乗り越えることはできません。
個々の苦悩は本人以外には解決できませんので、霊魂学 を道標としながら、自ら考え、自ら行動しなければそれを乗り越えることはできないのです。
人として生きているのですから、日々の生活に関することについては、実に当たり前のことを霊魂学 は教えてくれているのですが、一般的な宗教という言葉からは違ったことを想像される方が多いようです。
祈っていれば苦悩はなくなるとか、ご先祖様を供養すれば問題が解決するとか、そんな話を耳にしますが、この世に生まれてきた理由を考えれば、そのような他力本願の姿勢でものごとが解決するはずはないのです。
もちろん、日々の生活では感じることがほとんどない、見えない部分では、霊的トレーニング の実践や霊的集会 への参加によって、恐ろしいほどの進歩や向上があるようです。
この部分については、なかなか実感できないないために、ご利益や現実逃避を求めて入会した方は、すぐに退会してしまうというケースが出てくるのだと思っています。
また、霊的に進歩、向上するということは、苦悩を乗り越えることにより、更にレベルの高いテーマが訪れるということも意味しますので、どこまでいっても試行錯誤を繰り返さなければならないということにもなります。
このような本当のことを書いてしまうと、いつまでたっても苦悩から開放されないのなら、霊魂学 を知っても意味がないとほとんどの方は思われるでしょう。
しかし、残念ながら、霊魂学 を知っている知らないとは関係なく、一生苦悩は続くのです。
霊的カルマの解消が生まれてきた意味であるのであれば、解決しない限り、あらゆる形で次から次へと苦悩はやってきます。
そうであれば、自分から立ち向かって、自らの力で一つひとつ乗り越えていくしか、最終的に救われることはないのです。
そして、正しい方法で霊的トレーニング を日々積み重ねて、霊的集会 に積極的に参加していれば、霊的身体は一生苦行を重ねた人よりもはるかに高いレベルへと成長しますし、死後確実に幽界の上のほうには行けるので、安心して死ぬことができます。
死が訪れない人は誰もいないのですから、これ以上の保険はありません。
僕の妻は入会して間もないので、神伝禊法も神伝鎮魂法もまだ習っていません。
入会したことで、守護霊や指導霊の方々との接触は、今までよりは多くなっていますし、いざという時にいろいろな対応ができるので、一安心という状況にはありますが、修行は本人が努力しなければ何の効果もありません。
だから、一日でも早く神伝禊法も神伝鎮魂法もせめて初伝はやって欲しいと思っています。
人はいつ死ぬか分かりません。したがって、両方とも初伝だけでもやっていれば、通常の人とは桁違いの良い状況で死ぬことができますから、ひと安心なのです。
霊魂学 を学び、 霊的トレーニング を行い、霊的集会 に参加しても、日々の生活における修行 によって魂を強くしなければ、現実生活では大きな変化はないかもしれません。
しかし、自らの霊的カルマ解消のために、苦悩に打ち勝っていけば、必ず真の幸福を手に入れることができますし、いつまでもあえぎ苦しみ続けることはなくなります。
霊的カルマの解消を先延ばしにして、永遠とも言えるような長い期間苦しみ悩み続けるか、今、この瞬間に立ち向かうことを決意して、根本的に解決してしまうか、全てあなた自身の自由意思にかかっています。
わかりやすい霊魂学 や霊魂イエス は、あなたに読まれることを待っているのです。高級霊魂によって世に示されたこれらの書物は単なる解説書や小説ではありません。
自由意思という最大の権限を霊的に正しく行使すれば、いつか必ず苦悩を乗り越えることができるのです。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
※ 契山館
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