ギタリストがジョー・スタンプということで
買ってみたパワー・メタル・バンドの1st。
パワー・メタルとは言え、
どうせジョー・スタンプのことだから
コテコテのネオクラ・フレーズを
かましてくるのかと思いきや、
意外にもパワー・メタル然とした
プレイに徹しています。
ヴォーカルもパワフルで、
ラッセル・アレンやヨルン・ランデあたりを
彷彿とさせるアツい歌声であります。
Csaba Zvekanというヴォーカリストですが、
どう読んだら良いのか分かりません…。
ただ曲調がどれも似たり寄ったりで、
ミドル・テンポの曲ばかり並ぶ構成は
ちょっとかったるいですね。
歌も演奏も力量は文句なく、
曲もそれなりに完成度は高いですが、
これといった特徴は無く、
物足りなさを感じます。
やっぱりジョーは
イングヴェイのパクりと言われても
自分のソロかネオクラ・バンドにいる方が
良さを出せると思いますね。
☆「悪い所は無く、むしろハイレベルだが、これと言った特徴が無いのが難点」…☆☆☆☆☆☆星6つ!