GOLDEN RESURRECTION/Man with a Mission…2011年 | 車通勤メタル!

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児童養護施設で働くメタル好き中年保育士のCD日記。目指せ1万枚!

クリスチャン・リレグレンと

トミー・ヨハンソンを中心とした

プロジェクトの2ndアルバムです。

 

ネオ・クラ・マニアにとっては

ちょっとした夢のコラボでありまして、

内容の方もマニア心を鷲掴みにする

素晴らしい作品であります。

 

1stは実に分かりやすい

ネオ・クラ作品でしたが、

この2ndも方向性は全く変わらず、

実に分かりやすいアルバム。

 

そこが逆にマンネリでチープに感じる人もいると思いますが、

そういう人はまだまだ修行が足りない(笑)。

真のネオ・クラ・マニアには

これぐらい分かりやすい方がありがたいです。

 

曲がコンパクトで分かりやすいがゆえに、

奥深さは無いですが、

こういう即効性が高いベタな展開は

やはり心地よいですね。

 

1曲目、壮大なイントロ曲「The Light Overture」から続く

2曲目の「Man With A Mission」は、

出だしはそのまま疾走する展開かと思いきや、

意外にもミドル・テンポ・ナンバーで比較的

しっとりとした始まりであります。

 

1stのオープニング・ナンバーは

「See My Commands」という

あまりにもコテコテの

ネオ・クラ疾走曲だったもんですからね。

ちょっと意表をつかれた形です。

 

でもご安心を。

3曲目の「Identity In Christ」は実に分かりやすい

ネオ・クラ・ナンバーであります。

哀愁漂うサビ、クリスチャンの力強い歌、

トミーのいかにものソロで、完璧な展開。

 

続く「Golden Times」は

キャッチーなミドル・テンポの曲で、

速い曲だけでなくこういった曲も

充実しているのは素晴らしいですね。

なかなか良い曲です。

 

この2曲目~3曲目への流れは完璧ですね。

 

5曲目の「Finally Free」は

イントロはコテコテのネオ・クラ疾走曲ですが、

急にテンポがスローになり、

サビで再び疾走するという起伏のある曲。

初期SONATA ARCTICAのような雰囲気があり、

これもなかなか良い曲であります。

 

8曲目の「Metal Opus 1 In C# Minor」はインスト曲で、

タイトルからしてコテコテの展開を期待してしまいます。

期待通り、キラキラ、ピロピロしたクラシカルな

ナンバーです。

 

そして10曲目、ラストを飾るのは

「Flaming Youth」ですが、

イントロでズッコケそうになりました(苦笑)。

あのパクり魔人、いや(笑)、鍵盤魔人こと

リチャード・アンダーソン率いるMAJESTICの

「Voodoo Treasure」そのもの(汗)。

 

その後の展開、サビもどこかで聴いたような感じで、

パクりのパクりのような曲ですが、

悔しいけど、カッコいい(笑)。

やはりコテコテのネオ・クラは最高ですね。

 

まあ結局、聴きたいのはこういう展開なんですよ。

安直で、ワンパターンなんですが、

ネオ・クラ好きが求めるものなんて単純なもんです(笑)。

その単純さを改めて自覚しましたよ、これを聴いて。

 

☆「1stと変わらず、安定のコテコテ・ネオクラ。ちょっと凝った分、即効性は1stの方が上だがやはり素晴らしい」…☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星満点!