運動(身体)能力と運動神経 | Maruyama (SYT-SPORTS)のブログ

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   前回予告した運動能力と運動神経についてと、それについての僕の指導者としての考えを書かせていただきます。
このテーマは小、中学生の指導にあたる監督やコーチの指導の重要性にも関係があるので是非参考にしてください!
それについては最後に書きます♪

まず最初に運動能力と運動神経の違いから説明していきます!

運動(身体)能力とは、、、
身長、骨格、筋力どの身体が発揮する力のことを指します。
例)50m5秒台で走る力(瞬発力)
例)ものを遠くに飛ばす力
例)バスケのダンク(身長や跳躍力)

運動神経とは、、、
見たものを真似して体現したり、反応の速さ等を指します。
例)速球や変化球を瞬時に見極めとらえる
例)状況を判断し、素早く次の動作に移る
例)臨機応変に動いたりすること

このようにボールをとらえる力は運動神経で飛ばす力は運動能力と言えます。
余談ですが、状況を判断し臨機応変に素早く行動する運動神経は野球等の団体スポーツだけではなく、仕事や生きてく上でに重要です!

そして、運動能力と運動神経の最大値はいつ決まるのか?
「運動能力は0~3歳」で最大値が決まります。
「運動神経は成長期が3回はくる」と言われていています!
1回目は3~6歳にかけて
2回目ら小学校中学年~高学年にかけて
3回目は第二次成長期の後

小、中学生の選手に指導する監督やコーチは身体能力を飛躍的にあげることは難しいし、してはいけません!
下手なトレーニング指導をすれば、子どもの身体の成長に弊害が起こるからです。
何の根拠もないトレーニングを小、中学生の選手にやらせてないですか?
成長期にすると弊害が起こるトレーニングなどもあるんです^_^;

最初に指導者の指導の重要性と言いましたが、指導者は特に運動神経に重点を置いて指導にあたらなければなりません。

多くの指導者が勘違いしているように思うのですが、技術練習を繰り返してもなかなか技術向上はしません!
なぜなら、「技術は身体能力ではなく運動神経」の枠に入ります。
ですから、将来性を考えて小、中学生を上手くするなら運動神経の向上をまず第一に考えた指導がなによりも大切になってくるのです。

ただ技術指導をしたり、身体能力の向上をさせようとするコーチはたくさんいます。しかし、そのような指導では以下の問題がでてきます。

「選手が毎週練習して、1ヶ月たってもあまり上手くならない」
「選手の動きがぎこちない」
「選手が同じミスをしてしまう」
これはほとんどが監督やコーチの指導に問題があります!

僕が指導で常に子どもたちのために大事にしてるのは「運動神経の向上」と「子どもの身体の成長に合わせた身体能力の向上」です。

次回はウォーミングアップについて少し書きます。

わざわざ時間をさいて読んでくださった方、本当にありがとうございます(^○^)

     丸山