ヨーロッパリーグ結果速報(8月11日~12日) Part.1 | 欧州野球狂の詩

欧州野球狂の詩

日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪

スペインリーグ(スペインシリーズ第3~4戦)


11日

バレンシア・アストロズ9-4ベースボール・バルセロナ


12日

バレンシア・アストロズ10-15ベースボール・バルセロナ(3勝1敗でバルセロナが優勝)


 2012年のスペインリーグは、ベースボール・バルセロナの栄えある2連覇で、幕を閉じることとなりました。11日から始まった後半戦では、第3戦でアストロズ打線が爆発し、9得点を挙げて快勝。既に2連敗して後がない状況で、今季レギュラーシーズン1位の意地を見せます。しかし第4戦、両チーム合計で25得点という乱打戦になったゲームでは、15得点を挙げたバルセロナがアストロズに打ち勝ち、見事引導を渡すことに成功しました。


 見事優勝を果たしたバルセロナは、これで前身のFCバルセロナ時代から2連覇。バルサ傘下を離れ、独立したプロ野球球団として再スタートを切った今季は、勝率9割越えを記録した昨季のような、大正義ぶりを見せつけるには至りませんでしたが(今季は29勝7敗でリーグ2位)、それでも久しぶりに復活したプレーオフで、見事な勝利を飾ってみせたあたりは、さすが王者といったところですね。ベースボール・バルセロナの選手や関係者の皆さん、優勝おめでとうございます。


 また、今回のプレーオフでは敗れたものの、リーグ1位チームとして最後まで戦い抜いたアストロズの選手たちも、称賛に値すると思います。一昨年はリーグ下位に沈んでしまったものの、そこから見事復活を遂げ、今年はリーグ唯一の30勝以上となる32勝をマーク。本物の強豪に生まれ変わったと言って間違いないでしょう。今季は最後で苦杯を飲む形になりましたが、来季は是非リベンジに挑んでください。準優勝おめでとうございます。


ソース:http://www.mister-baseball.com/spanish-finals-cb-barcelona-defends-title/


フランスリーグ(フランスシリーズ第1~2戦)


11日

セナート・テンプライアーズ6-4ルーアン・ハスキーズ

セナート・テンプライアーズ1-5ルーアン・ハスキーズ


 フランスリーグでも、いよいよ今季王者を決めるフランスシリーズが開幕。レギュラーシーズン首位のハスキーズと、同2位のテンプライアーズとの顔合わせとなる今回は、5回戦制でチャンピオンシップが開催されます。現地時間11日に行われた2試合では、第1戦でテンプライアーズが接戦を制し、先手を取る形に。しかし続く第2戦では、ディフェンディングチャンピオンのハスキーズが、クリス・メズガーの好投もあって、快勝を収めています。いきなり、お互いに一歩も譲らぬつばぜり合いとなっている今回。第3戦以降の展開が楽しみですね。


ソース:http://www.mister-baseball.com/french-finals-senart-rouen-split-games/


ドイツリーグ(ドイッチャー・マイスターシャフト第1~2戦)


11日

パダーボーン・アンタッチャブルズ7-8レーゲンスブルグ・レギオネーレ(延長10回)


12日

パダーボーン・アンタッチャブルズ0-1レーゲンスブルグ・レギオネーレ


 2年連続で同じ顔合わせとなった、ドイツ国内王者を決めるドイッチャーマイスターシャフト。今年で3年連続、過去5年間で4度目の王者を目指している、ディフェンディングチャンピオンのレギオネーレが、2試合続けて1点差の接戦をものにし、早くもシリーズ制覇に王手をかけました。第1戦では、計3度もリードを許しながらも、8回に一挙3点を挙げて追いつくと、10回にルドウィグ・グラサーが勝ち越し適時二塁打を放ち、見事白星をものに。第2戦では、2回にエバン・ルブランが放った二塁打を足がかりに挙げた1点を、ジャスティン・キューンとハリー・グリンの継投で守り抜き、しびれる投手戦を制しています。


ソース一覧

http://www.mister-baseball.com/german-finals-buchbinder-legionaere-rally-glasers-doubles/

http://www.mister-baseball.com/german-finals-regensburg-win-shutout/


イタリアリーグ(イタリアシリーズ第1~2戦)


10日

T&Aサンマリノ・タイタンズ8-5テレマーケット・リミニ・パイレーツ


11日

T&Aサンマリノ・タイタンズ2-0テレマーケット・リミニ・パイレーツ


 10日に開幕したイタリアシリーズ。ディフェンディングチャンピオンのタイタンズに、リミニが挑む構図となる今回のチャンピオンシップでは、王者防衛に挑むタイタンズが2勝を挙げ、7回戦制のシリーズで幸先のいいスタートを切りました。第1戦では、9回表終了時点で3-5とリードをゆるしながら、マルコ・イェペスが元大リーガーのマーク・ディフェリスからサヨナラ3ランを放つなど、一挙5点を挙げて大逆転勝利。第2戦では、ジャイロ・ラモス・ジッツィが初回に放った2ランで挙げた2点を、先発クリス・クーパーらが守り抜いて2勝目を挙げています。


ソース一覧

http://www.mister-baseball.com/italian-series-ta-san-marino-rallies-win-game-1/

http://www.mister-baseball.com/italian-series-ta-san-marino-games-shutout/