システムプリズマ開発です。
『迷宮塔路 レガシスタ』発売中です。
メールで様々なご意見ご感想などお送りいただきありがとうございます。
ただ、想像よりもメール件数が多いため、今後全てのメールに個別にご返信さしあげることができない事もあるかも知れません。
それでも構わないという方、システムプリズマ開発へ直接届けたい場合はこちらへご連絡ください。
(内容をblogに転載してもよいかどうかメールに記載してください)
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support@prisma.jp
『レガシスタ』へのご意見ご感想ご要望を正規のルートで送りたい場合は同梱のアンケートハガキ、日本一ソフトウェアカスタマサポートへどうぞ。
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>・装備変更画面でのエディットキャラクターの画像追加の希望
>装備変更画面にてエディットキャラクターだけ画像がないので寂しいです。
>画像をロード、もしくはお絵かきで絵を入れられるようにならないでしょうか。パッチを作成できた場合はパッチ適用後にデフォルトのエディットキャラ絵を増やすことは技術的には可能です。
その場合、公式HPに上がっているキャラを予め収録するといった対処になると思います。
しかしゲーム内でユーザー様が描いた絵を、ゲーム内でエディットキャラサンプルとして登録する機能はつけることはできません。
レガシスタでは「絵が描ける&拠点で表示する」という仕様上、フルカラーの巨大な画像をキャラメイク可能数だけメモリに乗せ続けています。
ストーリーキャラのように最初からブルーレイディスクに収録できるキャラ絵は必要なときだけディスクから読み込むことも出来ますが、ユーザーが作成したキャラ絵は必要ないときもメモリに載せ続けるしかないのです。
HDD対応など行えば擬似的にそういった機能を付けたり、メイクキャラ数の上限も増えるのですが単純にスケジュール等の問題で製品版ではその対応は行いませんでした。
ゲームの読み込みが増えてレスポンスが悪くなってもいけませんから、快適さを維持する調整やデバッグも大変なのではないかなと予想している為です。
やってみたら案外すんなりいきそうな気もするのですが。
>・ジュークボックスのBGM差し替えについて
>今作のジュークボックス、新規曲から過去作のOPEDまで、とても充実していて最高です!
>そこから更に贅沢な要望となってしまうのですが
>ジュークボックス内のBGMをPS3のミュージックフォルダから差し替えることができる機能を
>追加することはできないでしょうか。(所謂カスタムサントラという機能です)こちらは楽曲権利のある日本一ソフトウェアと、音楽を製作していただいたZIZZ STUDIOさんのご好意があり過去タイトルの曲をジュークボックスに収録することができました。
お客様が喜んでくれるならというファンサービスで入れることができたものですから、簡単にデータを外部エクスポートできる機能は付けられません。
すみません……。
ちなみに、過去作でお気に入りの曲がありましたらクラシックダンジョンならサントラが既に発売されております。
クラシックダンジョンX2やレガシスタも「サントラを出せればいいなぁ」と今も関係者が努力している所でございますので、気長にお待ちいただければ今後サントラが発売されるかも知れません。
>・アクションの追加について
>過去作で存在したスライディング、盾ダッシュ等が削除されていて疑問です。
>追加する事が可能であれば追加してほしいです。
>バランス調整のためにあえて削除した、という事であればこのままで構いません。
スライディングは、レガシスタでは見た目の違和感が増したため削除致しました。
低解像度のドット絵では「なんとなく」許されていた動作でも、今作で「変すぎる」ように見えてしまったものは削除しています。
一応、スライディングを削除しただけではゲーム性が単純に減ってしまいますので罠飛来物の回避に「攻撃による撃ち落とし」を入れたり、それに付随する「飛来する卵」といった新要素も考えてみました。
ただ、やはり「スライディングが欲しかった」という意見は複数頂戴しておりますので、もう少し代案が無かったか反省する所ではあります。
今後の参考にさせていただきます。
>・名前文字数の増加について
>エディットキャラクターにつける事ができる名前の文字数を増やしてほしいです。
>例えばある条件を満たすと「ダンジョンさん」のグラフィックを使用することが可能になりますが
>6文字しか入らないため作ろうとすると「ダンジョンさ」までしか入りません。悲しいです…
そうですよね……。
わかります。実は最初は名前を8文字ほど入力できました。
しかし開発終盤どうしても画面内レイアウトに名前が収まらない部分が出てきてしまったので6文字に変更したのです。
パッチを作ることがあれば、名前文字数を7、8文字に増やすことは出来ますがレイアウトが崩れてしまいます。
もしくはレイアウトが崩れる部分のみ6文字しか表示しない、という方法もありますが……。
バグに見えますから難しいかも知れませんね。
>・ボイスダウンロードの追加について
>今作ではキャラのボイス追加に加え、豊富なコラボキャラが用意されていましたが
>コラボキャラには元々ボイスのイメージがついているキャラが多く
>キャラをクリエイトしても違和感が出るので全部「ボイス:無し」で使っています。
>コラボキャラのボイスをダウンロードして使用できるようにならないでしょうか。
>加えて、何故かボイスからハブられている「ダンジョンさん」も追加してほしいです。
>金銭面の問題もありそうなので、無理なら次回作で考慮して頂けるとありがたいです。コラボキャラのボイスを入れるのは権利面で色々と難しい部分が多いと思います。
ですが、開発中も検討には上がったのですが「ユーザーが用意した音声のインポート機能」なら少しは可能性があるかも知れません。
パッチ機会があればもう一度検討してみたいと思います。
これがあれば、「ユーザー様個人でお楽しみになる限り」あらゆるキャラが再現できるはずと考えています。
ただこれも様々な問題をクリアしなければなりませんのでハードルが高いです。
期待はあまり持たれないほうが良いかと思います。
「ダンジョンさん」は戦闘ボイスが必要とは思っていなかったため未収録でした。
せっかくなので録っておけばよかったですね……。
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>敵キャラがとても魅力的でその見た目でゲームをプレイしたいなとクラシックダンジョンをやっているときから思っていました。
>やりこみ要素としてその敵キャラの討伐数1万体などで使用可能やDLC配信でも宜しいのでは使えるようになったらとても嬉しいです。敵キャラを気に入っていただけたようでありがとうございます。
実はレガシスタ開発初期には「モンスターを一匹連れていけるようにするよ」というシステムを考えていた頃もあったのですが、作業優先度の底無し沼の中に埋もれて消えていってしまいました。
どんなものだったか昔の仕様書(アイデアシート)を見てみると
「モンスター師」が生きた状態でモンスターを倒すと、極稀にモンスターが起き上がってハートマークが頭上に付くことがある。
その状態のモンスターは仲間属性になっていて、主人公の後を付いて回る。
敵からの攻撃、主人公の攻撃を、そのハートモンスターは受ける。
なんとか生きて出口まで連れて行くと、仲間としてコネクトが可能になる。
などと書いてありました。
そういえばレガシスタは開発当初、あらゆる対象物と「コネクト」するゲームにしようとしていました。
エナジーフレームでは、あらゆるコネクトした存在を「装備品」扱いとして使えるシステムを想定していたようです。
拠点の植木をコネクト(装備)して戦闘で壊れたら拠点の植木も壊れていたり、ダンジョンそのものとコネクトして自分が死んだらダンジョンそのものが壊れたり、メニューウインドウといったメタ的なものや、PS3周辺機器など実際のアナログ物とコネクトできたり通信先のユーザー自体をコネクト(装備)できても面白いかな等と発想を広げていた時期です。
最終的にできあがった製品版とはずいぶん違いますね。
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>・装備変更で△を押して情報切替をやった後に別の装備(notスロット)にカーソルやると情報切替が初期ページに戻って比較などをやる時にちょっと面倒です。
>・ソートが便利ですが昇順降順どっちになったのかがわからないのがちょっと残念です。特に今回は性能差がありすぎて別の名前の上位でも下位に余裕で劣るようなやつがあるので慣れないとパッと見だけでは昇順降順の判別がしにくいです。確かにおっしゃるとおりだと思います。
今後の参考にさせていただきます。
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> 質問:職業個性「チキンパワー」ですが、たまにピックルがいないのに発動していることがあります。探しても見当たりません。
> 強くなるので助かっているのですが・・・。これはバグなのでしょうか?仕様上、ランジョンではプレイヤーの見えない部分にもマップが存在することがあり、そこにピックル系が生成されることがあります。
ゲームの仕様的にはバグではないのですが、お客さまにとっては大変わかりにくい設計となってしまいました。
大変申し訳有りません。
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>だいぶやってると序盤のような緊張感がなくなってきたので、いつでも緊張感が味わえるように
>レベル1から始まり装備は現地調達、最終目標はダンジョンクリアとハイスコア競い。
>のようなミニゲームとかそんなレガシスタもやってみたと思いました。たしかに、そういう遊びも面白そうですね。
実は、装備品持ち込み不可については我々も、もっと作り込みたいと考えていました。
本当は持ち込み不可のみのエナジーフレームのみを覚えていく隠し職業「ローグ」と、ローグ職業しか入れないランジョンを作る予定があったのですが開発中盤にそれらのデータはクローズしてしまいました。
開発中盤以降は
「そんなことやってる場合じゃねぇ!」
という鬼気迫るデバッグやバランス調整をする時期に入ってしまいましたので、優先度が低い要素が次々に切り捨てられていったのですが、力及ばず残念だったなという気もしています。
クラシックダンジョンが続編のX2で様々なボリュームや種類が増えたように、レガシスタも同じハードで続編を作ることがあれば様々な部分をボリュームアップできるかも知れません。
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>個人的な問題で申し訳ないのですが、私は色盲のため名品と逸品の色の違いが分かりません。
>色意外で簡単に名品と逸品を見分けられる方法(アイテムの説明文に名品や逸品と表示される等)を何か考えて頂けないでしょうか。
>または、はっきり違いのわかる色に変更して頂けませんか。
>
>少数派の意見である事は重々承知していますが、同じ悩みを持つ方はいると思います。
>今回は修正不可能であれば、次回作以降で考慮してもらえますとありがたいです。貴重なご意見ありがとうございます。
実は開発スタッフにも色盲の者がおり、レガシスタや他タイトルの開発中も色問題については身近なこととして考えている次第です。
(たとえば以前プリズマで開発したディスガイアDSでは、色盲の方でも地面のジオパネルの判別ができるよう設定で「濃さ」を変更できるようにしました)
色盲の方も個人個人でどの色が認識しにくいか個人差があるとも聞いており、対応には苦慮しています。
ただ、今回頂いたようなご意見を拝見しているとレガシスタの場合、「設定」で名品、逸品のな色自体の変更項目があるのが良いのかもしれないと思うようになりました。
ゲームの作り上、レガシスタでその設定を組み込むことが可能かどうかは即答できませんが、今後ゲーム制作を行なっていく上で、このご意見は今後も参考にさせていただきます。
ではまた。
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