できるようになる方法というのを、解説
したいと思います。
受託の仕事というのは、仕事自体を
受託して、納期までに指定されたものを
納品し、何も問題がなければ、その金額
が支払われるという仕事の契約形態です。
契約形態には、受託ベースと派遣ベースと
いうものがあり、派遣ベースというのは、
指定された現場に出向し、指定された
仕事をこなしていく方法です。
何も問題が無ければ、コンスタントに
契約金額が、毎月支払われます。
気を付けなければならないことは、どちらも
支払いサイトがあって、締め日から何日
後に賃金が振り込まれるので、数日間
支払いが空いてしまう可能性があります。
最近では、支払いサイトが20日締めの月末払い
とか良心的な支払いサイトのものも多く
なってきましたが、長い物で70日サイトなど
というものも、あります。
70日サイトの場合、当月末日が締め日だとすると、
入金日は翌翌々月の10日払いなど、2ヶ月以上も
入金が先になってしまいます。
初めてフリーSEになる方は、その間お金が入って
来ないので、注意が必要です。
本題に戻りますが、フリーSEで受託の仕事ができる
ようになる方法ですが、汎用機の仕事ではあまり
チャンスはありません。
汎用機のプログラム言語は、より人間に近いところ
に位置する、COBOLやPL/Iなので、開発単価も
安く、プログラマー人口も多いので、フリーSEには
廻らないんです。
しかし、無いことはなく、殆どのケースでは、その時
基本設計を担当した会社の人が、詳細設計以降、
自社に持ち帰り、自社の社員にやらせる傾向が
あります。
フリーSEの立場で、基本設計に参加していれば、
ある程度の量は持ち帰ることもできると思いますが、
開発納期は決まっているので、1人分を持ち帰った
ところで、あまりうまみはないでしょう。
すべて持ち帰ることができ、自分が知っている
ソフト会社に外注できるなら、そちらに回すことも
できます。
規模が大きく、納期は短いので、大勢の人間で
消化していかなければならないので、自分1人
がやれる分は、たかが知れているんです。
その上、ステップ単価が安いので、うまみが
ないんですよ。
だから、どうせ受託の仕事をやるのなら、制御系
プログラムやゲームソフトの方が、良いと思います。
汎用機の人が、いきなりゲームソフトをやれと
言われても、それは無理の話なので、最初は
ゲームソフトの開発現場に派遣ベースで入り込み、
そのノウハウを身につけるんですよ。
ただ、そのように入り込めるような現場があればの
話です。
「ギークスジョブ」の個別説明会で、そのような現場
を紹介してもらえるかどうかを相談してみてください。
フリーランス/Webデザイナー募集【ギークスジョブ】

そのような現場が無かった場合、出てきたら連絡を
もらえるようにしておけば、入りこめる可能性も
出てくるでしょう。
いきなり要領もわからずに、受託の仕事を受ける程
危険なことはありません。
間違いなく、失敗することでしょう。
派遣で現場に入り込めた場合でも、受託で仕事を
受けている意識で当たり、受託ベースと同じ条件を
意識しながら、仕事にあたります。
派遣ベースなら、現場に出勤をして仕事をしていれば、
賃金をもらえるので、その環境で、仕事を受けた場合の
腕を磨くんですよ。
指定された開発期間で、プログラムのテスト結果とテスト
仕様書が納品できなければ、受託の仕事の場合は賃金
自体が受け取れないので、何が何でも納品できるように
シミュレーションを繰り返します。
開発方法の要領がわかってくれば、徐々に必要な資産
(関数やサブルーチン)なども増えてくるので、効率も
良くなってきます。
慣れれば慣れる程、開発手順は、効率化できるように
なり、3ヶ月の開発期間の仕事が2ヶ月、1ケ月と短縮
することができるようになります。
1つの仕事が納品出来れば、次の仕事に取りかかれる
ので、それによって収入も増やすことができるように
なります。
コンスタントに仕事がこなせるようになると、今度は
人を増やして、その人の分の仕事を余分に取ること
ができるようになります。
その人材も同時に効率化を教育していけば、生産率
もさらに上げることができるようになり、その調子で
人を増やして行くことで、物凄く効率良く生産性の
良い会社を設立できるようになるんです。
そのように生産性の良い会社は、あまりないので、
勿論、成功することが間違い無いんですよ。
世の中、人と同じことをやっていても、群から突出
することはできません。
大きくなて行く会社は、如何に生産性を上げるかが
勝負です。
それには、少数精鋭型の方が小回りも訊き、充分に
勝ち目があるんですよ。
下手に大きくなってしまった会社に生産性を上げると
言っても、それは無理な話なんですよ。
そうでしょ!?
みんな、人の言うことなんか訊かない人材が、大半
なのですから!!