仕事のお手本となるリーダーにめぐり会えると実力が一揆に身につく | システムエンジニア フリーランス 年収・やりがい・魅力・将来性

システムエンジニア フリーランス 年収・やりがい・魅力・将来性

システムエンジニアの業界の優秀な社員が、フリーランスに転職していくその魅力(年収・やりがい・将来性)についての解説。

システムエンジニアの仕事をしていると、
仕事面で尊敬ができる先輩やリーダー
に出逢えると、俄然やる気というものが
出てきますよね!?


私も過去に数名、そのような先輩やリーダー
と出会えたことがあります。


そのような先輩に出逢えると、言葉一つ一つ
から、その先輩を真似ようとするものです。


そもそも、仕事面で尊敬しているので、何を
言われた訳でもないのに、仕事まで真似て
その先輩が率先して残って頑張っているのに
自分も帰れないと遅くまで一生懸命仕事を
することができたりするんですよ。


私は、そのような先輩に初めて出会えたのは、
フリーSEになってからでした。


最初に入った会社では、仕事面で尊敬ができる
先輩は、残念ながらいませんでした。


フリーSE1年目で配属された、某証券会社の
センターが現場でした。


当時、そのリーダーは、確か25歳。


私は、高卒で3年目だったので、21歳でした。


その25歳のリーダーは、21歳の私をちゃんと
1人の大人として扱ってくれ、未だ不自由分で
理解に苦しんだと思うような私の言葉にも、
一生懸命理解しようとしてくれて、私の言いたい
ことを理解してくれたんです。


私が言いたい事を理解すると、それに対して
的確に意見をしてくれて、その時私は、流石に
東大出身だと驚きました。


要点の的を得ていて、コメントに無駄が無いんです。


私の言葉足らずの意見を理解することに、一番
時間がかかっていましたが、私が言いたい事を
理解すると、その内容を私に言いたかったことは
こういうことかと確認をし、そうとわかるとそれに対して
こうすればいい、ああすればいいという的確な
対応方法を示し、それで納得が出来たかを私に
確認をして、要件が済むとサッと自分の作業に
戻るという鮮やかな対応でした。


周りには、私のような人間がたくさんいるので、
一通りその対応に追われてしまうと、1日が
終わってしまうんですよ。


そうなると、自分の作業が進まないので、そのため
徹夜で自分の作業に追われてしまうというような
状況がありました。


しかし、愚痴一つ言わず、毎日人からの対応に
追われていたんです。


やがて、みんなそのことに気付き、○○さんの
作業時間が無くなってしまうから、なるべく自己解決
をする努力や、他の先輩で確認ができるような
ことは、他の先輩に質問をして、なるべくリーダーには
負担をかけないようにしようと、個人個人がその
ような対応を自らしていました。


みんな、このチームリーダーの為なら何でもする
くらいのことを、自ら考えていたのだと思います。


その証拠に、誰もがそのチームリーダーの仕草や
会話や口癖を真似る人がたくさんいて、仕事面だって
毎日最終まで仕事をして、休日出勤だって、強いられた
訳でもないのに、自ら出勤していましたから。


ユーザに確認に行く作業だって、お客さんのところに
行くまでがまた面倒くさいんですよ。


証券会社のお偉いさんなんか、面倒くさい人ばかり
なので、なにかひとつ質問に行く作業だって、足が
中々向わないんです。


しかし、みんなチームリーダーに憧れているものだから、
率先して嫌な作業にもあたっていましたね。


今思うと、私はあの頃最も、システムエンジニアとして、
最も成長したのだと思います。


自分自身の責任感というものを、身につけることができた
と思った時期だったんです。


その自覚が芽生えてくると、後はもうどこの現場に行っても
十分にやっていけるようになります。


私がSEとして、新たな現場に立ち向かうスタンスは、当時の
ものが基本になっているので、相変わらず当時のまんまの
対応です。


それでいて、どこの現場にも馴染むことができ、入り込んだら
重宝されて、1度離脱をしても、再びその現場からはお呼びが
かかると言った具合です。


だから、仕事に困ったことは、リーマンショックの時だけです。


当時だって、別に困りはしませんでしたが、先がどうなるのかが
見えなかったので、その時に仕事に就いていないという不安は
ありましたけど、私的には長い夏休みだったんです。