この間、以前一緒に仕事をしていた友人から電話がありました。
私が電話に出ると、「何やってんの?」と、言うんです。
彼とはもうかれこれ、20年以上逢っていません。
電話越しに話をするのも、それぐらいぶりなんですよ。
それが、いきなり「何やってんの?」ですから、笑っちゃいますよ!!
彼が電話をして来る時は、いつもこんな感じなんですよ!!
訊くと、子供が大学を卒業して、ひと段落付いたから電話をかけてきたそうなんです。
彼と私は、もう20代前半の時からの知り合いで、私と同様にフリーでシステムエンジニアをやってきました。
彼は、受託ベースでフリーランスの仕事を続けてきて、数年後には会社を設立し、その会社は現在は社員も増えて、安定して大きくなってきています。
今やちょっとしたシステム開発の会社です。
私はというと、彼とは異なり、派遣ベースでフリーランスの仕事をやってきました。
受託ベースで仕事をしてきた彼は、着々と会社を設立し、社員を増やして会社を大きくし、立派に会社の社長として現在も活躍しています。
方や私は、派遣ベースで仕事を続けてきて、その時稼いだ資金を元に現在事業に挑戦中です。
私は、将来コンピューターでは無いところで仕事をしたかったので、このような形を取りました。
彼は、根っからコンピューター関連で成功するという目的で、受託ベースの仕事を続けてきました。
そこが彼と私の違いです。
これからフリーランスで仕事をしようと言う方で、将来コンピューター会社を設立しようと思っている方は、彼のように受託ベースで仕事をすることをおすすめします。
というのも、受託ベースで個人で仕事を続けるということは、もはや会社を設立したも同様なんですよ。
受託ベースで仕事が出来た段階で、半分は会社設立に成功したようなものなんです。
最初は、自分がこなせるレベルで仕事を消化していき、慣れてくれば人を1人増やして自分の仕事をやらせればいいのですから。
数人で集まって、いっせいのせで始める仕事よりも、1人増やして、2人増やして、3人増やしてと、やって行った方が、失敗のリスクが少ないんです。
大勢の人が、受託ベースで仕事を失敗する人がいる中で、彼のように自分でとってきた仕事を廻してくれて、そのノウハウも援助してもらえるので、失敗するリスクが物凄く少なくなるんですよ。
そのような会社で、受託ベースの仕事に入り込めるのなら、これほどチャンスのことはないんです。
そこの会社を利用して、ゆくゆくは自分も会社を起業したいと思い、入り込めたら、これほどラッキーのことは無いんです。
受託ベースの仕事が軌道に乗るまでは、中々大変なものがあるんですよ。
サブルーチンや関数を作り、それらが揃うことで時間の短縮を測れるようになるんです。
そうなってくると、極端な話、プログラムをダビングするだけで、3ヶ月分の開発費が受け取れてしまったりするんですよ。
いきなり受託ベースの仕事に首を突っ込むと、それらは全く揃っていない状態なので、時間がかかること必死なんです。
でも、もし彼の会社のようなところに入り込めたら、サブルーチンや関数等を一切合財もらえるかもしれないじゃないですか!!
そのようなことで、私はそこに入り込めたら非常にラッキーと表現しました。