フリーエンジニアの相場を最初は知りませんでした | システムエンジニア フリーランス 年収・やりがい・魅力・将来性

システムエンジニア フリーランス 年収・やりがい・魅力・将来性

システムエンジニアの業界の優秀な社員が、フリーランスに転職していくその魅力(年収・やりがい・将来性)についての解説。

初めてフリーエンジニアとなった私は給料の金額を提示して欲しいと突然言われたので、正社員の時の給料から即座に計算をして、思い切って「30万円!!」と言ってみました。


「恐らく没になるだろう」と思っていたら、即決で「わかりました。」


「それでは、その金額でお願いします。」


「明日出向現場に面接に行きますので10時までにここに来てください」と言われて、次の日10時に会社にやって来ました。


すると、私と同じように別のフリーエンジニアの方が事務所に来ていました。


軽く挨拶をして軽い世間話などを交わしていると、その彼がここは幾らで契約をしたのかと訊いてきました。


私は正直に「30万円」と応えると、


「安く契約をしたね~」と言ってきたのです。


私としては今までの給料が税込みで13万円位だったので、30万円はかなり張ったりをかましたつもりだったのですが、その彼は自給2000円、180時間で36万円と言っていました。


仕事の時間は180時間働かなければならないという制限はなかったので、だいたい平均160時間前後でした。


彼は私よりも2歳位年上だったし、私もフリーというものがあること自体知らなかったので30万円は自分に妥当な金額だと納得をしました。


2年間その金額で務めあげましたが、その間に私と同じ立場のフリーの人から色々な情報を交換しました。


フリーエンジニアの人と仲良くなると、まず契約金の話を交わします。


そして、だんだんと相場というものがわかってきます。


いろいろな人から契約金を訊いてみると、改めて自分がどれだけ安い金額で働いてきたのかちょっと損した感を感じました。


これも人生勉強だと思い、自分の気持ちに言い聞かせました。