環境整備プロジェクトチーム
当社には 『人』 『物』 『情報』 の3つの環境整備プロジェクトチームがあります。
『人』は礼儀作法
『物』は整理整頓
『情報』は報連相
の向上を目的として活動してもらっています。
今で約1年半ですが、プロジェクトメンバーの日々の活動で
『着実にレベルが上がってきているなぁ』と実感できます。
環境整備のレベルが上がれば仕事のレベルも上がって来ます。
これは、とても良いPDCA循環につながっている気がします。
またプロジェクトチームは部門を越えての混合チームですので、普段あまり接点のない社員同士が接点を持つことができるので、コミニュケーションを良くする効果も
あります。
プロジェクト企画の社内勉強会を実施
良い企業文化は、一朝一夕にはできません。
継続的で地道な活動を積み上げていくしか方法はないのでしょうね。
欧州国際工作機械見本市(EMO2011)を視察
先日、欧州国際工作機械見本市(EMO2011)を視察できる
チャンスに恵まれ、ドイツのハノーバーへ行って来ました。
事前にインターネットで確認したハノーバーの気温は15度~20度と
少々寒いとの情報でしたが、実際には快晴で視察するには最高の
気候でした。
メッセ会場は世界一の広さで、なんと東京ビックサイトの6倍強!
しかも27ホールもあるそうです。
さすがに世界一広いだけあって
日本の展示会では"狭い通路に人で大混雑"といった感じですが、
EMOでは通路も広く、来場者が多いにも関わらず、人とぶつかる
ことも少なく、見学しやすい環境でした。
欧州のマシンメーカーの印象です…。
性能や機能は視察では分からないのでコメントはできませんが
外観は洗練されたデザインや色使いで構成されていました。
こんな洒落たマシンが入る工場…
デザインスタジオを大きくしたような工場ならベストマッチしてカッコイイですね!
これからのものづくり企業、特に中小企業は企業ブランドを
高めるためにデザイン力も重要です。
製品のデザインだけでなく働く環境全般にデザインを意識した
取組みをしていけば、社員の意識改革から成長にも繋がるの
ではないかと思いました。
ただ、ひとつ残念なことは、今回CAD/CAMなどの生産支援システム
エリアでは、新製品や新技術の大きな変化が感じられませんでした。
そのせいかどうかわかりませんが、来場者が少ないような印象です。
(累計では多かったかもしれませんが…)
また日本のマシンメーカーの方に聞いた話ですが、
今回のEMO2011は、中国からの来場が期待していたよりも
かなり少なかったとのことです。
確かに会場で中国語が飛び交っていた印象はなかったように思います。
金融引き締めから設備投資が抑制されているためらしいですが、
それでも世界一の購買国であることは揺るぎない事実です。
全体の感想としまして…。
マシンもCAD/CAMも新製品は5軸加工や複合加工への対応で、メーカーは
マシンやソフトは作れてあたりまえ。
今後は、より高性能・高精度の競争に移行しているように感じ取れました。
要はマシンさえあれば、世界中どこでも高度な加工ができることになります。
我々のように国内でマシンを販売する側も、より高度で複合的なスキルを
身につけていかなければ、グローバルな競争に生き残っていけないのでは
と、今回のEMO2011で改めて認識いたしました。
「歴史に学ぶ」
厳しい乱世の時代を生き抜くという点で、戦国時代や幕末と現代は
共通点が多いと思います。
戦国時代は大小様々な武将が群雄割拠し、しのぎを削りあう様は
同業界に多数の同業者が存在する今の国内市場と被ります。
又、欧米列強から強力な圧力で開国を迫られ鎖国か開国かで
世論も割れて政治が機能していない様は今の日本の様相と似ています。
今は、まさに世界は「経済乱世の時代」と言えるのではないでしょうか?
「歴史は繰り返す」という言葉を信じるなら、乱世に生きた先人に学ぶことが
今 この厳しい乱世を生き抜くために重要なことだと思います。
歴史書を読むと乱世の時代をたくましく生きた先人達の姿に触れることができます。
共通していることは、乱世の時代を生き名を残した先人達は、
夢・情熱・志は常に持ち続けていたことでしょう。
夢・情熱・志さえ持っていればどんな壁でも乗り越えられると
信じて前進あるのみ!!





