システムクリエイト 川上の想い -10ページ目

新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。


「一年の計は元旦にあり」

と言われるように新しい年の初めは一年で最も大切な時です。
その大切な時をどうするか?


大切な時の今だからこそ、実践していきたいことがあります。


それは…

私の学ぶ盛和塾の稲盛塾長が講話の中でお話しされる
積極思想の哲人である中村天風さんの教えです。

「新しき計画の成就には、ただ、不屈不撓(ふくつふとう)の一心にあり。
 さらばひたむきにただ想え。気高く強く一筋に」


この良き思いを一筋に持ち続けて、

2012年の経営理念実現に向けて邁進してまいります。

皆様、どうか今年一年宜しくお願いいたします。

2011年を振り返って…

早いもので今年もまもなく終わろうとしています。

日本中が悲しみのどん底に落とされた東日本大震災。


しかし、その深い失望の中からでも、人と人との「絆」の大切さを改めて思い起こすこともできました。


来年も世界はグローバル化の流れが一段と加速され、超速で変化していくものと思われます。


それでも、わたしたちシステムクリエイトは、あらゆる障害も学びとして大切にし、これまで以上に「お客様」、「社員」、「社会」、「会社」の4者の「絆」を深め、更に強くしてまいります。


システムクリエイトは今年も皆様より多くのご支援を頂きました。


心より感謝申し上げます。


システムクリエイト 川上の想い


同じ経営者から「学ぶ」こと

最近のニュースで印象に残ったのは、開園以来18年連続で赤字だった長崎県佐世保市の大型テーマパーク「ハウステンボス」が、旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)の支援で、わずか半年で約3億円の黒字に転換したニュースです。


その中でも、澤田秀雄社長(HIS会長兼務)が赤字解消するためにふるった手腕は見事だと感じました。

私が澤田社長の実施した施策の中で見事だと感じたのは、この2点。


●就任前に債権者から借金の8割を債権放棄の協力や地元自治体から補助金をもらうなどして、事前に問題の4割を解決したこと。

●売上2割増、経費2割減のトータル4割の利益増の目標を実現するために社員全員が、費用をかけずに多彩なイベントでの集客やお金の掛かる面積を小さくし、3分の1をタダのエリアにして経費削減に努力したこと。

この2つが「わずか半年」という超速の黒字化の大きな要因になったようです。




「ハウステンボス」の印象といえば、

【遠い】 (なんと、福岡から約2時間もかかるそうです。)
また、

【古い】 (開園から18年も経過している)

と不利な条件だらけで、普通の経営者なら誰もが黒字化など無理と思うはずです。



業界は違いますが、この事例から学ぶことが非常に多いと思います。

どんなに不利だと思われる環境であっても

「起死回生の方法」は必ずあるということ。


また、トップの明確な目標のもと社員全員が創意工夫と努力すれば大きいパワーを発揮することができるということ。


あと1ヶ月弱で2011年も終わりです。

来るべき2012年も試練の連続が予想されますが、この学びを活かして飛躍の年にして行きたいと思っています。