パワーとリラックスの間にフルネスがある。
リラックスだけに集中してもパワーには繋がらない。
マッサージ、準備の出来た身体を作る。
痛みを感じて慌てて呼吸して抜くのではなく、痛みがいつきてもいいように準備のできた状態にしておく。（カームな身体）
攻撃はいつ来るかわからない。
鋭い痛みに対して、呼吸を鋭く激しくしても身体のカームを乱さない。身体を動かして痛みに耐えるのではなく、呼吸で状態を戻す。
全身に呼吸を通す。
手の先が白くならず、固く握るのでも突っ張るのでもなくニュートラルな形にあるのが呼吸が通ったリラックスした状態。
痛みを身体に入れずすぐに呼吸で掴み出す。
痛みは単なる信号。
ストライク、危険のシグナルを鳴らして打つのではなく、人として人のまま打つ。
友人に挨拶するようにパンチを打つ。
打たれる方はパンチを拳として認識しない。
相手全体をパンチとして認識する。
そうすると相手の観察ができてどう動いたらいいかが見えてくる。
打たれる方は「自分はこいつのパンチを受けても大丈夫！」という思い込みも大事。
動きで受けるのではなく呼吸で受ける。
受ける方、腹が前に出てることも大事。
引き締まったカッコいい腹筋でもなく、腹を突き出すのでもない、ただ自分としてあるだけの腹で受ける。