ザイコキャンプ一日目
状態を良くする立ち方。自然に立ち、腰を軽く曲げて浅いお辞儀をするように。つま先にテンションがかかったのを感じたら、頭のてっぺんから吊られるように背骨の方向に向かって伸ばしていく。足の裏に均等に荷重がかかってフワリと軽くなるポイントを探す。その正しい状態をキープして動く。
正しい姿勢から生まれる動きは全て正しい。
安河内さんからのアドバイス、「上半身と腰から下が切り離されて、上半身が1センチ浮いてるような感覚で動く」。これがわかりやすい!
居つかない足がなんとなくできた。
「良い状態を作るワークはたくさんあるしこれが最高というわけでばない」とザイコは言ってたけど、これがわかると丸太ワークとか必要なくなる。
ただ状態を良くするだけで自然に動けるようになる。
ザイコに直接姿勢を直してもらったら、頭のてっぺんから吊られるイメージの位置を「そこじゃないもっとこっちだ」と2、3センチのズレを修整される。なんでそのズレがわかるのかがわからない。
相手とのコンタクトが起こる前から身体のどこかに動きを作って動く。その動きが相手の身体に迎えば打撃になる。
腕を捻られる。相手との接点から遠いところに動きを作って返す。
キャンプ二日目
感知しつつ歩く。意識が前に向きやすいので、背中の意識を前側と同じくらいの濃度に保つ。 少しずつスピードを上げてノイズを増やすことで難易度を上げていく。
前後左右だけではなく、上下にも感知範囲を広げる。
そのまま寝て転がることで、感知の範囲を維持したまま動けるか試す。
ローリングは自分の内側に知覚が向きやすいので、外に感知範囲を広げてから回るとやりやすい。
向かって蹴ってくる2人を感知して動く。少し離れた位置から始める。大事なのは蹴られないことではなく感知し続けることなので、難しいなら速さを緩めてもらう。
相手の身体にシグナルを点灯させないテイクダウン。相手の身体に点灯したシグナルを消灯していくテイクダウン。
それぞれのレベルに応じたやり方を見せてくれたのかな?私にはテクニカルな方法に感じられたけど、実はもっと深いものだという安河内さんの理解が深くて驚く。
「相手の身体のシグナルを消す」を通り越して、「相手のインターナルに蓋をする」ってどういう事!?
ストライクはあくまで手段の1つに過ぎない。ストライクよりも時間はかかるけれど、傍にいるだけ、または丸めた新聞紙でポンと叩くだけのようなやり方でもインターナルは充分伝わる。
武器に関節を取られないように武器を持って立つ。三日目両手を上に伸ばしてストレッチ。両腕と両足の存在感を同じに。垂直に跳ねる。吸ってジャンプして、頂点で吐くへと切り替える。考えてやると間に合わない。吸う吐くを逆にして跳ねる。
スティックを持って立つ。スティックが関節を邪魔しないように。
足を押さえられて動かす。全身を連動させる。
田藤さんに知覚操作を教わる。相手の知覚を動かしたい方向に操作してやると身体は知覚の方向に動くから、勝手に身体が動いてしまう。感受性が高い相手ならノンコンタクトですることもできるかな?
盟友ペリちゃんに空間システムを教えてもらう。感じる力を維持しながら相手の空間ごと動かしてやるのか。面白い!これは練習しよう!
状態を整えて、歩いて近づいて相手のインターナルに触れる。動くことで整えた状態が失われないように。足でも同じようにやってみる。
安河内さんに組んでもらう。謎の技「ヴェール」を受けてみたけれど……ナニコレ!?アタックする腕に泥がまとわりつくように急に重くなって攻撃が封じられてしまう!相手のインターナルに蓋をしてしまうとか、また一段と得体の知れない技に磨きがかかっている。
これは近いうちに招聘して教えてもらわにゃいかん。
フリーワークでザイコに相手をしてもらおうと向かって行ったが、アイデア無しで雑に向かっていったら「状態を良くする立ち方を忘れるな」とストライクを何発か入れられて縦に抜かれた感覚。「しばらくその状態を維持しなさい」と言われた。
一日の最後に盟友ペリちゃんにスティックマッサージをしてもらう。……効いた〜!
ビデオを撮られたけれど、自分で見ても施術を受けている姿は超薄汚かった。
最終日
よい状態を維持するように歩く。感じる力で満ちた状態? インターナルフォームと言ってたね。フォームを維持したまま動いて打つ。練習あるのみ。
シャシュカ立ち。今までシャシュカ立ちはたくさんやってきたけれど、全然わかっていなかった。武器に自分を合わせるのではなく、武器が勝手に自分の姿勢を整えてくれるんだという驚き。これ、再現できるかな?良い模造刀欲しくなるな。
戦いになれば相手とのぶつかり合いが発生する。相手をぶちのめすのではない、相手を傷つけたくない、相手も自分も守らなければならないと思った時には動きも結果も変わる。
初日に言ってた「敵を敵と思わなければ敵は存在しない。敵を作るのは自分自身のマインドだ」を最終日に動きの実例として見せられる。
なんかすごく良いぞ。何かが見えた気がした。
相手との調和。それこそが勝利だ。
ザイコフスキー師、主催のヨシさん藤盛さん、今回もキレキレ通訳のNさん、参加された方々、組んでいただいた方々、ありがとうございました!