今回はコメント返しなので、続きではありませんから、興味のない方はスルーでお願いします。続きは次回で。
いちいち引っかかりますね。マスコミでもあると書いてあるだけで、マスコミだとは書いていませんよ。
文脈を参照するどころか、書いてある事すら読んでいない。読んでもいないのに批判をする。そういう無自覚なファシズムが言論統制を生み出す。その事をいい加減自覚したらどうですか?
そういうのが話の内容も聞かず、言葉尻をとられる言論弾圧、言葉狩りにつながる事を自覚した方がいいですよ。それは非常に危険な方向性です。
貴方が何を思おうがそれは貴方の自由ですから、お好きなようにしてもらって構いませんが、せめて話くらい読んでから批判して下さい。
前にも言いましたが、何々と言った!!という批判は批判じゃないんですよ。聞いていないのですか?しかも言ってないし。いちいちこんな下らない話で突っかかるのは勘弁して下さい。もっとサブスタンスのある話をして下さい。それならいくらでも批判は受けます。
100歩譲って自分がマスメディアに全責任があると仮に言ったとして、何か問題がありますか?
貴方はマスメディアに責任が無いとでも言いたいのですか?一生懸命頑張っているから、もしくは現状を憂慮しているから許されるとでも言いたいのですか?
それとも責任はあるとしてもそこまで言うのはどうなんだという事でしょうか?もしそうなら完全にズレている。
ガキの部活じゃあるまいし、プロというのは、責任があるんですよ。それは甘いもんじゃない。結果だけが問われる。自分の料理を金払って食った客を満足させられないで、一生懸命私なりに頑張っているという言い訳が通じるとでも思っているのですか?そういう店、もしくは料理人は淘汰されるのが当たり前。
よくて当たり前、悪けりゃおまんま食い上げ、何か問題が起これば、自分の顧客でもない人からまで、責任を取れとクソミソに叩かれるのがプロなんですよ。
現にマスコミはそうやって叩いているではないですか。叩かれる会社に勤めている人間が、みんな不真面目で頑張っていないとでもお思いですか?
それだって一蓮托生で地獄に落とされるわけですよ。どれだけ多くの人々が、職を失い、絶望に追い込まれ、自殺まで追い込まれているか、推定有罪でメッタクソに叩き、世論を煽って地獄に送り込まれているか考えたらどうですか?
ちなみに自分が以前働いていた会社が不正経理によって摘発されて、あげく買収されちゃいました。自分はその半年くらい前にその会社を辞めています。そこの会社の社長とか会長とか経理担当者とかを見るにつけ、怪しいニオイがしたからで、コイツの下では嫌な予感がすると思って辞めました。これはインサイダーではないのか?と思えるような不正が見え隠れした。
その半年後、不正経理が摘発されて、いきなり上場廃止か?という所まで追い込まれてしまった。まあ実際には監理ポスト止まりでしたが、その時、そこで働いていた同僚達がどれだけ戦々恐々としていたか。
自分は辞める前に、これは危ない予感がするから、なるべく出来る事なら逃げた方がいいような気がするよとアドバイスはしておりましたが、自分も漠然とした予感だけだったので、同僚を説得出来ませんでした。
テレビや新聞ではその企業が悪魔のように言われるわけです。しかし実際悪魔だったのは責任者だけの話で、自分の同僚達は真面目に働いていた。もちろん察知して逃げればよかったのでしょうが、自分もたまたま運がよかったというだけだと思いますので、それは中々難しい。
テレビや新聞で悪魔呼ばわりされるわけですから、もちろん同僚達の風当たりは酷くなる。そしてあげく経理担当者が勝手にやった事という話で、経理担当者だけが罪に問われ、会長は辞任、彼は大株主でもあるので、それを別の企業に売却して逃げちゃった。
その会社はなんだかんだで会長権限が絶対的だったので、経理担当者が単独で行うなど考えられません。組織ぐるみで隠蔽し、逃げ切った野郎共が大勢いたわけです。
買収された先がそれほど理不尽ではない、というかそれが普通なんですが、真っ当な会社だったので、今から考えればかえってよかったような気がしますが、そのときは毎日のように泣き言を電話してくるわけです。お前が羨ましい。お前の言葉をちゃんと聞いていればと。
こういう理不尽は突然やってくる。マスコミの正義の刃は半端じゃありません。そしてそれに煽られて一緒に尻馬に乗る市民もいっぱいいる。不正経理という話なわけで、株主からすれば言語道断許すまじというのは確かなんですが、直接接する顧客に対する何らかのデメリットや裏切り行為をしていたわけではないと言ってもそんな事は関係ないわけです。悪い奴は悪いんだという大合唱が始まっちゃう。責任者は雲隠れ、責任者が勝手にやった事だなんて言えるわけありませんから、末端が叩かれるわけです。
それとは別に、以前取引のあった企業が顧客への裏切り行為がバレて一斉に大バッシングが始まった事もありました。そこに勤めている人の話によると、朝起きてテレビをつけたら、どっかで見た事があるなと思ったおっさんがニュースの会見で、謝罪をしている。あれ?と思ったら、俺の会社の社長じゃねえかとビックリぶったまげたと。
その人は事件が発覚するほんの少し前に結婚したばかりで新婚ホヤホヤでした。会うたびにのろけ話を聞かされて、幸せいっぱい夢いっぱいでした。
結婚する前からずっと面識があって、今度結婚するんですよとか、この間、先方の両親に会いに行って、いやあ緊張したのなんのって参りましたよとか、やっぱり結婚したら奥さんの手料理は最高です、コンビニ弁当食わなくてすむようになったから嬉しいとか、この間○○(同僚)が奥さんと一緒の所を見かけたといってましたよ、きれいだそうじゃないですかと、茶化すと、いやあそんな事は、まあきれいですとか言って、幸せエネルギーを発散させながら、いつもニコニコしている人でした。
それが結婚してから初めてのボーナスまで一か月を切り、安月給ですから、いつもは出来ませんが、ボーナスの時くらいはちょっと贅沢させていただきますなんて言っていた、ウキウキワクワクしている所に、いきなりの不正発覚、しかもそれは顧客に対してモロに裏切り行為をしているような事でした。
もちろんその知り合いはそんな事は全然知らない事だったわけなんですが、これがメディアから政治家から、一斉にバッシングが始まって、悪魔、鬼畜と罵られるような叩かれぶりです。こんな悪い奴は見た事ないみたいな。
ウキウキワクワクだった彼のボーナスはもちろんカット、そして給料一律カット、新婚ホヤホヤの天国から、奈落の底に真っ逆さまです。仕事に行けば一日中苦情処理、電話が鳴り止まない。とにかく謝罪、得意先を回ってひたすら謝罪。もうお前の所と付き合うのは止めると言われまくるわけです。こんな恥知らずな行いをして恥ずかしくないのかとか、徹底的にクソミソに叩かれる。
会社の先行きは真っ暗、自分の所に来た時には、顔がゲッソリ、絶望に満ち満ちた顔をしていました。とにかく元気づけて、まあ頑張って下さい。自分達はお付き合いを継続しますからと言ったら、目に涙を浮かべて何度も何度も頭を下げていました。
当然こちらはそこにつけ込んで安く買いたたくという悪魔のような思惑があったわけで、申し訳ないなと思いながらも、彼はこんな暖かい言葉をもらったのは久しぶりですと感動していました。その会社も今は元のように復活出来ましたが、その一年ぐらいの間は、もの凄い辛酸をなめる事になったわけです。
こういう出来事を想像してみて下さい。無責任に悪魔呼ばわりして地獄に落とされている所にも人がいるんです。もちろん不正をしている方が悪いわけですから、バッシングはしょうがない。
彼らは運が悪かったとしか言いようがありませんが、社会のルールを破るという事は、時に非情な仕打ちを受けるもんです。いくら知らなかった事とは言え、そういう会社に就職した人にも責任の一端はあるのだから諦めるしかない。
しかしそうであるからにはマスメディアはより厳しい目にさらされる事を覚悟してもらわなくちゃ困る。それだけの事をしているわけです。
こういう事を想像した事ありませんか?メディアへの言い方が酷い?冗談じゃありませんよ。彼らの動員によってどれだけ多くの人々がこういう目にあっているのか考えてみたらどうですか?メディアなんてそんじょそこらの不正企業なんておよびもつかないくらいの、談合、癒着、利権、インチキまみれじゃないですか。
前大戦だって政府の弱腰を非難し、国民を断固決然へと煽り、一番の戦犯はマスコミにある。どれだけ多くの人間が死んだと思っているのですか?
A級戦犯がどうたらこうたら、軍部がどうたらこうたら、原爆、沖縄の悲劇、天皇の戦争責任、毎年毎年バカメディアは繰り返しますが、そういう熱狂的な世論を作り出して後戻り不能の泥沼に突っ走ってしまったその先頭で旗を振っていたのが、当時のマスメディアに他ならないわけです。戦争翼賛報道を進んで行なっていたわけです。言論統制があったというのはウソですよ。
彼らはそれを積極的にやっていた。それに対する言及なんて一切しないくせに、何々が悪いとか言っているわけです。もちろん彼らだけが悪いとは言いませんよ。
しかし最も重い責任を担っている彼らが、自分達の責任をバックレて、戦争責任について何かを批判するなど、下らないわけです。あげく憲法9条とか言っている。戦前は外国からの圧力に煮え切らない政府を弱腰と批判し、国民を玉砕と煽り立てた張本人が何を言うかって話です。
そんな昔の話をしなくたって、今現時点でも毎日悲劇が繰り返されている、地獄に蹴落としておいて、悪気は無いでは済まないのですよ。現状を憂いているじゃすまないんです。地獄に突き落とされた人のみにもなって下さい。なぜその事をみようとしないのですか?
貴方はみたい現実だけをみようとしている。もしくは人に与えられた現実をみて自分でみている気になっているだけです。その目は節穴ですか?自分の目で見たらどうです?
メディアの機能不全によって我々の社会は相当どうにもならない地点まで追い込まれている。その事が見えないのですか?
貴方がみたい現実だけをみていたいのは、そりゃ勝手にやればいいでしょう。しかしそれを振りかざすのはよくないですよ。
貴方のような無自覚な無関心が、そういう悲劇に加担しているのです。殺しに加担している。その事を少しは自覚したらどうですか?自分は間接的に地獄に送り込んでいる事を自覚しているから、こんなしち面倒くさい長ったらしい話を言っているんですよ。
筑紫などメディア中で言えばA級戦犯と言える。あのカスが何年あの座に君臨して人々を地獄に送り込んだと思っているんですか?とっとと相対化してからものを言った方がいい。相対化出来ない発想が神を生み出し、人を傷つける拠り所となるのです。
別に仕事なんだからそれはそれでいいですよ。しかしそうであるからには彼らはそれなりの批判にさらされる事を覚悟してもらわなくちゃ困る。それを、どこにも配分されてない?この国は癌に冒されている?ふざけんなって話ですよ。お前らがそれを言うなって事です。責任をその前に果たせば済む話です。
だいたい貴方は田原は認めないと言っているではないですか。彼だって頑張っているかもしれませんよ?現状を憂慮しているかもしれませんよ?メディアは現状を憂慮すれば許されて、田原が現状を憂慮していてもそれはウソだから許されないとでもいうのでしょうか?
メディアには何もそこまで言わなくてもと思いながら、田原は許せないその違いはなんなんですか?
自民党批判や官僚批判だってされてるじゃないですか?田原が自民党を擁護したと叩いていませんでしたっけ。彼らの中にも現状を憂慮している人はいるはずですよ、だから彼らは悪くないとでも言うつもりですか?
自分の言っている事がわかって発言してますか?貴方は単に自分の好みを振り回しているだけじゃないですか。その独善性に気付いたらどうですか?それを醜いパターナリズムというのです。嫌いだと言っていたじゃないですか。
どっかの一企業が自分の生活とは関係のない次元で、何らかの過ちを犯したという話であれば、自分もそこまでは言いませんよ。基本的には擁護する方かもしれません。その人達にもそれなりに事情はあるのでしょう。
そして企業同士が競争したその果てに失業する人が出たり、最悪自殺する人が出てしまったりする事は、手を差し伸べるべき事だとは思いますし、自殺するまで行ってしまえば問題に決まっていますが、公正な競争であれば、勝ち負けがある程度ついてしまうのは避けられません。
自分の会社を繁盛させるという事は、他の会社が割を食う事になりますから、そこの人達は困るでしょう。もちろん逆であれば自分が痛い目に合う。だからそういう痛みが常に我々の社会には付きまとう。
マスコミでなくとも我々はそうやって傷つけ合いながら社会を営んでいる。この罪は例え公正な競争の上であっても逃れられない、人間の殆ど全てがもっていると思います。だからその事では自分も人の事を責めるつもりはありません。自分も有罪だと思いますから。
しかしマスコミは公正な競争を免除されて、国家によって独占を許されている企業です。それにマスコミの機能不全は国民全体の問題に直結します。我々が物価で負担し、公正な競争を免除されて、先進国水準、もしくはまともな民主主義のレベルでは考えられないような犯罪に近い特権を認められているから彼らは彼らでいられる。それは何の為でしょう?
下らない企業の不正などを叩く為ですか?犯罪者を叩く事ですか?そんなのは放置しておいたって国家権力が取り締まるわけですよ。もちろん国民にとって必要な所もありますから、悪者退治は悪者退治でやってくれて構わない。しかしもっと叩くべき対象があるではないですか。肝腎要の国家権力への監視が出来もしない役立たず共の何が擁護出来るというのでしょうか?そこにこそ彼らの存在意義があるのに全然チェック出来ていないではないですか。
それを下らないコンプライスばかりを喚き散らして、コンプライアンス不況に叩き込んでいるにもかかわらず、肝腎の自分達はコンプライアンスのコの字もないようなズブズブの癒着まみれ。
今はどこの企業も業界も激烈な競争にさらされている。マスメディアのようなヌルい環境じゃないわけです。
同じニュースソースにあれだけ多くの談合記者どもがぶら下がって、それでも飯が食える。一つのテレビ局から、三台も四台もカメラが集まる。しかも見事に横一列の官報、普通に競争にさらされている外国のメディアでは、それでは絶対に飯は食えない。
こういう思考停止で食って行ける構造に温々と居座っているから、マスコミの調査報道の質も上がるわけがないし、国民にも啓蒙出来ない。しかもテレビ局などは上場までしているのですよ。上場しながら市場に拘束されないような特権まで認められている。
彼らはそれだけの特権と、責務を持っている。しかもそれは誰も望んでいるわけでも何でも無い。選ばれているわけじゃないにもかかわらずです。
公正な社会になってほしいと思っているのなら、責任をキチンと果たすか、それが出来ないのなら、さっさと権益を手放して公正な社会を目指せばいいんですよ。記者クラブを解放するたったそれだけでも、報道の質は全く違ってくる可能性がある。
いくら罪悪感なんて持ったって、そんなのエクスキューズになるわけないじゃないですか。彼らの罪は我々全ての人間が持っている罪とは質が全然違う。統治権力者達に匹敵するくらいの責務を担っているわけです。
現に毎日毎日地獄に叩き落とされている人々が大勢いる。恣意的なスクリーニングによって無視されている現実がある。どうでもいいような当たり障りのないクソ報道ばかりです。マスメディアの暴走を黙ってみていればいいとでも言う気ですか?別に関係ないと思うのは貴方の自由ですからそれは結構です。が、関係ないとは思えない自由も尊重して下さい。
一般人なら虚しさを埋める為に発言するのもいい。実存のホメオスタシスとして必要であれば、それは勝手にやればいい。
しかしマスメディアがそれじゃ困る。全てダメだと言われて発言するのが虚しくなるなら発言なんかするなって事です。辞めりゃいいんですよ、別に誰もなってくれとは頼んじゃいない。勝手に成りたくて成っているわけですよ。しかも多くの人間がコネで。そういう立場の人間が虚しさを埋める為に発言するなど百害あって一利無し。そういう脆弱な精神が現実に向き合えない帰結を生み出す。
理想も真実も全て立ち位置、正論は無力、この世は欺瞞だらけ、しかしそれでも尚というコミットメントだけがサブスタンシャルになり得る。メディアの人間であるにもかかわらず、自分の信念にすがって現実に向き合えないヘタレ野郎はとっとと消えろって事です。
別にマスメディアでなくともプロであれば最低それくらいの心構えはあるのが普通じゃないでしょうか?料理人であれば、客を喜ばすのが仕事です。どんなにそのプロセスに気を使おうが時間をかけようが、高い材料を使おうが、客が喜んでこそ、初めてものが言える。プロなんだから結果が全てなんですよ。
自分は例えばメディアにしろ、芸能人にしろ、仕事以外のスキャンダリズムとかで、基本的に文句は言いませんよ。むしろそういうときは世論が一斉にバッシングしていても擁護します。
そして不人気であっても。プロとしての責務を全うしようとしていれば、自分と考え方が逆だろうが、例え政治家だろうが官僚だろうが、犯罪者と烙印を押されていようが擁護していますよ。
もちろん責務を全うしようと努力を重ねて結果が出なかったとしてもそのコミットメントがサブスタンシャルであろうとしているのなら擁護する場合もあるでしょう。
マスメディアは国家の監視とか、国民の啓蒙とか、民主主義をまともにドライブさせる為のツールとか、料理人なんかとは比べ物にならないくらいの責務があるはずです。でもそういうプロフェッショナルがいないじゃないですか。
責務なんてこれっぽっちも全うしようなんて考えちゃいない。国家に権益を認めてもらっている事によって、大事な所を握られている。まずそれを手放さなきゃ国家の監視なんて出来っこない。
逆に言えば政権交代とか、構造改革とか、そんな事よりも、メディアがメディアとしての機能を果たせるようになれば、一撃で今の閉塞状況を打開出来ると言ってもいい。全て彼らが全く機能していない所から、現在の腐った連鎖は始まっている。それくらい彼らには威力がある。民主主義の最大の武器なわけです。だから当然彼らが無能であれば国家全てが一蓮托生で機能しなくなる。それくらい彼らには影響力が本来あるわけです。
彼らの牽制がキチンと担保出来れば政治家も変わらざるを得ないし、官僚も絶対に変わらざるを得ない。もちろん国民も変わるでしょう。教育だって、司法制度だって、メディアがまともに機能するだけで、劇的に変わる。それくらいの重責を担っている。
だから彼らの批判は絶対に止めません。もっとクソミソに叩きますよ。前回のエントリーの話なんて、ほんの序の口、0,001%ぐらいの話でしかない。あんなもんで言い過ぎだなんて言われちゃたまらない。滅茶苦茶セーブしてものを言っている。あれくらいで言い過ぎだなんて、貴方は一体何をみてるんですか?
口で批判するくらいじゃ痛くも痒くもないじゃないですか。実際彼らが無能であるおかげでどれだけ多くの人々が苦境に立たされているのか、目を開いてみたらどうですか?それとも貴方はメディア関係者ですか?
メディア関係者であるのなら、エクスキューズなどよりもコミットメントを願います。それは例えばこれだけネットが発達しているわけですから、匿名でリークを流すだけでももの凄い破壊力になるはずです。尊敬され、メディアの人達はやっぱり立派だなと思われるような気骨を見せろと言いたいわけです。一応相当疑問ですがバカじゃなれない事になっているわけですから。
自分は流動化は必要だと思いますが、今のテレビや新聞がその役割を果たせるようになるのなら特権を持っていようが高収入を得ていようが、何の文句もありません。
しかし今のままでは認めるわけには行かない。民意や政治家なんかに媚びないで、本当の真剣のジャーナリズム魂を見せれば、それだけで今のクソ報道なんて一発で駆逐出来る。
あっという間に需要も増えるでしょう。そういう方が面白い。バラエティはバラエティに任せて、ジャーナリズムはジャーナリズムとしてみせてほしいと思うわけです。メディアの広告収入が激減していると騒いでますが、一番の近道は、マスメディアとして責務を果たす所なんじゃないかと思うわけです。
それでも擁護をしたいのなら擁護をするのは自由ですから、批判するなりなんなりお好きなようにしていただいて構いませんが、これらの論点をすっ飛ばして頑張っているとか、現実を憂いているとか、そういうのは勘弁して下さい。
現実を憂うだけなら誰でも出来るし、言うだけはただです。そんなの何のサブスタンスもない。プロはプロらしく行動と結果で示さなければ意味がありません。
真面目に答えているこっちの身にもなって下さい。それほどヒマじゃないので。理解していただける事を願います。
いちいち引っかかりますね。マスコミでもあると書いてあるだけで、マスコミだとは書いていませんよ。
文脈を参照するどころか、書いてある事すら読んでいない。読んでもいないのに批判をする。そういう無自覚なファシズムが言論統制を生み出す。その事をいい加減自覚したらどうですか?
そういうのが話の内容も聞かず、言葉尻をとられる言論弾圧、言葉狩りにつながる事を自覚した方がいいですよ。それは非常に危険な方向性です。
貴方が何を思おうがそれは貴方の自由ですから、お好きなようにしてもらって構いませんが、せめて話くらい読んでから批判して下さい。
前にも言いましたが、何々と言った!!という批判は批判じゃないんですよ。聞いていないのですか?しかも言ってないし。いちいちこんな下らない話で突っかかるのは勘弁して下さい。もっとサブスタンスのある話をして下さい。それならいくらでも批判は受けます。
100歩譲って自分がマスメディアに全責任があると仮に言ったとして、何か問題がありますか?
貴方はマスメディアに責任が無いとでも言いたいのですか?一生懸命頑張っているから、もしくは現状を憂慮しているから許されるとでも言いたいのですか?
それとも責任はあるとしてもそこまで言うのはどうなんだという事でしょうか?もしそうなら完全にズレている。
ガキの部活じゃあるまいし、プロというのは、責任があるんですよ。それは甘いもんじゃない。結果だけが問われる。自分の料理を金払って食った客を満足させられないで、一生懸命私なりに頑張っているという言い訳が通じるとでも思っているのですか?そういう店、もしくは料理人は淘汰されるのが当たり前。
よくて当たり前、悪けりゃおまんま食い上げ、何か問題が起これば、自分の顧客でもない人からまで、責任を取れとクソミソに叩かれるのがプロなんですよ。
現にマスコミはそうやって叩いているではないですか。叩かれる会社に勤めている人間が、みんな不真面目で頑張っていないとでもお思いですか?
それだって一蓮托生で地獄に落とされるわけですよ。どれだけ多くの人々が、職を失い、絶望に追い込まれ、自殺まで追い込まれているか、推定有罪でメッタクソに叩き、世論を煽って地獄に送り込まれているか考えたらどうですか?
ちなみに自分が以前働いていた会社が不正経理によって摘発されて、あげく買収されちゃいました。自分はその半年くらい前にその会社を辞めています。そこの会社の社長とか会長とか経理担当者とかを見るにつけ、怪しいニオイがしたからで、コイツの下では嫌な予感がすると思って辞めました。これはインサイダーではないのか?と思えるような不正が見え隠れした。
その半年後、不正経理が摘発されて、いきなり上場廃止か?という所まで追い込まれてしまった。まあ実際には監理ポスト止まりでしたが、その時、そこで働いていた同僚達がどれだけ戦々恐々としていたか。
自分は辞める前に、これは危ない予感がするから、なるべく出来る事なら逃げた方がいいような気がするよとアドバイスはしておりましたが、自分も漠然とした予感だけだったので、同僚を説得出来ませんでした。
テレビや新聞ではその企業が悪魔のように言われるわけです。しかし実際悪魔だったのは責任者だけの話で、自分の同僚達は真面目に働いていた。もちろん察知して逃げればよかったのでしょうが、自分もたまたま運がよかったというだけだと思いますので、それは中々難しい。
テレビや新聞で悪魔呼ばわりされるわけですから、もちろん同僚達の風当たりは酷くなる。そしてあげく経理担当者が勝手にやった事という話で、経理担当者だけが罪に問われ、会長は辞任、彼は大株主でもあるので、それを別の企業に売却して逃げちゃった。
その会社はなんだかんだで会長権限が絶対的だったので、経理担当者が単独で行うなど考えられません。組織ぐるみで隠蔽し、逃げ切った野郎共が大勢いたわけです。
買収された先がそれほど理不尽ではない、というかそれが普通なんですが、真っ当な会社だったので、今から考えればかえってよかったような気がしますが、そのときは毎日のように泣き言を電話してくるわけです。お前が羨ましい。お前の言葉をちゃんと聞いていればと。
こういう理不尽は突然やってくる。マスコミの正義の刃は半端じゃありません。そしてそれに煽られて一緒に尻馬に乗る市民もいっぱいいる。不正経理という話なわけで、株主からすれば言語道断許すまじというのは確かなんですが、直接接する顧客に対する何らかのデメリットや裏切り行為をしていたわけではないと言ってもそんな事は関係ないわけです。悪い奴は悪いんだという大合唱が始まっちゃう。責任者は雲隠れ、責任者が勝手にやった事だなんて言えるわけありませんから、末端が叩かれるわけです。
それとは別に、以前取引のあった企業が顧客への裏切り行為がバレて一斉に大バッシングが始まった事もありました。そこに勤めている人の話によると、朝起きてテレビをつけたら、どっかで見た事があるなと思ったおっさんがニュースの会見で、謝罪をしている。あれ?と思ったら、俺の会社の社長じゃねえかとビックリぶったまげたと。
その人は事件が発覚するほんの少し前に結婚したばかりで新婚ホヤホヤでした。会うたびにのろけ話を聞かされて、幸せいっぱい夢いっぱいでした。
結婚する前からずっと面識があって、今度結婚するんですよとか、この間、先方の両親に会いに行って、いやあ緊張したのなんのって参りましたよとか、やっぱり結婚したら奥さんの手料理は最高です、コンビニ弁当食わなくてすむようになったから嬉しいとか、この間○○(同僚)が奥さんと一緒の所を見かけたといってましたよ、きれいだそうじゃないですかと、茶化すと、いやあそんな事は、まあきれいですとか言って、幸せエネルギーを発散させながら、いつもニコニコしている人でした。
それが結婚してから初めてのボーナスまで一か月を切り、安月給ですから、いつもは出来ませんが、ボーナスの時くらいはちょっと贅沢させていただきますなんて言っていた、ウキウキワクワクしている所に、いきなりの不正発覚、しかもそれは顧客に対してモロに裏切り行為をしているような事でした。
もちろんその知り合いはそんな事は全然知らない事だったわけなんですが、これがメディアから政治家から、一斉にバッシングが始まって、悪魔、鬼畜と罵られるような叩かれぶりです。こんな悪い奴は見た事ないみたいな。
ウキウキワクワクだった彼のボーナスはもちろんカット、そして給料一律カット、新婚ホヤホヤの天国から、奈落の底に真っ逆さまです。仕事に行けば一日中苦情処理、電話が鳴り止まない。とにかく謝罪、得意先を回ってひたすら謝罪。もうお前の所と付き合うのは止めると言われまくるわけです。こんな恥知らずな行いをして恥ずかしくないのかとか、徹底的にクソミソに叩かれる。
会社の先行きは真っ暗、自分の所に来た時には、顔がゲッソリ、絶望に満ち満ちた顔をしていました。とにかく元気づけて、まあ頑張って下さい。自分達はお付き合いを継続しますからと言ったら、目に涙を浮かべて何度も何度も頭を下げていました。
当然こちらはそこにつけ込んで安く買いたたくという悪魔のような思惑があったわけで、申し訳ないなと思いながらも、彼はこんな暖かい言葉をもらったのは久しぶりですと感動していました。その会社も今は元のように復活出来ましたが、その一年ぐらいの間は、もの凄い辛酸をなめる事になったわけです。
こういう出来事を想像してみて下さい。無責任に悪魔呼ばわりして地獄に落とされている所にも人がいるんです。もちろん不正をしている方が悪いわけですから、バッシングはしょうがない。
彼らは運が悪かったとしか言いようがありませんが、社会のルールを破るという事は、時に非情な仕打ちを受けるもんです。いくら知らなかった事とは言え、そういう会社に就職した人にも責任の一端はあるのだから諦めるしかない。
しかしそうであるからにはマスメディアはより厳しい目にさらされる事を覚悟してもらわなくちゃ困る。それだけの事をしているわけです。
こういう事を想像した事ありませんか?メディアへの言い方が酷い?冗談じゃありませんよ。彼らの動員によってどれだけ多くの人々がこういう目にあっているのか考えてみたらどうですか?メディアなんてそんじょそこらの不正企業なんておよびもつかないくらいの、談合、癒着、利権、インチキまみれじゃないですか。
前大戦だって政府の弱腰を非難し、国民を断固決然へと煽り、一番の戦犯はマスコミにある。どれだけ多くの人間が死んだと思っているのですか?
A級戦犯がどうたらこうたら、軍部がどうたらこうたら、原爆、沖縄の悲劇、天皇の戦争責任、毎年毎年バカメディアは繰り返しますが、そういう熱狂的な世論を作り出して後戻り不能の泥沼に突っ走ってしまったその先頭で旗を振っていたのが、当時のマスメディアに他ならないわけです。戦争翼賛報道を進んで行なっていたわけです。言論統制があったというのはウソですよ。
彼らはそれを積極的にやっていた。それに対する言及なんて一切しないくせに、何々が悪いとか言っているわけです。もちろん彼らだけが悪いとは言いませんよ。
しかし最も重い責任を担っている彼らが、自分達の責任をバックレて、戦争責任について何かを批判するなど、下らないわけです。あげく憲法9条とか言っている。戦前は外国からの圧力に煮え切らない政府を弱腰と批判し、国民を玉砕と煽り立てた張本人が何を言うかって話です。
そんな昔の話をしなくたって、今現時点でも毎日悲劇が繰り返されている、地獄に蹴落としておいて、悪気は無いでは済まないのですよ。現状を憂いているじゃすまないんです。地獄に突き落とされた人のみにもなって下さい。なぜその事をみようとしないのですか?
貴方はみたい現実だけをみようとしている。もしくは人に与えられた現実をみて自分でみている気になっているだけです。その目は節穴ですか?自分の目で見たらどうです?
メディアの機能不全によって我々の社会は相当どうにもならない地点まで追い込まれている。その事が見えないのですか?
貴方がみたい現実だけをみていたいのは、そりゃ勝手にやればいいでしょう。しかしそれを振りかざすのはよくないですよ。
貴方のような無自覚な無関心が、そういう悲劇に加担しているのです。殺しに加担している。その事を少しは自覚したらどうですか?自分は間接的に地獄に送り込んでいる事を自覚しているから、こんなしち面倒くさい長ったらしい話を言っているんですよ。
筑紫などメディア中で言えばA級戦犯と言える。あのカスが何年あの座に君臨して人々を地獄に送り込んだと思っているんですか?とっとと相対化してからものを言った方がいい。相対化出来ない発想が神を生み出し、人を傷つける拠り所となるのです。
別に仕事なんだからそれはそれでいいですよ。しかしそうであるからには彼らはそれなりの批判にさらされる事を覚悟してもらわなくちゃ困る。それを、どこにも配分されてない?この国は癌に冒されている?ふざけんなって話ですよ。お前らがそれを言うなって事です。責任をその前に果たせば済む話です。
だいたい貴方は田原は認めないと言っているではないですか。彼だって頑張っているかもしれませんよ?現状を憂慮しているかもしれませんよ?メディアは現状を憂慮すれば許されて、田原が現状を憂慮していてもそれはウソだから許されないとでもいうのでしょうか?
メディアには何もそこまで言わなくてもと思いながら、田原は許せないその違いはなんなんですか?
自民党批判や官僚批判だってされてるじゃないですか?田原が自民党を擁護したと叩いていませんでしたっけ。彼らの中にも現状を憂慮している人はいるはずですよ、だから彼らは悪くないとでも言うつもりですか?
自分の言っている事がわかって発言してますか?貴方は単に自分の好みを振り回しているだけじゃないですか。その独善性に気付いたらどうですか?それを醜いパターナリズムというのです。嫌いだと言っていたじゃないですか。
どっかの一企業が自分の生活とは関係のない次元で、何らかの過ちを犯したという話であれば、自分もそこまでは言いませんよ。基本的には擁護する方かもしれません。その人達にもそれなりに事情はあるのでしょう。
そして企業同士が競争したその果てに失業する人が出たり、最悪自殺する人が出てしまったりする事は、手を差し伸べるべき事だとは思いますし、自殺するまで行ってしまえば問題に決まっていますが、公正な競争であれば、勝ち負けがある程度ついてしまうのは避けられません。
自分の会社を繁盛させるという事は、他の会社が割を食う事になりますから、そこの人達は困るでしょう。もちろん逆であれば自分が痛い目に合う。だからそういう痛みが常に我々の社会には付きまとう。
マスコミでなくとも我々はそうやって傷つけ合いながら社会を営んでいる。この罪は例え公正な競争の上であっても逃れられない、人間の殆ど全てがもっていると思います。だからその事では自分も人の事を責めるつもりはありません。自分も有罪だと思いますから。
しかしマスコミは公正な競争を免除されて、国家によって独占を許されている企業です。それにマスコミの機能不全は国民全体の問題に直結します。我々が物価で負担し、公正な競争を免除されて、先進国水準、もしくはまともな民主主義のレベルでは考えられないような犯罪に近い特権を認められているから彼らは彼らでいられる。それは何の為でしょう?
下らない企業の不正などを叩く為ですか?犯罪者を叩く事ですか?そんなのは放置しておいたって国家権力が取り締まるわけですよ。もちろん国民にとって必要な所もありますから、悪者退治は悪者退治でやってくれて構わない。しかしもっと叩くべき対象があるではないですか。肝腎要の国家権力への監視が出来もしない役立たず共の何が擁護出来るというのでしょうか?そこにこそ彼らの存在意義があるのに全然チェック出来ていないではないですか。
それを下らないコンプライスばかりを喚き散らして、コンプライアンス不況に叩き込んでいるにもかかわらず、肝腎の自分達はコンプライアンスのコの字もないようなズブズブの癒着まみれ。
今はどこの企業も業界も激烈な競争にさらされている。マスメディアのようなヌルい環境じゃないわけです。
同じニュースソースにあれだけ多くの談合記者どもがぶら下がって、それでも飯が食える。一つのテレビ局から、三台も四台もカメラが集まる。しかも見事に横一列の官報、普通に競争にさらされている外国のメディアでは、それでは絶対に飯は食えない。
こういう思考停止で食って行ける構造に温々と居座っているから、マスコミの調査報道の質も上がるわけがないし、国民にも啓蒙出来ない。しかもテレビ局などは上場までしているのですよ。上場しながら市場に拘束されないような特権まで認められている。
彼らはそれだけの特権と、責務を持っている。しかもそれは誰も望んでいるわけでも何でも無い。選ばれているわけじゃないにもかかわらずです。
公正な社会になってほしいと思っているのなら、責任をキチンと果たすか、それが出来ないのなら、さっさと権益を手放して公正な社会を目指せばいいんですよ。記者クラブを解放するたったそれだけでも、報道の質は全く違ってくる可能性がある。
いくら罪悪感なんて持ったって、そんなのエクスキューズになるわけないじゃないですか。彼らの罪は我々全ての人間が持っている罪とは質が全然違う。統治権力者達に匹敵するくらいの責務を担っているわけです。
現に毎日毎日地獄に叩き落とされている人々が大勢いる。恣意的なスクリーニングによって無視されている現実がある。どうでもいいような当たり障りのないクソ報道ばかりです。マスメディアの暴走を黙ってみていればいいとでも言う気ですか?別に関係ないと思うのは貴方の自由ですからそれは結構です。が、関係ないとは思えない自由も尊重して下さい。
一般人なら虚しさを埋める為に発言するのもいい。実存のホメオスタシスとして必要であれば、それは勝手にやればいい。
しかしマスメディアがそれじゃ困る。全てダメだと言われて発言するのが虚しくなるなら発言なんかするなって事です。辞めりゃいいんですよ、別に誰もなってくれとは頼んじゃいない。勝手に成りたくて成っているわけですよ。しかも多くの人間がコネで。そういう立場の人間が虚しさを埋める為に発言するなど百害あって一利無し。そういう脆弱な精神が現実に向き合えない帰結を生み出す。
理想も真実も全て立ち位置、正論は無力、この世は欺瞞だらけ、しかしそれでも尚というコミットメントだけがサブスタンシャルになり得る。メディアの人間であるにもかかわらず、自分の信念にすがって現実に向き合えないヘタレ野郎はとっとと消えろって事です。
別にマスメディアでなくともプロであれば最低それくらいの心構えはあるのが普通じゃないでしょうか?料理人であれば、客を喜ばすのが仕事です。どんなにそのプロセスに気を使おうが時間をかけようが、高い材料を使おうが、客が喜んでこそ、初めてものが言える。プロなんだから結果が全てなんですよ。
自分は例えばメディアにしろ、芸能人にしろ、仕事以外のスキャンダリズムとかで、基本的に文句は言いませんよ。むしろそういうときは世論が一斉にバッシングしていても擁護します。
そして不人気であっても。プロとしての責務を全うしようとしていれば、自分と考え方が逆だろうが、例え政治家だろうが官僚だろうが、犯罪者と烙印を押されていようが擁護していますよ。
もちろん責務を全うしようと努力を重ねて結果が出なかったとしてもそのコミットメントがサブスタンシャルであろうとしているのなら擁護する場合もあるでしょう。
マスメディアは国家の監視とか、国民の啓蒙とか、民主主義をまともにドライブさせる為のツールとか、料理人なんかとは比べ物にならないくらいの責務があるはずです。でもそういうプロフェッショナルがいないじゃないですか。
責務なんてこれっぽっちも全うしようなんて考えちゃいない。国家に権益を認めてもらっている事によって、大事な所を握られている。まずそれを手放さなきゃ国家の監視なんて出来っこない。
逆に言えば政権交代とか、構造改革とか、そんな事よりも、メディアがメディアとしての機能を果たせるようになれば、一撃で今の閉塞状況を打開出来ると言ってもいい。全て彼らが全く機能していない所から、現在の腐った連鎖は始まっている。それくらい彼らには威力がある。民主主義の最大の武器なわけです。だから当然彼らが無能であれば国家全てが一蓮托生で機能しなくなる。それくらい彼らには影響力が本来あるわけです。
彼らの牽制がキチンと担保出来れば政治家も変わらざるを得ないし、官僚も絶対に変わらざるを得ない。もちろん国民も変わるでしょう。教育だって、司法制度だって、メディアがまともに機能するだけで、劇的に変わる。それくらいの重責を担っている。
だから彼らの批判は絶対に止めません。もっとクソミソに叩きますよ。前回のエントリーの話なんて、ほんの序の口、0,001%ぐらいの話でしかない。あんなもんで言い過ぎだなんて言われちゃたまらない。滅茶苦茶セーブしてものを言っている。あれくらいで言い過ぎだなんて、貴方は一体何をみてるんですか?
口で批判するくらいじゃ痛くも痒くもないじゃないですか。実際彼らが無能であるおかげでどれだけ多くの人々が苦境に立たされているのか、目を開いてみたらどうですか?それとも貴方はメディア関係者ですか?
メディア関係者であるのなら、エクスキューズなどよりもコミットメントを願います。それは例えばこれだけネットが発達しているわけですから、匿名でリークを流すだけでももの凄い破壊力になるはずです。尊敬され、メディアの人達はやっぱり立派だなと思われるような気骨を見せろと言いたいわけです。一応相当疑問ですがバカじゃなれない事になっているわけですから。
自分は流動化は必要だと思いますが、今のテレビや新聞がその役割を果たせるようになるのなら特権を持っていようが高収入を得ていようが、何の文句もありません。
しかし今のままでは認めるわけには行かない。民意や政治家なんかに媚びないで、本当の真剣のジャーナリズム魂を見せれば、それだけで今のクソ報道なんて一発で駆逐出来る。
あっという間に需要も増えるでしょう。そういう方が面白い。バラエティはバラエティに任せて、ジャーナリズムはジャーナリズムとしてみせてほしいと思うわけです。メディアの広告収入が激減していると騒いでますが、一番の近道は、マスメディアとして責務を果たす所なんじゃないかと思うわけです。
それでも擁護をしたいのなら擁護をするのは自由ですから、批判するなりなんなりお好きなようにしていただいて構いませんが、これらの論点をすっ飛ばして頑張っているとか、現実を憂いているとか、そういうのは勘弁して下さい。
現実を憂うだけなら誰でも出来るし、言うだけはただです。そんなの何のサブスタンスもない。プロはプロらしく行動と結果で示さなければ意味がありません。
真面目に答えているこっちの身にもなって下さい。それほどヒマじゃないので。理解していただける事を願います。