練習量の差、技術力の差、状況判断の差としか言いようがない。
巨人戦・・・ 相手のミスを見逃さずにホーム突入の阪神・森下選手。タイミングは完全にアウト。甲斐捕手のミットにボールが収まる。森下選手はいえば未だライン上・・・
2度までも、タッチをかいくぐろうとするもタッチアウト。誰が見ても余裕のアウト。ダメ元で藤川監督がリクエストを出したのだろう。ところがVTRは、明らかにノータッチを映し出す。判定覆ってホームインに阿部監督が堪りかねる。51年ぶりに巨人監督退場まで引き起こすプレーだった。
森下選手の「神の手」ホームインは、状況判断、走塁技術、それを補って余りある練習量の裏付けがあるからだ。今季の阪神の強さを象徴する。
武岡選手のホームタッチアウトは?
懸命のヘッドスライデングは評価に値はするが、すべての面で、阪神・森下選手に及ばなかったと見た。少なくとも、タッチをかいくぐることができたならばと。
ここぞの一番に
状況を想定した練習量がものをいう