練習量の差、技術力の差、状況判断の差としか言いようがない。

 

 巨人戦・・・ 相手のミスを見逃さずにホーム突入の阪神・森下選手。タイミングは完全にアウト。甲斐捕手のミットにボールが収まる。森下選手はいえば未だライン上・・・

 

 2度までも、タッチをかいくぐろうとするもタッチアウト。誰が見ても余裕のアウト。ダメ元で藤川監督がリクエストを出したのだろう。ところがVTRは、明らかにノータッチを映し出す。判定覆ってホームインに阿部監督が堪りかねる。51年ぶりに巨人監督退場まで引き起こすプレーだった。

 

 森下選手の「神の手」ホームインは、状況判断、走塁技術、それを補って余りある練習量の裏付けがあるからだ。今季の阪神の強さを象徴する。

 

 武岡選手のホームタッチアウトは?

 

 懸命のヘッドスライデングは評価に値はするが、すべての面で、阪神・森下選手に及ばなかったと見た。少なくとも、タッチをかいくぐることができたならばと。

 

 ここぞの一番に

 

 状況を想定した練習量がものをいう 

 

 

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根拠ともなう見逃しなのか

 

「大振りせずコンパクトにランナーを返すことだけを心掛けて打ちました」

 

 内山選手のコメント。バッテングの基本中の基本。改めて語られるコメントに、今のヤクルト打線(点)の現状が潜む。

 

 スコアブックを見ると・・・ ファーストストライクの見逃しが顕著だ。既成事実のごとく平然と見逃す。的を定め積極的に打つことと早打ちは違う。じっくりボールを見定めることも打撃の極意であろうが。あまりにも見逃しが多い。

 

 8日の初回。吉村投手のたった2球の失点は、横浜1,2番の積極的な打撃にやられた。9日の古賀選手の同点ツーラン。ほぼ負けを覚悟の最終回。ツーアウトからの古賀選手は、初球ストレートを積極的に叩いた。

 

 イメージ準備をしっかり、ファーストストライクに積極的な対応を期待する。

 

 

 

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