設計:PDCA(5) | シストレの現実

シストレの現実

インフラ構築のプロが、シストレをゼロから始める記録です。
リーン・スタートアップの考えを取り込み、Expert Adviser を作っていきます。

教えるような大したものではなく、ユースケースの一つになれば幸いです。

前々回設計したクロス集計の各軸(価)について、それぞれどの値から集計するかを設計します。



横軸計算ロジック備考
週次日曜日を開始日、土曜日を終了日と定義して、1月1週、1月2週と続ける。週が月をまたぐ場合は、日が多い方の月の週として定義する。
閏年も考慮すること。
月次毎月1日を開始日、末日を終了日と定義して、1月~12月とする。-
四半期次1月~3月を1Q、4月~6月を2Q、7月~9月を3Q、10月~12月を4Qと定義する。12月〆に合わせた四半期設定とする。
年次1月~12月を1年と定義する。ひとまずは2016年のみ。全体の合計という位置づけ。




縦軸 計算ロジック 備考
1.通貨価格
高値通貨情報ログのうち、該当期間の最高値
安値通貨情報ログのうち、該当期間の最安値
始値通貨情報ログのうち、該当期間の始値
終値通貨情報ログのうち、該当期間の終値
2.通貨変動
高値変動額上記1の高値について、前回と今回の差分
安値変動額上記1の安値について、前回と今回の差分
始値変動額上記1の始値について、前回と今回の差分
終値変動額上記1の終値について、前回と今回の差分
高値変動率上記1の高値について、前回と今回の差分÷前回高値
安値変動率上記1の安値について、前回と今回の差分÷前回安値
始値変動率上記1の始値について、前回と今回の差分÷前回始値
終値変動率上記1の終値について、前回と今回の差分÷前回終値
3.移動平均
短期移動平均値通貨情報ログのうち、過去5時間の終値の平均、今回は終値で計算する
短期移動平均の変動額通貨情報ログのうち、短期移動平均の前回値と今回値の差分
短期移動平均の変動率通貨情報ログのうち、短期移動平均の前回値と今回値の差分÷前回値
長期移動平均値通貨情報ログのうち、過去50時間の終値の平均、今回は終値で計算する
長期移動平均の変動額通貨情報ログのうち、長期移動平均の前回値と今回値の差分
長期移動平均の変動率通貨情報ログのうち、長期移動平均の前回値と今回値の差分÷前回値
4.取引情報
取引回数取引情報ログのうち、該当期間での合計取引回数
取引回数の前回変動数取引回数の前回値と今回値の差分
取引回数の前回変動率取引回数の前回値と今回値の差分÷取引回数の前回値
取引額取引情報ログのうち、該当期間で実行した取引の合計額
取引額の前回変動数取引額の前回値と今回値の差分
取引額の前回変動率取引額の前回値と今回値の差分÷取引回数の前回値
損益額取引情報ログのうち、該当期間で実行した取引の合計損益
損益額の前回変動数損益額の前回値と今回値の差分
損益額の前回変動率損益額の前回値と今回値の差分÷取引回数の前回値
勝率取引情報ログのうち、該当期間の利益が出た回数÷合計取引回数
勝率の前回変動数勝率の前回値と今回値の差分
5~.トレードロジック別(ロジック毎)
取引回数取引情報ログのうち、該当期間での合計取引回数
取引回数の前回変動数取引回数の前回値と今回値の差分
取引回数の前回変動率取引回数の前回値と今回値の差分÷取引回数の前回値
取引額取引情報ログのうち、該当期間で実行した取引の合計額
取引額の前回変動数取引額の前回値と今回値の差分
取引額の前回変動率取引額の前回値と今回値の差分÷取引回数の前回値
損益額取引情報ログのうち、該当期間で実行した取引の合計損益
損益額の前回変動数損益額の前回値と今回値の差分
損益額の前回変動率損益額の前回値と今回値の差分÷取引回数の前回値
勝率取引情報ログのうち、該当期間の利益が出た回数÷合計取引回数
勝率の前回変動数勝率の前回値と今回値の差分


ここまで作れば、あとは数式を書くだけです。

ここまで設計して気付きましたが、横道にそれまくってますね
本題のトレードロジック自体を設計しないとダメですね。

というわけで、次回はトレードロジックの詳細を設計していきます。