設計:トレードロジック① | シストレの現実

シストレの現実

インフラ構築のプロが、シストレをゼロから始める記録です。
リーン・スタートアップの考えを取り込み、Expert Adviser を作っていきます。

教えるような大したものではなく、ユースケースの一つになれば幸いです。

ふとインターネットでベースにできそうなサンプルプログラムを探そうとして、色んな先輩方のページにぶち当たりました。

そうすると、MQL4で作ったプログラムが損失を出し続けるのを止められなかった素人が作ったEAなんてマトモに利益でない!などなど、それはまぁ失敗談に溢れていることに気づきます。

それは仰る通りなんですが、それを前提として、どう軌道修正をしていける仕組みを作るかがポイントなんだと私は思っています。
ですから、あくまで年間収支の黒字化であって、少しの損益に一喜一憂せず、バックテストだけに頼らず、リリース後のPDCAも慎重にやっていきたいと思います。

でも、バックテストに時間はしっかりかけたいとは思ってますよ


さて、 今回からは、ついにトレードロジックの設計に入ります。

このシストレFXの一番キモになる部分ですが、間違いなくアジャイル開発を行わないといけないと思います。
ですから、ある程度、設計はザクッと終わらせて、開発に時間をかけたいところです。

まず、今回はEAがトレンドを判断するための基準を設計します。


【前提】
 a)移動平均
  短期移動平均:5時間分の平均
  長期移動平均:50時間分の平均
 b)トレンド
  アップトレンド:短期移動平均値を長期移動平均値が上回っている状態
  ダウントレンド:短期移動平均値を長期移動平均線がが下回っている状態


【トレンド判断のロジック】
 1) アップトレンドの判定
  短期移動平均>長期移動平均値 ※等値は含まず

 2)(1)に該当しない場合)ダウントレンドの判定
  短期移動平均<長期移動平均値 ※等値は含まず


このロジックですが、できれば関数など変更しやすい仕組みにしたいです。
後でMACDも交えた判定を追加するなど、色々やれる余地を残したいところです。


次は取引の判定ロジックを設計したいと思います。