コンサルティング業務の一環として
人や組織や制度に関して
フィードバックをする機会が多いのですが
常々、感じることがあります。
「評価は一致する」と。
例えば、ある社員に対する私が行った評価は
その上司や同僚や後輩、さらには人事が行った評価と
ほぼ100%(95%以上)一致します。
それを改めて実感した自虐ネタをご紹介します。
つい先日、5年ぶりに学生時代の友人と飲みました。
そのお店選びをしているときに
友人の一人が困った表情でつぶやいたのです。
「内田は偏食が激しいからな……」
思えば、この仕事を始めてから
いつも決まって研修担当者を困らせていたことがあります。
それが食事でした。
慣れてきた頃に必ず言われたものです。
「内田さんの食事のことを考えると
前の日から胃が痛かったです」とか
「お店とメニュー選びがストレスで眠れなかった」とか
「好き嫌いの理由や根拠が意味不明」とか
「調理方法まで指定されると、もうお手上げ」などなど。
「病的に神経質で極端な偏食」という
私に対する評価は例外がありませんでした。
そんなエピソードを説明しながら
「やっぱり他人に対する評価は一致するって
改めて気づいたよ」と得意気に話す私に対して、
妻が冷たく言ったのです。
「気づくポイントが、ずれてるんだよ。
それによって、子供の頃から、親を始め
たくさんの人たちに迷惑をかけてきたことに気づけよ」
がーん
ということは、みんな同じことを思っていたわけですよね。
「お前は気づきのポイントが常にずれてるんだよ」と。
そういえば、先日、M社の美人産業医に
「内田さんは、からみづらい」と言われたのも
そういう意味だったのか!
今頃になってようやく気づき、落ち込んでいます。