靭帯損傷の真実 | 心笑亭 杉のの笑いの空間

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只今ブログ改変中です。しばらくこのままでお許し下さい。


皆様、こんんちは。

心理カウンセラーの 自称 ねずみ小僧  心笑亭 杉の です。




これは、すぎのがアホみたいにバレーばっかやってた時の話。


ある日の練習中、仲間の一人Hが足首をくじいた。


Hはかなり痛そうで、うずくまり、皆がコートの中のHに駆け寄り。


そして、皆が口々に


「あ~捻挫やな…」「あらま、捻挫か…」


と、Hに「まあ、明日にでもすぐ整形外科にでも行っておいで」と声をかける。


スポーツをしている者にとって、捻挫は日常茶飯事。


このすぎのは捻挫しまくったあげく、その頃には、もう、自分で応急処置は出来るし、テーピングだって完璧にこなす有様。

いっても、捻挫で病院なんて行ったことのない女。

それに、捻挫で練習を休んだことはない女。


だけどこれは人それぞれで、痛みも、全く違う。

つまり、捻挫ばっかしているすぎのが感じる痛さと、捻挫が初めてだというHの感じ方は全く違うということ。とくに初めての捻挫はかなり痛い。


Hも、かなり痛かっただろうけど、「捻挫」と聞いて安心したのか、その日はもうびっこ引きながらも、「じゃあ来週!」と、元気に体育館を後にした。


まあ、捻挫オタクのすぎのの見立てでは、全治一週間、きちんとテーピングさえしたら、来週の練習、参加できないことはない。だけど、監督としては、まあ、来週は休ませようと、考えていた。


すると次の日。Hから電話があった。


「すぎの・・・きいて。昨日のな、捻挫じゃなかってん」


「うそまじ?靭帯やっとった?」


まさかの靱帯断裂か?


と、すぎのそれはヤバイと、次のスターティングメンバーの変更をとっさに頭で浮かべた。断裂したなら数ヶ月は復帰できない。


するとそのH。


「いや、断裂したかどうかわからんけど、靱帯損傷しとるって…。先生、痛かったら1ヶ月ほど休みなさいって」


「痛かったらって?」


「うん。別に今日からでもテーピングしたら練習してもいいとは言うてたけど、休みたかったら休みなさいって。どうしよう。ただの捻挫なら来週から練習しようと思ったけど、靭帯損傷なら、来週は休むわ」


「そうか、靭帯損傷やしな…うん。そやな!わかったで!お大事に!


と、すぎの。心優しい、理解のある監督である。



しかし。



電話切ったすぎのはすぐさま、電話に向かって叫んだ。



靭帯損傷 やったから休む?



靭帯損傷…?












ボケ!それが捻挫じゃ!






ほんと、悪魔のような監督すぎのである。


理解いただけただろうか。



捻挫=靭帯損傷。




わからないものが聞くと、名前だけで、えらくイメージが変わってしまうのである。



心の仕組みも、こんなふうに、勝手に複雑なものにイメージしてしまってないだろうか。

いろんな情報が入ってきて、それを何かに当てはめて、とんでもない複雑な自分を作ってないだろうか。


人って、普通に生きていても、多かれ少なかれ、心に傷を被っている。


人に言われた一言や、人にされたこと。


何気ない一言に、大きく心を傷つけることも、人が無意識にとった行動で、無性に傷つくこともある。


そして、自分の感情。


怒りや悲しみ、憎しみや欲。


そんなもん、普通に次々に顔を出してくるのが人間。


それを、


とんでもなく、大きな心の問題と捉えすぎてやしないかな。



人間って、意外にシンプルだよ。


幸せになりたいなら、笑ってなさい。


だけど、笑えない時もあるよね。


悲しみ、憎しみ、腹立ち、欲とかいっぱい。


そんな嫌な感情に包まれる時もあるよね。


だけど、それはそれでいいの。


その感情に包まれたら幸せになれないのではなくて、


その感情を、すぐに打ち消したらいいって言ってくれてるだけ。


すぐに、「あ、ダメ。この感情、うそうそ」

って、打ち消したらいいっていってくれてるの。


そういう習慣、そういう打ち消すって心の癖をつけていけばいいって言ってくれてるの。



そういう習慣を繰り返し、笑っているだけで幸せになれるってのが、約束された真実。


だけど。


小さい時に知らない間に押し殺していたそれらの感情。

打ち消せなかった、感情。


それらが、たいていの人の心の闇をつくる原因。


今、その押し殺していた感情にスポットを当てて、打ち消してやりなさいって、その方法教えてあげますよって、いろんな先生がいろんなアイテムを持ち出して教えてくださってるんだと思うの。


それが、「言ってみる」だったり、「その頃の自分と会話してみる」だったりするわけで。

そうやって、その頃の感情を打ち消しましょうって。


そして、その、

打ち消せなくて、打ち消せずに不本意な人生を作り上げてしまった人達が、それでも人生を変えたいのであれば、



損をする」だったり、「手放す」だったり、「思い描く」だったり。




今、そんなシンプルなことが、やけに複雑に捉えられてる気がするのは、すぎのだけなのだろうか。


もちろん。


そんなこと、今、この記事を読んでくださってる方は誰もがわかっていることなのだけど。


それでも、つらくて、つらくて、前が向けなくて。


何かがあると、これって、「自分の心の闇が原因?」ってまた悩んで。

もちろん、その心の闇と、今、真剣に戦っている人がいるのも事実。



だけど。



ほとんどの人は、


もう、それらすべてを乗り越えて、前も向けていると思う。



だったら後は、




自分がどうなりたいかを決める 



だけではないでしょうか。


どうなりたいか?


いや、特に。


今のまま、普通に暮らせたら…という方は、



毎日笑っていたらいいんじゃないかな?


難しいこと考えず。悪い感情打ち消しながら。




それでいいとすぎのは思う。





だけど。





たかが捻挫(悪い感情)。






ほっとくとえらい目にあうからね!







応急処置は確実に!







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