相変わらず、ちっとも集中できやしないすぎのです。
日曜日の今日、
朝からあんな記事を書いた理由は、まさしく、すぎのの集中を奪うソレのため。
それは息子の試合。
だけど、今日、高校に入ってからなぜかずっと背番号を貰い続けベンチ入りさせてもらってきた息子は、初の応援席組。
最後の甲子園予選前の大事な公式戦に、今、どんな思いでグランドを眺めているのかなあ、とか、悔しいのかなあ、とか、いやいや、あいつのことならめちゃ楽しんで大声あげて応援してんのかなあ、とか。
もうそれで頭いっぱい。
まあ、親として思うことはいろいろあるけれど、とにかく、100人近くいる部員の中で、リトルリーグも、シニアリーグも経験してない、ただのソフトボール、軟式野球しかやってこなかった自分が、ずっとレギュラーとして使ってもらえてた意味。
監督がずっと、結果の出てない自分を、周囲から反対されても使い続けてくれていた意味。
そして、
今、このタイミングでベンチ入りから外した、監督の思い。
もう諦められた。
と感じるのも。
最後まで、信じてくれてるからこそ。
と感じるのも。
それは自由。
ただ、
最後、すべてが終わった時に、
心から監督に「ありがとうございました」って言いいたいなら。
そっちを選択する自分であってほしいと思う。
とまあ、ただの親バカすぎの。
そして昨日は。
マネージャーから、「千羽鶴を折るのに協力してください」、と、三年生の家庭に25枚ずつの折り紙が配られた。
もちろん協力するさ。当たり前でしょ。
だけど、ジージ。そのお知らせを読んで、
「お前大丈夫か?」
と、ここんとこ、執筆のため食事以外部屋から出てこないすぎのの状況を考えてか、やけに心配そう。
なにさなにさ、「作家?なんじゃそりゃ、まだそんな夢みたいなことゆうてんのか」と、ちっとも理解を示さないジージも、なんだ少しは気にとめてくれてたようで。
そこで、すぎの。
「大丈夫や」
と、余裕の微笑み。
それぐらいの時間は作れるさ、と、なにげに親らしさをアピール。
すると、ジージ。
「よかったあ、お前でも、鶴、折れるんやな」
………。
てこらっ。
折れるわっ
折れるから!
