(11)レストランでは 「デートしてきたよ」 それを聞いてる先生は、ビール片手に黙って聞いている。
先生の事は、一緒に来ている友人には秘密にはしたくなかったのだ。すると彼女たち「いいわね 腕組んだ ?」
「靴履くときね・・それで、これ買ってもらったよ」 と足元を見せる。
完璧に女子高生になっていた涼子を見て 「うらやましいわ。せんせー、私たちには何をプレゼントしてくれるの?」
「そうだな、考えてくよ・・風呂行ってくる」 と立ち上がっていたのは、その気がないようだ。涼子も館内の温泉に入りたかったが、この格好で一人では無理があったので食事を終えると皆と一度戻る。
バンガローに戻ると、いろいろなことを忘れてしまうほど話が続き飲み交わす。女子高生らしくなってる涼子に「・・もし私が男なら、涼子に惚れちゃうわ」 と大笑いして楽しい旅行一夜を過ごしてくる。
バンガローで飲む時間がゆっくりと過ぎていくと「先生に惚れちゃたらどうするかな・・」 と照れながら告白もすると「そうしたらさぁ、もう少しスカート丈を上げたらいいんじゃない ?」
煽るが「・・・25年前だったらね」 笑いが絶えない。
彼女たちは、涼子を自分の分身として昔を連想しているように思えたのか「その格好でいると、私たちも高校生のような気分にして貰えるよ」
「悔しいけどさ、体型が使用前の体だからさ、私たちの分まで普段出来きない事をやってみてくれる ?」
「この格好でモール街に一人で立ってたらナンパされちゃうんじゃないの ?」
キャッーキャーとバンガローで騒ぐ。酔っぱらいの話しが永遠に続くように・・何もかも笑い飛ばしていた。すると車のドアの音がパタンと聞こえ、先生が戻って車内に明かりが点くと、1オクターブ声を下げて 「涼子お風呂は ?」
「少し酔ってるし明日の朝にするかな ?」外を見ると、ここからでもレストランの明かりが見えた「行ってらっしゃいよ、いい湯よ」 確かに汗ばむ身体はさっぱりとしたかったのと、24時間営業コンビニはその気にさせてくれたのだ。
「うん・・じゃ着替えて行ってくるかな」
「その格好でいいじゃないの ? 人生一度っきり」つづく