2024年3月議会一般質問
西宮でも学校給食の無償化を
学校給食費の無償化が全国でどんどん広がっています。すでに、全国では500近い自治体が給食費の無償化を実施しはじめています。最近では、東京都が都内の自治体が実施する場合、費用の半額を支援することを決め、京都府も府内自治体に支援しています。秋田県では、県が全県一律の無償化に踏み切ります。
兵庫県では、相生市、加西市、香美町、新温泉町が、小学校も中学校も無償化を実施。明石市とたつの市が、中学校で無償にしています。伊丹市は、この4月から、中学校の給食費を無償にします。こうして、学校給食の無償化は、さらに勢いを増して全国に広がっています。西宮でもぜひ実現させましょう。
給食費値上げ分の保護者負担転嫁を撤回し、
物価高騰対策の継続を
西宮市は、物価高騰対策の一つとして、一昨年の10月から翌年の3月まで学校給食を無償にしました。ところが、それを半年間で打ち切り、昨年の4月からは、給食費の値上げ分を市が負担したものの、給食費の保護者負担を復活させました。さらに、来年度の予算案では、市が給食費の値上げ分を負担していた、その市の負担をすべて打ち切って、保護者負担を増やすこととしています。物価高騰は、いまなお収まりません。家計は火の車です。災害級の物価高騰といわざるをえないような状況です。そのさなかに物価高騰対策をすべて打ち切ってしまう。まさに、情け容赦のない対応といわなければなりません。
このような保護者負担増の対応は撤回し、物価高騰対策を継続すべきです。