２月２９日、兵庫県立神崎工業高校の卒業証書授与式がありました。
同窓会を代表して、挨拶をいたしました
卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。保護者のみな様にも心よりお祝いを申しあげます。
卒業生のみなさん。「結果を出せ」ということがよく言われます。みなさん方はどうだったでしょう。一人ひとり、さまざまな「結果」があると思います。しかし、みんなの共通した、いちばん大きな「結果」は、なんといっても、この神崎工業高校を卒業するということにあります。この「結果」は、継続した数年間のねばりづよい努力なしには、決して出しえない偉大な「結果」です。
とくに、みなさんが過ごした時期は、コロナ禍の只中でした。他の世代とは違った困難と苦労がありました。それを乗り越えてのご卒業です。その一つひとつの努力を思い起こすと、卒業生のみなさんはもちろんのこと、保護者のみなさん方、先生方、の喜びも一入のものがあると察します。私たちも、いつにもまして、うれしくこの日を迎えています。
卒業生のみなさん。神崎工業高校で学んだ知識と知恵、また、人としての成長は、これからの人生の確かな糧となることは間違いないと信じています。
みなさん方が歩もうとするこれからの道は、さまざまな激動をかき分けて進んでゆく道です。その激動は、正面から立ち向かうならば、自らの力を鍛え上げてくれることでしょう。卒業生のみなさんが、これからも、たくましく、元気よく歩まれることを強く期待いたすとともに、晴れのこの良き日を祝し、お祝いの言葉といたします。