第28回党大会の報告と学習のつどい | 庄本けんじのノートブック

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第28回党大会の報告と学習のつどい

2020年2月4日

   はじめに

21世紀の新しい激動のなかで開かれた歴史的な党大会

 ・21世紀の新しい激動が起きている

   日本では 連合政権前夜の激動

   世界では 人権保障や多様性の尊重など、個人の尊厳が飛躍するための激動

  その激動の世界と日本を全面的に解明し、まるごとつかみ直したのが日本共産党の大会決定

 ・内外の来賓の党大会への感想

 

大会参加の前泊から大会開催の時間まで

 ・準備万端のスタッフや続々と集まる「時の人たち」

 ・午後1時開催 志位委員長の開会あいさつが終わると野党各党の来賓あいさつ

 

   野党連合政権をめざす新たな取り組み

各野党と会派、ゲストのあいさつ

 ・立憲 安住淳さん

 ・国民 平野博文さん

 ・社民 吉川元さん

 ・沖縄の風 伊波洋一さん

 ・碧水 嘉田由紀子さん

 ・ゲスト 中村喜四郎さん

 

日本共産党が果たしている役割

 ・提案と行動 16年参院選 17年総選挙 共闘から政権へ

   市民が状況を変え 野党が一体となり さらに市民の後押しで状況を変える

 ・安倍政権からの転換の3つの方向 = 共通の理念

   立憲主義の回復 暮らしの格差是正 多様性の尊重

   「意思の確認」 「政策の練り上げ」 「不一致点についての対応」

   連合政権の合意は可能

 ・推進力は草の根の力

   革新懇、総掛かり実行委員会 平和運動や労働組合運動

   日本共産党支部の活動 = 消費税5%への減税 憲法署名 ヒバクシャ国際署名

 

選挙で勝つ 野党共闘勝利と日本共産党の躍進 = 「二つの大仕事」

 ・「積極的支持者」を増やす

   「共闘時代に躍進をかちとるためには……

    『共産党だから支持する』という積極的支持者をどれだけ増やしていくかが勝負」(第1決議と報告)

 ・3つの強化方向を統一的一体的に取り組む

   共闘に真剣かつ誠実に取り組む 党独自の主張を堂々とつらぬく 日本改革の展望や未来社会論を語る

   「つどい」の開催がカギを握る

 ・強く大きな党をつくるために全力

 

   綱領の改定特徴とその意義について

中国に対する評価を綱領の規定でも明確にした

・中国の覇権主義の行動に対してはそのたびごとに厳しく批判してきた これからも変わらない

 ・行動があらわれたのは2008年ころから 政権の内部では抑えが効かない

 

20世紀から21世紀への世界の流れについての抜本的な見直し

 ・この問題を考えるとき二つの流れに注目する

   資本主義の体制がどのように変化してきたか 植民地体制の崩壊 大国の支配の崩壊

   社会主義の流れがどのように変化してきたか 科学的社会主義の誕生から今日まで

 ・社会主義の流れについて

   ①マルクスが提起したもの 人類の進歩は資本主義では終わらない

     資本主義の矛盾 根本的な解決は生産手段の社会化

     資本主義の害悪との日々のたたかい 社会的ルールの獲得 民主的規制

     資本主義の発展とその害悪とのたたかいが新しい社会の客観条件と主体的力量と条件を準備する

      「資本主義の高度な発展そのものが、その体内に、未来社会にすすむさまざまな客観的条件、

       および主体的条件をつくりだします」(綱領改定大会報告)

      客観的条件 「高度な生産力」「経済を社会的に規制・管理するしくみ」

      主体的条件 「国民の生活と権利を守るルール」「自由と民主主義の諸制度」「人間の豊かな個性」

     社会変革は段階的発展と多数者による多数者のための改革 政府のあり方は「民主共和制」

   ②ロシアの十月社会主義革命から今日までをふりかえって

     レーニンが指導した初期の段階 「真剣に社会主義をめざす一連の積極的努力が記録された」

                    「とりわけ民族自決権の完全な承認を対外政策の根本にすえた」

     レーニン死後の脱線

     ソ連などの「支配体制の崩壊は、社会主義の失敗ではなく…社会主義とは無縁な人間抑圧型の社会」

     中国の実態

     日本共産党の「脱線」や誤りとの生死をかけた闘争の歴史 マルクスの「復元」

 ・資本主義の流れについて

   ①「20世紀は、独占資本主義、帝国主義の世界支配をもって始まった……」

    「植民地体制は完全に崩壊」「それは世界の構造を大きく変え」た

   ②資本主義の矛盾 人類死活の課題 貧富の格差と気候変動

     「資本主義体制が二一世紀に生き残る資格を問う問題なっており…」

   ③21世紀の大局的な展望 「社会主義に前進することは、大局的には歴史の不可避的な発展方向」

 

   国際社会で起きている新しい課題に率先して挑もう

気候変動問題

 ・気候変動抑制のとりくみは人類的緊急かつ死活の課題 あと数年のとりくみが正念場

   「人々は苦しみ、死にかけ、生態系全体が崩壊しかけている」= グレタ・トゥンベルさん

   若者の真剣な訴えを聞く力を持たない政治家

   日本は「化石賞」を突きつけられた

 ・気候変動抑制の目標を達成しても深刻な減少が生じる

   気候変動による災害への対策

 

人権保障を拡大する課題

 ・第二次世界大戦後につくられた国際的な人権保障 国際人権規約 女性差別撤廃条約 子どもの権利条約…

 ・ジェンダー平等社会をめざして = 多様性を尊重する 少数者を排除しない 一人ひとりの尊厳を大切に

   ジェンダー平等とはなにかを学び実践する 自己改革の努力

 ・世界の構造変化による国連の役割変化 SDGS ミレニアム開発目標から持続可能な開発目標へ

 ・「日本会議」的復古主義

 

   日本共産党と人々との関係が激変

「日本共産党を除く」壁の崩壊 = 日本の政界と社会の「構造変化」

・一九八〇年の「社公合意」と一九九〇年前後の旧ソ連や東欧諸国の支配体制の崩壊よる「逆風」

  戦前戦後のあらゆる「反共」の嵐に立ち向かい、学んで、学んで、強く大きな党をつくる努力をしてきた

 

「壁」の崩壊は日本共産党の躍進と社会発展の新しい歴史的条件となる

・ローマ法王との関係

・有権者との関係の変化

  打って出てこそ知る変化

  若者とのあいだでは、そもそも「壁」はない

 

強く大きな党をつくるための新しい努力

 

以上